2003年1月の値動き

1月のチャート


12月最終週最終日12月27日(金)の終値 7224 ぴょん

1月第一週 [チャートの水色部分]
最終日12月30日(月)の終値 7441 ぴょん (先週比 217 ぴょん高)

12月27日金曜日夜、ミュージックステーションの年末特番である「MUSIX STATION SPECIAL SUPER LIVE 2002」を、テレビ朝日が放送。藤本美貴が「ロマンティック浮かれモード」を披露。松浦亜弥は、「Yeah!めっちゃホリディ」を歌いながら、客席のはるか上にある天井から、ゴンドラに乗って登場。ノースリーブ半ズボンの黄色いつなぎに、白のブーツ、頭にゴーグルというパイロット風の衣裳。大きな白い襟とペパーミントグリーンのベルトがアクセント。客席に降り立った後、正面のステージへ移動。自慢の美脚を見せながら、後半のフレーズを熱唱。モーニング娘。は、客席に伸びている花道の下から、「ここにいるぜぇ!」の前奏と共に登場。淡色のロングコートで、襟と袖に大きなレースの飾り。中世のヨーロッパ貴族風。「ここにいるぜ!」の前半部分を熱唱すると、コートを脱ぎ捨てて、ステージに移動。オレンジ系あるいはグリーン系のノースリーブの上着に、銀色の半ズボンで、へそだし。黒のハイソックスに黒の靴。ステージ中央でフォーメーションを作って、今度は「Do it! Now」。その後、再び「ここにいるぜぇ!」の後半部分を歌って終了。安倍なつみは、息が上がりすぎて、タモリとのトーク場面で、お腹を押さえて前屈みに。相当にきついステージだった様子。

12月28日土曜日夜、TBSで「モーニング娘。サスペンスドラマスペシャル」。二本立てで、最初のドラマが「三毛猫ホームズの犯罪学講座」。赤川次郎の同名小説が原作。私立の女子校が舞台。主役の安倍なつみは、父親が大物政治家で、女子大生ながら学園の支配者との設定。学園祭で起きた連続殺人事件を、原田龍二演じる刑事が、妹役の飯田圭織とペットの三毛猫ホームズと共に、解決していく話。安倍なつみが犯人と噂されるが、真犯人は、彼女の幼なじみで、かつて父親の秘書だった男性の娘である保田圭。安倍なつみが原田龍二に淡い恋心を抱いたり、殺人事件に麻薬取引が絡んでいたり、保田圭が親友を装いながら、安倍なつみに激しい憎悪を燃やしていたり、安倍なつみが嫌悪する父親は、実は、とても良い人だったり、理事長たちが、学園のスキャンダルを、すべて安倍なつみの仕業に見せかけていたり、とにかく状況設定が複雑で、筋を追うのが精一杯。頭を整理している間にドラマ終了。言いたいことがよく分からないという点で、ドラマ自体がサスペンス。看板に偽りなし。

次のドラマは「おれがあいつであいつがおれで」。原作は山中恒の同名小説。大林宣彦監督が「転校生」として映画化した作品。転校してきた女子高生役の吉澤ひとみが、幼なじみだった男子高校生と、心と体が入れ替わる話。なんとか元に戻そうと、二人で協力するうちに、相手の気持ちを思いやるようになり、惹かれ合っていく二人。「三毛猫ホームズ」とは打って変わって、単純明快な筋立て。男子高校生の妹役に紺野あさ美。天才理系少女との設定で、彼女の発明した装置で、二人の心と体が元に戻るなど、重要な場面に再三登場。飄々としたキャラクターを好演して、存在感を示した。

12月29日日曜日の夕方、おはスタの年末スペシャルである「ミニモニ。大盛りスペシャル!〜あらたなる旅立ち〜 全て見せますミニモニ。2002」を、テレビ東京が放送。劇場公開中の東映映画「ミニモニ。じゃムービー お菓子な大冒険」のストーリーを、メイキング風景と併せて紹介。最初と最後が実写、中間部分はアニメとなっており、実写部分にはCGが駆使されている。矢口真里がミニモニ。を脱退して、ハロプロキッズと新ユニットを結成する現実のハロプロ改編を、映画の中で説明する仕掛けになっている。ストーリーの紹介は非常に詳しく、映画を見る必要がないほど。

12月30日月曜日は、大納会で取引は午前中のみ。年末特番で、モーニング娘。のテレビ露出が大幅アップしたことを好感して、買いに勢い。先週末比217ぴょん高。株価が急伸して、今年最後の取引が終わった。


1月第二週 [チャートの青色部分]
最終日1月10日(金)の終値 5305 ぴょん (先週比 2136 ぴょん安)

12月31日火曜日夜、NHK総合で「第53回紅白歌合戦」。トップバッターは藤本美貴で、「ロマンティック浮かれモード」を披露。赤いドレス、頭に長い羽根飾り。歌の途中から、モーニング娘。の4期5期メンバーが、バックダンサーとして登場。全員が白いワンピースに白いブーツ。加護亜依と辻希美が藤本のすぐ後ろの左右に。これが第一列。二列目は、左から、新垣里沙、石川梨華、高橋愛。三列目は、紺野あさ美、吉澤ひとみ、小川麻琴。二列目と三列目が、途中で入れ替わって、お人形さんのような可愛らしいダンス。藤本美貴より、バックダンサーの方に目が行くステージ。

紅白恒例の余興は、懐かしのアニメソング特集。ミニモニ。が「ひょっこりひょうたん島」のテーマを歌う。安倍なつみは、お下げ髪に、白いブラウス、赤いスカートの小学生ファッションで、「ひみつのアッコちゃん」。21歳の大胆な挑戦。その後、「キューティーハニー」のテーマにのって、飯田圭織、藤本美貴、石川梨華が登場。飯田は、白と赤のつなぎ服。藤本は、キューティーハニーの衣裳で、金髪のかつらに、黄色と白のワンピース、白のブーツ。石川は、紺色のスチュワーデス姿で、お尻を大胆に振って、ハニーを熱唱。17歳にも関わらず、見上げたプロ根性。

歌合戦に戻って、松浦亜弥登場。司会の有働由美子アナウンサーが「めっちゃホリディ」と曲を紹介。有働アナの曲名省略にも動揺せず「Yeah!めっちゃホリディ」を歌い出す松浦。フリル一杯の赤いスカートに、黄色い上着で、へそ出し。黄色の長手袋に、黄色の山高帽。黄色づくし。メロン記念日が、途中からバックダンサーとして登場。

モーニング娘。は、「ここにいるぜぇ!」。各自、色の違う大きなスカートに、それと同系色の上着。頭には、ティアラもしくは帽子。途中、バックダンサーの集団に隠れて、全員が金色の上下に着替え。フォーメーションを作って「そうだ!We're ALIVE」。歌い終わると、再び、「ここにいるぜぇ!」。曲の途中に、別の曲を入れる演出は、落ち着いて歌を聞けないので、再考の余地あり。

深夜から明け方に渡って、TBSで「CDTVスペシャル 超豪華年越しライブ 2002→2003」。松浦亜弥は「草原の人」と「Yeah!めっちゃホリディ」を披露。藤本美貴は「ボーイフレンド」。モーニング娘。は、「Do it! Now」と「ここにいるぜぇ!」。こちらは、紅白と違い、二曲を順番に熱唱。途中に別の曲を入れるより、ずっと聴き易い。しかし、一曲を、じっくりフルバージョンで聴かせるのも、一つの方法。

元日の午前10時から、日本テレビで「ウンナンVSモーニング娘。 激突視聴率獲得サバイバル 生でハッスル挑戦テレビ」。6時間近くに及ぶ生放送。モー娘。の12人が内村組と南原組に分かれて、クイズや駅伝などで対決。番組が独自に調査している瞬間視聴率で、最高を取った方には、大幅加点の特典。勝ったチームには、賞金100万円と車一台の豪華賞品。まず、晴れ着のままで、「ここにいるぜぇ!」。ハイキックなど、いくつかの動きは制約されていたが、腕の振りはシャープで、ジャンプも高く、見事なダンス。モー娘。のパーフォーマンスの高さを見せつけた。クイズ対決では、「イタリアの首都はどこ」の問題に、内村チームの新垣里沙が「ジュマペール」と謎の答え。ちなみに飯田圭織の答えは「ロンドン」。紺野あさ美は「パリ」。石川梨華が「ローマ?」と書いたものの、自信なく、正解と聞いて大喜び。「一万円札に肖像画が描かれている人物は」に対して、飯田「福沢アナ」、新垣「なつめそうさく」、石川「ふくざわよきち」、紺野「なつめそうせき」。飯田は、名前が出てこなかったのではなく、受け狙いだったのだと、信じたい。「挑戦」という番組コンセプトを背負って、矢口真里、加護亜依、辻希美が、12.5メートルの巨大フラフープに挑戦。30秒間回し続ければ、世界記録。矢口、加護は失敗したものの、辻が見事に成功。辻希美の名前が、ギネスブックに載ることに。辻がフラフープを回している間、視聴率もぐんぐん上昇して、最高視聴率を記録。これが効いて、内村チームが優勝。長時間の番組だったが、その割には間延び感が少なく、比較的良好なバラエティに仕上がっていた。

2日木曜日夜、フジテレビで「第40回 新春かくし芸大会 2003」。モーニング娘は、番組40回を記念して、12人全員が晴れ着を着て、連続40回長縄跳びに挑戦。これがオープニング演目で、その後に、メインのかくし芸が始まる段取り。しかし、別スタジオで縄跳びを始めるも、なかなか成功せず。やむなく、かくし芸大会を開始、その後、番組途中で、何度も挑戦するが、ことごとく失敗。モー娘。から、「40回は辛いので25回にしてくれませんか」(加護)、「本当に番組は40回目なんですか」(加護)「編集じゃダメですか」(辻)などの言葉。それを聞いて苛立ってくる、メインスタジオの司会者側タレント達。雨上がり決死隊の宮迫博之が、矢口真里に「(辻と加護に)そんなことを言わしたらアカンやろ」とダメだし。それを聞いた矢口は、「スカシ芸の人にそういうこと言われたくないですね」と、逆ギレ。激怒する宮迫。険悪な雰囲気になるモー娘。と司会者たち。結局、全てのかくし芸が終わってから、モー娘。がメインスタジオに登場。エンディング場面で、見事に40回連続長縄跳びを成功。すかさず集まって、「かくし芸大会はじまるよ〜」。モーニング娘。を、オープニングからエンディングまで引っ張って、チャンネルを変えさせない手法。やり方はあくどいが、モー娘。のいじり方としては上手で、バラエティ的にはハイレベル。さすが、フジテレビ。

かくし芸と同じ時間帯に、テレビ朝日で「想いでの曲すべて見せます! BEST SONG 2003」。松浦亜弥が出演して、藤井隆とトーク。三歳の頃に、光GENNJIの「パラダイス銀河」をミュージックステーションで見て、衝撃を受け、自分も歌手になろうと思ったと告白。これが普通の人の発言なら、「三歳の時に見たテレビの内容を覚えている筈ないでしょ」と突っ込むところだが、相手はアイドルサイボーグあやや。お母さんのお腹にいる頃、アイドルになることを決心したと言われても、「そんなこともあるかも知れない」と納得してしまう迫力。歌は「草原の人」。天国にいる美空ひばりは、かつて自分が作った詩を歌っている松浦を見て、何を思うだろう。

4日土曜日の午後、テレビ東京の加山雄三スペシャルに、後藤真希が出演。加山雄三往年のヒット曲「君といつまでも」を、カバーして歌っているというつながり。歌の前に、加山と短く薄いトーク。加山からミュージカルの話題を振られて、舞台設定を何となく説明する後藤。せめて、「2月5日から、ル・テアトル銀座で始まります。見に来て下さいね」と、アピールして欲しかった。夜、フジテレビで「志村けんのバカ殿新春スペシャル」。ミニモニ。が少しだけ出演。

同日深夜、TBSで「CDTV お正月スペシャル」。2002年の月間TOP5での、モーニング娘。関係の活躍は以下の通り。1月、「ミニハムず 愛の唄」が5位。2月、松浦亜弥「。桃色片想い。」が5位、「ミニモニ。ひなまつり!」が3位。3月、「そうだ!We're ALIVE」が2位。7月、ハッピー。7「幸せビーム!好き好きビーム!」が5位、セクシー8 「幸せですか?」が4位。8月、「Do it! Now」が2位。11月、「ここにいるぜぇ!」が5位。今年の抱負を俳句に詠むコーナーに、後藤真希、松浦亜弥、モーニング娘。、藤本美貴が登場。モー娘。の句は、飯田圭織が代表して作ったもので「ひつじ年 ウチ(モーニング娘。)にいるのは つじのぞみ」。飯田が詠み終わった後に、辻が「めぇ〜」。見事な「めぇ〜」。句の意味は不明。最高傑作はソニンの句。「今年こそ 松浦亜弥を 追い抜くぞ」。

5日日曜日、テレビ東京で「ハローモーニング。」。今回から、時間を45分から60分に拡大。「ハロモニ。 劇場 バスが来るまで 〜新春スペシャル〜」では、白い羊のぬいぐるみを着た辻希美扮する「ひ辻」が、8月以来の登場。ハロモニ。女子学園の生徒である高橋愛のペットという設定。家を脱走してきた「ひ辻」は、喫茶店前に置いてある、ディスプレイ用のホットドッグを食べて、「うめぇ〜」。次に、吉本興業の芸人、島田珠代が小学生役で登場。私生活で親交のある保田圭と、漫才を披露。その後、保田圭に振り回されて、セットの壁に激突。新喜劇仕込みの凄みのある「当たり芸」。プロのお笑い舞台芸人の迫力に煽られて、保田圭も、かなりのスピードで壁に衝突。その後、石川梨華も、ひ辻に振り回されて、壁へ強烈な体当たり。起きあがって、「あっ、ボインボインボイン、リカですリカです、うっひょーうっひょー、男なんてシャボンだまぁー」。島田珠代の芸を真似たものだが、アイドル的バラエティの枠を遥かに飛び越して、お笑い芸人ですら、二の足を踏むレベルの捨て身芸。ここまでやる石川梨華に、激しく感動。紅白歌合戦のキューティーハニーと併せて、「アンタ凄いよ」と誉めてあげたい。ぬるさに定評のあるハロモニ。劇場が、島田珠代が一人入っただけで、当たり芸中心の吉本新喜劇に、あっと言う間に大変身。モーニング娘。の飲み込みの速さと、プロ根性を見せつけられた。

6日月曜日は、新年最初の取引である大発会。年末年始のテレビ大量露出から、モーニング娘。の人気を市場が再確認。買いが堅調で、前年末比238ぴょん高。順調な滑り出しとなった。

7日火曜日の朝、「藤本美貴が6期メンバーの一人として、モーニング娘。に加入」とのニュース。午前9時に取引が開始されるが、この衝撃的なニュースを受けて、市場は張りつめた空気に覆われた。午前中は、小規模な売り買いが、神経質に交錯する状態で、ほとんどの投資家は模様眺め。しかし、午後に入って、売りが徐々に買いを圧倒。株価下落の傾向が見え始めた時点で、売り注文が急増。売り、売り、売りと、売り一色の展開で、株価は急落。やがて買い手が見つからず、しばらく値が表示さない事態に。再表示されると、その間に、1000ぴょん以上、値下がりしたことが判明。この数字が、さらに売りを加速。市場運営部は、正規の終了時刻を待たずに、午後2時30分頃に、取引終了を宣言。前日比1532ぴょん安の大暴落。株価は、一日で20%値下がりして、6000ぴょん台前半にまで下落。

火曜日夜、テレビ東京「MUSIX!」で、6期オーディションのこれまでの進行状況が説明された。12417人の応募者から、一次審査で34人、二次審査で5人に絞り込み。視聴者投票の結果と併せて、現時点で3人が選ばれており、合宿による最終審査を行うと、つんく♂が発言。1月19日日曜日のテレビ東京特別番組で、合格者の発表が行われるとのこと。同番組では、藤本美貴加入の経緯も、放送される予定。つんく♂は、当初、6期加入者は一人、もしくは二人、としていたが、ここにきて、藤本美貴と合わせて、全部で4人になる可能性も出てきた。

火曜日深夜、市場運営部は、「株式売買を適正化して、投資家の利益を守るため」に、次の三つの特別売買制限を実施すると発表。第一に、株価大幅下落での取引停止の目安を、従来の20%下落から10%下落に圧縮する。第二に、新しい注文に関して、値段指定のオプションを停止する。第三に、一度出された注文のキャンセルに対して、売買手数料の100%にあたる額を、キャンセル料として徴収する。但し、第一に関しては、来週末である17日金曜日まで適用。第二と第三については、8日水曜日に出された注文のみに適用して、9日木曜日以降の注文には適用しないとのこと。市場運営部は、投資意欲を減退させるものとして、これまでは、このような売買制限を極力避けてきた。実際、8月の「暗黒の金曜日」も、10月の「悪夢の金曜日」でも、翌営業日に制限を課さなかった。しかし、CDセールスが、長期低落傾向から抜け出られず、ハロプロ改編にもプラス効果がない現在、市場運営部は、モーニング娘。銘柄が弱体化してきていると判断。今回の「ミキティ加入売り」を乗り越えられないと考えて、禁じ手を使ったものと見られる。

8日水曜日は、先物売買契約に伴う利益確定の買いがいくつかあり、午前中、株価は少し上昇。しかし、新しい注文は、売り買いともに、ほとんどなし。午後に入ると、動きが止まり、異様な静けさの中で取引終了。結局、前日比25ぴょん高。売買制限が効いて、記録的な薄商いとなり、株価下落は一時的に停止。

9日木曜日は、特別売買制限の第二第三が解除され、再び売りが活発化。オーディション合格者のみをメンバーにするのは、モーニング娘。人気を支えてきた重要な仕掛けであるとの認識から、今回の藤本美貴加入を批判する意見が続出。加えて、6期メンバーの合流が、4月以降になるとの情報も、大きなマイナス要因との指摘。合格者名の発表直後に合流させて、出来るだけ早くCDを発売しなければ、新メンバーへの期待感や藤本美貴加入騒動のインパクトが、セールスに結びつかないとの声が多数。これらの批判が売りを加速。午前は、282ぴょん、午後は、192ぴょんの値下がりで、前日比474ぴょん安。株価は遂に5000ぴょん台に突入。それでも、売買制限の再発動を警戒してか、あるいは、市場心理が若干沈静化したためか、水曜日のような投げ売り状態にはならず。

10日金曜日も、「ミキティ加入売り」は止まらず。年末年始の特別番組が一段落して、モーニング娘。がほとんどテレビに出ていないことや、新曲発売の予定が近日中にはないことで、買いを呼び込めず、値下がりに歯止めが掛からない状況。前日比372ぴょん安。

年末年始の活躍を好感して、月曜日の大発会では値上がり。今年の取引が順調に始まったかに見えた。しかし、藤本美貴のモーニング娘。加入の情報が流れると、火曜日に1500ぴょん以上の大暴落。株価は一気に6000ぴょん台に突入。事態を重く見た市場運営部は、水曜日に異例の売買制限を実施。それでも「ミキティ加入売り」の流れは止まらず、木曜日に、5000ぴょん台突入。金曜日も続落して、5000ぴょん台前半へ。この一週間で、株価が30%も下落したことになり、2003年の取引は、最悪の形で始まった。


1月第三週 [チャートの黄色部分]
最終日1月17日(金)の終値 5351 ぴょん (先週比 25 ぴょん高)

12日日曜日のテレビ東京「ハローモーニング。」で、「ハロモニ。体内時計選手権」。目をつぶって10秒を数えるバトルでは、紺野あさ美が13.34秒のモーニング娘。ワースト記録を叩き出す。紺野が1秒と感じる時間は、実際には1.334秒であり、「紺野は時間の流れがゆっくり」(保田圭)であることが証明された。ベスト記録は、高橋愛の9.82秒。性格的に納得出来る結果。今回、新コーナー「投稿!笑わん姫。」がスタート。後藤真希扮する、めったに笑わないお姫様を、賢者である矢口真里と吉澤ひとみが、投稿作品を基に笑わせようとする企画。ライトグリーンのドレスを着て、頭にティアラを載せた後藤が、椅子に座って矢口と吉澤の一発芸を鑑賞。アイデアそのものは、かなり古いが、投稿作品の質が良ければ、ヒットする可能性あり。今後に期待。

連休明けの14日火曜日は、先週からの「ミキティ加入売り」の流れが続き、先週末比219ぴょん安の値下がり。下げ幅は縮小しつつあるものの、依然として、厳しい軟調相場。

火曜日夜、テレビ東京「MUSIX!」にて、6期オーディション最終選考会へ進んだ3人を、テレビ初公開。一人目は、東京都の中学二年生、亀井絵里さん14歳。爽やかな感じのする少女。つんく♂のコメントは「本人が持っているもの、スター性というか、強いものを感じた」。二人目は、福岡県の中学一年生、田中麗奈さん13歳。歌が上手で、おしゃれ。可愛いい顔立ちながら、一癖ありそうな印象。つんく♂評は「毎回良くなっていく。過去のモーニング娘。の合格していく理想の人たちにすごく近いパターン」。三人目は、山口県の中学一年生、道重さゆみさん13歳。色白で、目鼻立ちのはっきりした、超美少女。歌は、音程外しまくり。つんく♂曰く「正直、歌は全然上手じゃないですけど、マイクに向かう姿勢、目線、眼差し、彼女が向いている方向は、力強いものを感じた」。キーワードは「向」。つんく♂の意図は不明。この3名だけで、3日間の合宿に入り、その後、最終合格者決定。

15日水曜日、6期メンバーの輪郭が見え始めたことを好感して、久しぶりに買いに勢い。一方、最終候補者の中に、視聴者人気投票トップの人が入っておらず、テレビでの約束が反故にされた形となり、批判が殺到。制作者への不信感から、売りの勢いも活発で、売り買いが激しいもみ合い。しかし、新人加入によるセールス上昇への期待感が強く、買いが、売りを若干上回って、前日比85ぴょん高。小反発ながら、ようやくの値上がり。相次ぐ約束違反から、制作者のモラルハザードを指摘する声は大きいものの、6期効果への期待感が、それを抑える結果となった。

17thシングルのタイトルが「モーニング娘。のひょっこりひょうたん島」に決定。2月19日水曜日発売予定。NHKテレビ放送50周年記念のテーマ曲であり、「みんなの歌」で流されるとのこと。NHKとのタイアップは、歌手としては、これ以上ない程のアドバンテージ。そのため、16日木曜日は、前日からの買いが加速。午前、午後、共に値上がりして、前日比147ぴょん高。

17日金曜日は、材料乏しく薄商い。「ミキティ加入売り」「不信売り」「6期買い」など、ひとまず休止。前日比12ぴょん高。結局、株価続伸。

先週からの「ミキティ加入売り」が持ち越され、連休明け火曜日も値下がりして、株価は5100ぴょん台まで下落。その夜、6期オーディション最終審査参加者3名が公開され、期待感から水曜日は久しぶりに反発。17thシングルの詳細が判明して、買いを加速させ、木曜日、金曜日は続伸。その結果、5300ぴょん台まで値を戻し、4000ぴょん台突入は辛うじて回避された。


1月第四週 [チャートのピンク色部分]
最終日1月24日(金)の終値 6183 ぴょん (先週比 832 ぴょん高)

17日金曜日、フジテレビのスペシャル番組「さんまdeアミーゴ・今夜はあなたとスペシャル」に加護亜依と辻希美が出演。「独身のさんまさんに料理を作ってあげたい」のタイトルで、辻加護の料理対決。加護は「食べてビックリ亜依情ハンバーグ。」。肉をハート型にまとめるところまでは順調だったが、火が怖くて、フライパンに載せたり裏返したりで大騒ぎ。それでも、何とか焼き上げ、リンゴソースをかけて完成。仕事に超多忙な14歳にしては、上出来。一方、辻は「のんストップうどん。」。たれと称して、いきなり黒砂糖、ハチミツ、水飴を混ぜ始める辻。不安気なさんまを横に、あと三四分で出来ると平然。リンゴ、イチゴ、柿などを、飾り模様を入れながらカット。意外な器用さに、さんまが感嘆の声。パイナップルの中をくり抜き始め、そこにうどんを入れて完成。甘いたれをつけて食べたさんまが、「おいしい」と絶賛。いわゆる「デザートうどん」で、アイデア、簡単さ、大胆さなど、辻らしさ爆発。加護のハンバーグは、芯がやや生焼けで、勝負としては辻の勝ち。くいしん坊イメージの強烈な辻が、料理上手という新たな一面を見せた。

19日日曜日昼、テレビ東京で「ハローモーニング。」。これまでの名珍場面とNG場面の総集編。その夜、同チャンネルで「LOVE オーディション モーニング娘。新メンバー大決定!!!」。6期オーディション最終選考の特別番組。スタジオで「ここにいるぜぇ!」を歌った後、そのまま、メンバー全員でVTRを見ながら番組が進行。司会は徳光和夫。まず、年明け早々に発表された、藤本美貴のモーニング娘。加入について、その舞台裏を公開。紅白歌合戦終了後、つんく♂に呼び出され、モー娘。加入を告げられた藤本の第一声。「ソロではなくなるってことですか?ハーすごい。何それ。へっ、へっ、へっ、へっ。エーー、ソーなんですか」。動揺して、頭の整理がつかない様子。このVTRが流された後、藤本がスタジオに登場して、モー娘。に合流。

VTRの続きは、最終選考に残った、亀井絵里さん、田中麗奈さん、道重さゆみさんの三人が、山梨県河口湖で行った合宿の模様。課題は二つ。「Do it! Now」のダンスを、三人で完成させること、メロン記念日の新曲「赤いフリージア」をレコーディング可能なレベルにまで歌えるようにすること。合宿は三日間だが、初日は夜に現地到着で、実質的には二日間。二日目の朝、夏まゆみ先生によるダンスレッスン。生まれて初めてのプロによるレッスンの上、回りにはカメラや大人のスタッフがずらり。極度の緊張から、「はい」「いいえ」の返事すら出来なくなってしまう三人。返事をするようにと、辛抱強く諭す夏先生。「(返事をすると) 約束できますか?」。それでも、「はい」の返事がなく、ついに帰り支度を始める先生。慌てて「約束できます」と駆け寄る三人。ダンス以前のレッスンで、タイムオーバー。

午後からは、菅井英憲先生による歌のレッスン。亀井さんは、歌詞が曲より早めに出てくる「前のめり」の矯正が課題。「ブレス、ブレス」と怒鳴る先生。田中さんは、三人の中では最も歌が上手く、本人も自信あり。まだまだプロレベルではないと悟らせるために、菅井先生がダメだし連発。しかし、度胸も一級品で、あまり効果なし。確かに、彼女の歌は、現段階でも、アイドルとしては十分にプロレベルで、自信を持つのも当然。そこで、今度は情に訴える戦法に。「私はモーニング娘。がすごく好きなの。そこに新しく入ってくる人を育てたいの」「音楽をなめないで下さい」「みんなあそこで歌ってる人たちが、どれだけ毎日大変なレッスンしているか、あんたには分からないでしょ」「自分が (モーニング娘。に) なりたくて来たんでしょ」。説教している内に、自分の言葉に酔って、涙を流す先生。スタジオでは、矢口真里が号泣。先生の涙が効いたのか、話に頷き始める田中さん。日本的ウェット教育の真骨頂。別名、茶番劇。道重さんは、音程通り歌えないため、まず発声練習から。ピアノの音に合わせて、猫のように「ニャーオ」と発声。だんだん音程を上げながら「ニャーオ」「ニャーオ」「ニャーオ」。もっと大きな声を出せと「ニャーオ」「ニャーオ」「ニャーオ」と怒鳴りまくる先生。スタジオでは、先生の迫力に押されて、辻希美も「ニャーオ」「ニャーオ」「ニャーオ」。合宿二日目、レッスン初日は、心技体ともに未熟であることを、三人に分からせることに成功。番組を見ている方は、味が濃すぎて、お茶漬けが食べたくなる。

合宿三日目は、本格的なレッスンへ。前日のダメ出しが効いたのか、休み時間も練習に打ち込む三人。ダンスも歌も、みるみる向上。ダンスは、その日のうちに「Do it! Now」の完成形をビデオに収録。これが、最終選考の一つの資料。歌のレッスンでは、道重さんが、音程を外さずに歌えるところまで急成長。菅井先生の口元にも笑み。歌の最終選考資料は、後日レコーディングスタジオで収録のため、合宿はここで終了。返事すら出来なかった三人が、積極的にレッスンに取り組むまでに変化。夏先生の忍耐力と菅井先生の熱血指導の成果。

VTRは、いよいよ、つんく♂による最終審査の場面へ。緊張が高まり、落ち着かなくなるモーニング娘。。合宿でのダンスと、その後レコーディングした歌の映像を見たつんく♂は、「ええんちゃう、OK」。これが、三人合格の合図。テレビ局に集められた三人に、そのことが伝えられた場面でVTR終了。いよいよスタジオに三人が登場。吉澤ひとみの腕にしがみつく辻希美。沈没寸前。頭を前後に振り始める小川麻琴。意味不明の動き。どこから出てくるのか、スタジオを眺め回す新垣里沙。目つきが異様に鋭く、ちょっと男前。音楽とともに、舞台正面の壁が上がって、三人が登場。向かって左から、亀井絵里さん、田中麗奈さん、道重さゆみさん。舞台中央に進み出て、右端に、藤本美貴が合流。6期メンバー4人の揃い踏み。現メンバー12人と一緒に並ぶと、安倍なつみが「多いですぅ〜、あの〜すご〜いな〜」。新メンバーの挨拶。亀井さん「これから大変だと思うけど、自分らしさをいっぱい出して、頑張りたいと思います」。田中さん「明るく元気に暗くならないように、自分を出して頑張りたいと思います」。道重さん「早く仕事にも慣れて、メンバーとも仲良くなって、毎日楽しく一生懸命頑張ります」。春のコンサート最終公演である5月4日5日に、保田圭卒業と入れ替わりで、6期4人がモーニング娘。に本格参加とのこと。従って、5月以降、モーニング娘。は15人編成へ。

20日月曜日、6期メンバー加入を評価して、買いが殺到。午前、午後ともに200ぴょんを越える大幅値上がりで、前日比475ぴょん高。21日火曜日も、買いが堅調。前日比187ぴょん高。

火曜日夜、テレビ東京で「MUSIX!」。「リストランテM。」のゲストは、愛内里菜。三択ジェンヌは、加護亜依、新垣里沙、吉澤ひとみ、矢口真里。吉澤が勝ち抜いて、超高級マグロ寿司をゲット。マグロをほう張る愛内、吉澤とギャルソンの石川梨華を見て、悶絶する矢口。「石川さん、そろそろ帰ってもいいですか?ここにいるが、あまりにも辛くて」。そこに、アンソニー登場。手に持ったお盆には、プリンに醤油をかけた、なんちゃってウニ。案外美味しいかもと、プリンを食べ始める、加護、新垣、矢口。一口入れた途端に、三人ともまずさに驚愕。飲み込めずに、なぜか走り回る加護。負けジェンヌには、とことん厳しい主義。「リストランテM。」は、毎回レベルを維持している一方、その他のコーナーには、見るべきものなし。「MUSIX!」には、根本的な改革が必要。

22日水曜日、23日木曜日ともに、買いの勢いが衰えず値上がり。それぞれ、前日比165ぴょん高、72ぴょん高。24日金曜日は、利益確定の売りが出て、前日比67ぴょん安。値下がりするが、小幅。

19日日曜日に6期オーディション最終選考の特別番組が放送され、市場は一気にお祝いムードで、買いが堅調。翌20日月曜日は、500ぴょん近い大幅値上がり。その後も、木曜日まで4日連続で値上がりして、6000ぴょん台を回復。先週から数えると、7営業日連続株価上昇。ご祝儀相場ではあるが、オーディション合格者3人のタレント性が高く、大型新人への期待感が、買いを下支えした。


1月第五週 [チャートの灰色部分]
最終日1月31日(金)の終値 6607 ぴょん (先週比 424 ぴょん高)

25日土曜日、日本テレビ「さんま・所の乱れ咲き花の芸能界 オシャベリの殿堂 (秘) 豪華爆笑版」に、ミニモニ。と高橋愛が出演して、明石家さんま、所ジョージとトーク。矢口真里が、ホテルに泊まるときは、必ずマッサージのおばさんを呼ぶと告白。おばけが怖くて、一人では寝られないのが理由。さらに、電気とテレビはつけっぱなし。自宅では、音楽をかけっぱなしの上、以前は、ミラーボールまで回っていたとのこと。お化けが怖いということより、そんな状況下でも、ぐっすり眠れる剛胆さに感嘆。辻は、ホテルの廊下で、小さい子供の顔だけが浮かんでいるのを見たと、恐怖体験を披露。部屋でじっとしているのが苦手なので、廊下ででんぐり返しをしていて、エレベーターホールの曲がり角で見たと。さんまが「何で部屋でぐるぐる回らないの」と訊くと、「廊下は真っ直ぐだから、いっぱい回れるんですよ」。深夜に、ホテルの廊下で、延々とでんぐり返しをする少女。間違いなく、お化けより怖い。その現場には、加護亜依も居たらしく、この二人のナイトライフが偲ばれる。同日深夜、NHK総合「ポップジャム」に後藤真希。ユーミンの荒井由実時代の名曲「卒業写真」をカバー。

26日日曜日、テレビ東京「ハローモーニング。」で、先週放送された「LOVE オーディション モーニング娘。新メンバー大決定!!!」の舞台裏を紹介。特番収録日、朝テレビ局に来るところからモーニング娘。と初対面するまで、オーディション合格者三名に密着して、表情を取材。三者三様の性格が出て、新人の宣伝としては成功。番組最後に、メロン記念日が新曲「赤いフリージア」を披露。合宿の課題曲になった歌。

同日夜、日本テレビ「さんまのスーパーからくりTV」に、保田圭、石川梨華、小川麻琴が出演。投稿ビデオやVTRを見ながら、クイズに答える番組で、三人はモーニング娘。チームとして参加。しかし、他の出演者が、関根勤、西村知美、渡辺正行、うつみ宮土里で、バラエティ慣れしたベテランということもあって、モー娘。チームは、正解を当てるチャンスも、ボケるチャンスもなし。結果として、出演した意味ゼロ。不利なシチュエーションであることは確かだが、どんどんしゃべって、前に出て欲しい。

27日月曜日は、モーニング娘。が明石家さんま関連のバラエティ番組に出始めたことを好感して、買いが堅調。先週末比108ぴょん高の値上がり。音楽関係セールスが落ち込んでいる現在、バラエティ番組での露出を増やして、知名度を維持する戦略を市場が期待していることの表れ。

28日火曜日、市場が開く前に、モーニング娘。が今秋から、「さくら組」と「おとめ組」に二分割されるとの報道。「さくら組」は、リーダーが安倍なつみで、矢口真里、吉澤ひとみ、加護亜依、高橋愛、紺野あさ美、新垣里沙、亀井絵里の8人。「おとめ組」は、リーダーが飯田圭織で、石川梨華、辻希美、小川麻琴、藤本美貴、田中れいな、道重さゆみの7人。紅白歌合戦やハロプロコンサートには、従来通りの15人編成で臨むとのこと。6期メンバーの田中麗奈は、同名のタレントがいるため、芸名を「田中麗奈」ではなく「田中れいな」とすることが、同時に発表された。

二分割の情報を受けて、午前中、一部投資家が売りを活発化。秋のコンサートツアーも、二つに分かれて行うとの情報が、マイナス材料と見られた模様。しかし、市場の大部分は、歌詞のパート割りやカメラ割りを考慮すると、分割は自然な流れと受けとめており、比較的冷静。午前中は、下げたものの、午後に買い戻しがあり、前日比7ぴょん安。

火曜日夜、テレビ東京で「MUSIX!」。「リストランテM。」は、DA PUMP がゲスト。「とんかつ まい泉」の極上ヒレかつを目指して、辻希美、小川麻琴、保田圭、安倍なつみが三択クイズに挑戦。第一問は、「DA PUMP のメンバーでいないのは、(A) メンバーの名前を間違えるメンバー (B) 銀行の通帳がマイナスのメンバー (C) 毎朝牛丼を食べているメンバー」。辻は、朝、牛丼を食べて気持ち悪くなったという実体験を基に、「C」を選択。一方、保田は、朝から牛丼食べる派で、しかも卵かけ牛丼。それで「A」を選択。正解は「C」。辻希美、コーナー始まって以来の初正解で、大はしゃぎ。しかし、安倍なつみも正解で、勝負は二問目に移り、ここで辻、惜しくも敗退。ごちそうの初ゲットはならず。

29日水曜日は、午前中、薄商い。お昼に、TX (テレビ東京系列) が「MUSIX!」の番組打ち切りを決定したとの情報。原因は視聴率低迷というのが、市場関係者の一致した見方。テレビ局内部では、9月の後藤真希卒業スペシャルで、数字を取れなかったことが、特に問題になったらしい。この情報を受けて、午後から、買いに勢いが出て、前日比156ぴょん高。低視聴率の番組に、超多忙なモーニング娘。を拘束するのは、イメージ的にも効率的にもマイナスとの認識が以前から強く、「MUSIX!」中止はプラス材料と受けとめられた。この日、松浦亜弥の2thアルバム「T.W.O」が発売開始。

30日木曜日も、買いが堅調。午前、午後ともに値上がりして、前日比156ぴょん高。株価続伸。

31日金曜日は、小規模の売り買いが交錯する展開で、前日比11ぴょん高。

6期オーディション合格者三人への期待感から、今週も買いが堅調。火曜日に、モーニング娘。二分割構想が発表され、一部に売りが出るも、概ね歓迎ムード。水曜日には、テレビ東京「MUSIX!」の打ち切りが判明して、買いが加速。5営業日中、4日値上がりで、先週からの硬調相場が安定感を見せ、株価は6000ぴょん台後半まで上昇。


1月の概況

年末年始の特別番組により、モーニング娘。のテレビ大量露出となり、大納会、大発会ともに、値上がり。しかし、大発会翌日の7日火曜日に、藤本美貴のモーニング娘。加入が発表され、売りが殺到。市場運営部は、異例の売買制限を実施するが、「ミキティ加入売り」の勢いは止まらず。株価は7600ぴょん台から5100ぴょん台へ落ち込み、一週間で30%を越える大暴落。しかし、中旬に入って、6期オーディション最終選考会である合宿に臨む3人が発表され、新メンバーへの期待感から、株価反発。19日日曜日のスペシャル番組で、3人のタレント性の高さが明らかとなり、全員合格の結果が、「6期期待買い」を加速。下旬には、モーニング娘。分割構想とテレビ東京「MUSIX!」の打ち切りという二大ニュースが流れるが、硬調相場は変わらず、6000ぴょん台後半まで株価は回復した。


今月の言葉

かくし芸って、よくこういうことあるんですよね」 矢口真里
2日木曜日、フジテレビ「新春かくし芸大会」。連続40回長縄飛びに何度か失敗した後、挑戦的な眼差しをカメラに向けて

大変だなぁ、エビの世界も」 辻希美
7日火曜日、テレビ東京「MUSIX!」の鍋食材争奪クイズバトルにて。鍋に入れるために、水槽から出されて、生きたまま包丁で縦に真っ二つされる伊勢エビを見て


新人加入オーディションを行うと聞かされた直後の、5期メンバーの言葉。19日日曜日、テレビ東京「LOVE オーディション モーニング娘。新メンバー大決定!!!」の先行宣伝番組にて

下の娘が入ってきても、教えて上げられる部分は少ないけど、自分を見失わないように、頑張れたらいいなぁ」 小川麻琴

怖いんですよ。怖いんだけど、明るく迎えて上げたいっていうのもあるし」 高橋愛

うれしいんですけど、焦る」 紺野あさ美

追いつかれないように、自分も頑張って、今以上に上手くなれるように」 新垣里沙


モーニング娘。と初めて対面する日の、6期メンバー3人の言葉。26日日曜日、テレビ東京「ハローモーニング。」より

もぉ〜、怖いよ〜」 亀井絵里
スタジオの舞台に上がって、あと一分でモーニング娘。と対面する場面で、パニック状態に陥って。隣の田中と道重は、カメラに向かって余裕のVサイン

あの、文句言っていいですか」 田中れいな
メイク中に、スタイリストが自分の髪を上に引っ張り上げているとき。目が可愛いので、つり目にしたくないと抗議して

女子からはね、『さゆみがあんな音痴とは、思ってもみんかった』って」 道重さゆみ
控え室で田中と雑談中に


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<ひばりが丘通信>