2002年12月の値動き

12月のチャート


11月最終週最終日11月29日(金)の終値 8375 ぴょん

12月第一週 [チャートの水色部分]
最終日12月6日(金)の終値 8040 ぴょん (先週比 335 ぴょん安)

11月29日金曜日の日本テレビ「FUN」に、ごまっとう出演。藤本美貴が映画「火垂るの墓」の節子の声真似をカメラアップで披露。意外に似ていて、司会の今田耕司が感心。メラメラと対抗心を燃やす松浦亜弥。すかさず節子に挑戦するも、微塵も似ていない。変顔を全国に晒した上に、今田から「田中邦衛やん」との突っ込み。しかし、カメラを藤本から奪い返した松浦は、ものまね失敗もさして意に介さず。「こんなあややもたまにはいいでしょ?」との表情。その一部始終を無表情に眺める後藤真希。ごまっとう、恐るべし。

11月30日土曜日は、有線放送大賞である「ALL JAPAN リクエストアワード 2002」が、日本テレビで放送。モーニング娘。と松浦亜弥がグランプリ候補としてノミネート。それぞれ「ここにいるぜぇ!」と「Yeah!めっちゃホリディ」を会場で歌った。モー娘。は、最優秀エンターテイメント賞を受賞。グランプリは浜崎あゆみが獲得。

12月1日日曜日のテレビ東京「ハローモーニング。」は、忘年会クイズスペシャル。三問正解勝ち抜けで、上位6人が各種の鍋料理にありつけるルール。この企画に初めて参加する小川麻琴が、トップで勝ち抜け。後輩に負けた悔しさも手伝って、恨めしげに小川を見つめる辻希美と加護亜依。その後、矢口真里、安倍なつみと続いて、小川と同じくクイズ初参加の紺野あさ美が、あっさりと勝ち抜け。鍋を前にした紺野は、満面の笑みで食事開始。クイズは、石川梨華、飯田圭織が順当に勝ち抜けた後、2人追加の敗者復活戦。保田圭が勝ち抜けた後、「サンタクロースのそりを引く動物は」との問題に、辻が早押しで回答権をゲット。すでに二問正解している辻は、勝利のガッツポーズ。ルール通り「隣の客はよく柿食う客だ」を5回連呼した後、「えっと、問題何だっけ?」。スタッフの仕掛けるトラップにことごとくはまる辻。タイムアウトで加護亜依が回答権をゲット。「トナカイ」と答えて、そのまま勝ち抜け。狂喜乱舞する加護。放心状態の辻。黙々と鍋を食べ続ける紺野。

勝ち抜け出来なかったのは、吉澤ひとみ、辻希美、新垣里沙、高橋愛の四人。ほぼ不動の負け組メンバー。あまりに可哀想なので、勝ち組から指名した四人と入れ替え団体戦。料理の方は、鍋に加えて、ラーメンと石焼き芋が追加。俄然張り切る辻。保田圭、小川麻琴、飯田圭織、加護亜依が、対戦相手に指名される。小川を指名した理由として、辻が「(鍋食べ過ぎて)汗かいてるし」と発言。後輩にかなりご立腹の様子。しかし、本当に食べ過ぎている紺野については、その迫力に押されて、誰も言及せず。触らぬ神に祟り無し。入れ替え戦は、トップバッターの小川が、吉澤をあっさり撃沈。怒り心頭の辻には負けたものの、飯田が辻、新垣を軽く一蹴。この間も、鍋とお椀の往復運動を、一心不乱に続ける紺野。もはや、今何をしているのか、どこにいるのか、自分は誰なのかすら忘れ去った、食欲涅槃の境地。クイズは、高橋が飯田を破って意地を見せるも、保田が冷静に高橋を退けて、負け組の敗北が決定。その瞬間、お椀を置いて、大好きなサツマイモに駆け寄る紺野。吉澤、辻、新垣、高橋には、バケツ一杯分の刺身のつまが。「まずい」と顔をしかめながら大根を食べる辻。左手に食べかけのイモを握りしめ、保田の膝上に置かれたラーメンを、右手の箸で食べる紺野。皆が拍手や手を振ってコーナーを締めくくる中、疲労困憊して目がうつろな辻。遂に保田からラーメンを奪い取り、どんぶり鉢に顔を突っ込んだままの紺野。鬼気迫るエンディングとなった。

2日月曜日は、鍋一つでクイズを盛り上げる辻と紺野の食欲コンビを、市場が評価。買いが堅調で、先週末比319ぴょん高の値上がり。3日火曜日も手堅く買いが入り、前日比160ぴょん高。

火曜日夜、テレビ東京「MUSIX!」のエンディングで、6期オーディションに関して、応募者全員のビデオのテレビ放映を断念することを、つんく♂が示唆。ここまでに、1800人程度流してきたが、応募者は1万人以上おり、時間的に「やっぱり無理か」と発言。詳細は来週判明する見通しだが、4日水曜日は、事務所の経営能力に対する「不信売り」が再燃。企画に無理があることは最初から明白で、何ら手を打たないまま、今までビデオを流し続けたのは、プロとして失格との批判が相次いだ。また、ミニモニ。と高橋愛+ 4 KIDS の「げんき印の大盛りソング / お菓子つくっておっかすぃ〜!」が、CD売り上げ3万1千枚で初登場9位との発表。DVDセールスも期待していた程は振るわず。加えて、ごまっとう「SHALL WE LOVE?」は、二週目に入って、売り上げ2万4千枚、10位と大幅減速。ミニモニ。とごまっとうのセールス苦戦が、売りを加速する結果となり、午前、午後共に値を下げて、355ぴょん安の値下がり。この日、ミニハムずの「ミニハムずの結婚ソング」が、CDとシングルV(VHSとDVD)を発売開始。

5日木曜日も「不信売り」が沈静化せず、前日比221ぴょん安。この日の夕方、テレビ朝日のニュース番組「スーパーJチャンネル」が、「女子小中学生に広がるモーニング娘。症候群」と題して、長めの情報ニュースを放送。まず、6期オーディションに取り組む中学生とその家族を取材。課題曲である「Do it! Now」を歌う娘を、真剣な表情でビデオに収める母親。ひょっとしたら合格するかもと、だんだん本気になっていく本人達。次に、モー娘。大好きの小学生の娘との会話不足に悩む父親を取材。モー娘。関係の知識を勉強して、娘との弾む会話を取り戻すことに成功。「モーニング娘。に入りたい」という娘に、「お前、看護婦になりたいんじゃなかったの」と尋ねる父親。「モーニング娘。になってから、看護婦になる」との答え。娘の大胆な人生設計が発覚。ニュースを通して、何が「モーニング娘。症候群」なのかは、いま一つはっきりしなかったが、自分の娘がはまっている「モーニング娘。」とは何なのか、世の親たちが知りたがっていることは確からしい。

同日夜、フジテレビで「FNS歌謡祭」が放送。トップは松浦亜弥で「桃色片想い」。モーニング娘。は、フジテレビ協賛のスーパーサーカス「キダム」日本公演のイメージソングである「Do it! Now」を披露。後藤真希在籍時に作られた曲であり、12人体制で歌うのは、テレビでは初。全体的には無難な仕上がりであるも、低音にパンチのある後藤の歌声が抜けて、レベルダウンした印象は拭えず。

6日金曜日は、後藤真希の穴が予想以上に大きいことを実感して、「不信売り」が加速。ミニハムず「ミニハムずの結婚ソング」が、セールスで苦戦を強いられているとの情報も、大きな売り圧力となり、前日比238ぴょん安で、三日続落。

週の初めは、辻紺野の強力食欲キャラで、株価が上昇するも、つんく♂が6期応募者のビデオ放映中止を示唆したことで、「不信売り」が再燃。一気に軟調相場へ。ミニモニ。関係のセールス不振が売りを加速させ、株価は8000ぴょん台割れ寸前まで下落。「ごまっとう買い」による上昇分を、一週間で吐き出す結果となった。


12月第二週 [チャートの青色部分]
最終日12月13日(金)の終値 6782 ぴょん (先週比 1258 ぴょん安)

6日金曜日夜、テレビ朝日「ミュージックステーション」に松浦亜弥が出演。新曲「草原の人」をテレビ初オンエア。美空ひばりが書いた詞に、つんく♂が曲をつけたもので、爽やかなバラード。松浦の歌唱力はさすが。しかし、歌詞が単純なのと、サビにパンチが足りないのが不安要素。8日日曜日のテレビ東京「ハローモーニング。」、9日月曜日のフジテレビ「HEY!HEY!HEY!」、12日木曜日TBS「うたばん」で、「草原の人」が放映。11日水曜日のCD発売に合わせて、集中的なテレビキャンペーン。

7日土曜日夜、ごまっとうがNHK総合「ポップジャム」で「SHALL WE LOVE?」。深夜に、以前行われた「アジア 2002 ミュージックフェスティバル in 上海」の模様を、同チャンネルが放映。松浦亜弥が出場して、「Yeah!めっちゃホリディ」と「The 美学」を上海の観客の前で歌った。「緊張した」という割には、堂々とした舞台さばき。先に歌った Kiroro の方が、声がうわずる程の緊張ぶり。ライブ回数の違いか。

8日日曜日のテレビ東京「ハローモーニング。」は、バラエティの各コーナーが軒並み不発。人気コーナー「ゴマキスズメの子育て日記」が無かったことも響いた。

「ハローモーニング。」でのバラエティ不振を受けて、9日月曜日は売りが先行。先週後半から再燃した事務所への「不信売り」と相まって、じりじりと値下がり。先週末比237ぴょん安で、株価は7000ぴょん台に突入。

月曜日夜、フジテレビ「HEY!HEY!HEY!」に、ごまっとうが出演。ごまっとうのテレビ露出は、これが最後。松浦亜弥はごまっとうとして、ダウンタウンとのトークに臨むも、歌は「草原の人」と「SHALL WE LOVE?」の両方を放映。

10日火曜日、勢いは弱まってきたものの、依然として売りが止まらず、前日比147ぴょん安。先週発売のミニハムず「ミニハムずの結婚ソング」が、売り上げで苦戦と伝えられており、大きな売り圧力に。

火曜日夜「MUSIX!」の「リストランテM。」は、Kiroroがゲスト。三択ジェンヌの矢口真里、加護亜依、紺野あさ美、辻希美が、スペイン家庭料理「七面鳥のカバ煮フルーツ添え」を争奪。作るのは、東京赤坂のスペイン料理店「ロス プラトス」の戸沢英夫シェフ。恋人の日記を見つけたら、Kiroroの玉城さんならどうするかとの問題で、紺野が「読みまくる」を選択して正解。外した辻は、悔しさから三択プラカードを振り回し、目の前の柵にぶつけて破壊。初めてクイズに勝った紺野は、KIroro、石川梨華と同じテーブルに座って、一心に七面鳥を口に運ぶ。しみじみ「こっち側がこんなに幸せだと思わなかったです」。今回はクリスマス企画として、デザート「アリカラン風アーモンドヌガー」も用意。目が潤んで我慢の限界ギリギリの辻。ここで、今日は負けジェンヌ全員にデザートをプレゼントします、と石川が発言。「アンソニー!(ケーキを持っておいで)」と呼び掛けるも、アンソニー登場せず。カメラが裏に入っていくと、加護ジェンヌ用と書かれた皿を持ち、ヌガーケーキを口一杯に頬張るアンソニー。辻ジェンヌ用、真里ジェンヌ用と書かれた皿は、すでに二つとも空。激怒した矢口が突進。「こらー!なに食べてんだー!!」と一喝。一目散に逃げ出すアンソニー。結局、今回も辻は料理にありつけず。

同番組の最後に、6期オーディションの視聴者人気投票について、企画変更の詳細が発表された。12,417名の応募者の内、規定通りデジカムテープを送ってきた5,771名について、人気投票を実施。ビデオのテレビ放映は行わず、静止画像をサムネイルでホームページに掲載。プレ投票で、まず10人を選び、その10人に対して、12月22日日曜日に視聴者人気投票を実施。選ばれた一名は、無条件で最終審査に進むことが出来る。一方、つんく♂は、12,417名の応募者全員を審査するとのこと。

11日水曜日は、6期人気投票が、現実的な企画として再提案されたことを市場が評価。「リストランテM。」の好調もあって、まとまった買いが入り、午前中は久しぶりに値上がり。しかし、お昼に、「ミニハムずの結婚ソング」が、売り上げ2万2千枚で、オリコンウィークリーランキング10位との情報。予想以上の不振に、売りが活発化。CDと同時に発売されたシングルVについても、DVD(ビデオ)のウィークリーランキングは12位(14位)と伸び悩み。「ミニハムずの結婚ソング」は、12月14日土曜日公開の東宝映画「劇場版とっとこハム太郎ハムハムハムーシャ!幻のプリンセス」のテーマソングであり、アニメが入ったシングルVのセールス不振は、映画の観客動員に関わるために、特に深刻。このため、午後は売り込まれて、前日比189ぴょん安。「ミニハムずの結婚ソング」と同日発売となったモーニング娘。「映像 ザ・モーニング娘。2 〜シングルMクリップス〜」とごまっとう「SHALL WE LOVE?」シングルVについては、DVD(ビデオ)のランキングが、それぞれ3位(3位)と5位(7位)と健闘。しかし、折り込み済み感が強く、売りの歯止めにはならず。この日、松浦亜弥の8thシングル「草原の人」がCD発売開始。

水曜日夜、後藤真希が主役級で出演のTBS「やんパパ」が終了。モーニング娘。卒業後の初めてのドラマだったが、視聴率は6%前後と低迷。女優後藤真希にとって、ほろ苦いスタートとなった。

12日木曜日は、前日午後からの売りが、さらに加速。「げんき印の大盛りソング / お菓子つくっておっかすぃ〜!」と「ミニハムずの結婚ソング」の不振は、ミニモニ。神話の崩壊と受け取られ、モーニング娘。の将来に厳しい見方をする意見が相次いだ。その結果、385ぴょん安の大幅値下がり。

13日金曜日も、「ミニモニ。ショック」から売り一色。松浦亜弥「草原の人」は、初日こそランキング2位だったが、その後、急速に順位を下げており苦戦。この情報も、市場心理を暗くさせ、買いの意欲が減退。前日比300ぴょん安となり、株価はあっさりと7000ぴょん台を割り込んだ。

6期オーディション視聴者人気投票企画の迷走、バラエティの不発、「ミニハムずの結婚ソング」の不振、松浦亜弥「草原の人」の苦戦。相次ぐマイナス材料で、今週は売り一色の展開。月曜日から金曜日まで毎日値下がりで、先週から数えると8営業日続落。徹底した軟調相場。月曜日に7000ぴょん台に入った株価は、金曜日には6000ぴょん台へ。


12月第三週 [チャートの黄色部分]
最終日12月20日(金)の終値 7133 ぴょん (先週比 351 ぴょん高)

13日金曜日夜、テレビ朝日「ミュージックステーション」に後藤真希がソロとして出演。新曲「サントワマミー」をテレビ初披露。いわゆるカバー曲で、来年2月に予定されているミュージカルの主題歌。金色と黒を基調にしたへそ出しルック。底の高いブーツを履いているので、踊りは軽め。難易度の高い曲だが、巧みに歌いこなしている印象。

「ミュージックステーション」と同じ時間帯に、TBSが「日本有線大賞」を放送。松浦亜弥と藤本美貴が出演して、「Yeah!めっちゃホリディ」と「ロマンティック浮かれモード」を歌った。大賞は二年連続で浜崎あゆみ。11月30日(土)に日本テレビで放送された「ALL JAPAN リクエストアワード 2002」も有線大賞であり、当然のことながら浜崎あゆみが二連覇。有線は一つしかないのに、有線大賞が二つもあるのは謎。込み入った事情がありそうで、両方に出てトロフィーを二つ貰った浜崎の気苦労が偲ばれる。ちなみに、モーニング娘は、日本テレビには出て、TBSには出演せず。

14日土曜日の午後に、フジテレビで「モーニング娘。のキダムの国から 2002冬」が放送。「キダム」はシルク・ド・ソレイユによるスーパーサーカスで、来年日本公演が予定されている。現在フロリダで行われている「キダム」を観るために、安倍なつみ、吉澤ひとみ、高橋愛、中澤裕子が訪米するという内容。現地のモー娘。ファン(仕込み)から、「moto、moto」と呼ばれ、「元」モーニング娘。扱いされる中澤。しかし、おみやげを買う際には、先輩ということで、アメリカに来ることが出来なかった9人の分に加えて、安倍、吉澤、高橋の分までおごらされ、さらに高橋のおばあちゃんのおみやげまで買う羽目に。このバックが一番高かったというおまけ付き。気球に乗る際には、定員があると言われ、「元」モーニング娘、として一人地上で待機。肝心の「キダム」でも、モーニング娘。のチケットは用意したが、「元」モーニング娘。の分まではないと言われ、結局観られず。全編に渡って中澤いじり。フジテレビのバラエティはさすがにハイレベルで、モー娘。起用を存分に生かした番組となっていた。この日の夜、NHK総合「ポップジャム」で松浦亜弥が「草原の人」。

15日日曜日はテレビ東京「ハローモーニング。」。バラエティは全体として低調で、マンネリ気味。加えて、なぜか歌なし。後藤真希が「サントワマミー」を歌う絶好のチャンスなのだが、不思議。

16日月曜日は、久しぶりに株価が反発。「サントワマミー」への評価は分かれるも、キダム特番の出来を好感。先週末比229ぴょん高で、7000ぴょん台を回復。

17日火曜日は、材料乏しく薄商い。しかし、前日からの買い気分が続いて、前日比95ぴょん高。小幅ながら値上がり。

火曜日夜、日本テレビの裏わざ情報番組「伊東家の食卓」に、辻希美と加護亜依が出演。空になったペットボトルで、植木鉢や氷入れを作る方法を紹介。なぜか借りてきた猫のような大人しさ。無敵の辻加護パワーはお休み。

同夜、テレビ東京「MUSIX!」で、6期オーディションの視聴者人気投票の対象となる10人を発表。22日日曜日の0時から24時に、インターネットで本投票。「リストランテM。」は、ロンドンブーツ1号2号の田村淳。三択ジェンヌは、矢口真里、吉澤ひとみ、加護亜依、辻希美。三問目までもつれる混戦を、吉澤が制してフグのフルコースをゲット。田村淳がもずくの歌を出していることから、フグ刺しにも、フグ雑炊にも、全ての料理にもずくが何らかの形で混入。若干迷惑。三問目は、「(田村淳が自分の)結婚相手として、これだけは許せないのは?」。すでに負けている辻に、一応意見を聞くと、Bとの答え。Aの「部屋にあるコンビニ弁当を片づけられない女」は、弁当をごみ箱に叩き込めば問題ないと一蹴。 Bの「自分よりツッコミが上手い女」は、自分がもっと勉強すればよいと、なぜかアドバイス。Cの「内緒で借金を作る超浪費女」は、相手の借金に気付かないでどうすると一喝。話を聞いて、呆然とする一同。今回も、辻に全部持って行かれて、コーナー終了。後藤真希はこの番組にも出演せず。

18日水曜日は、6期オーディションへの期待感が高まり、朝から買い一色。迷走を続けた視聴者投票も最終段階に入り、企画として盛り上がってきたことも、買いを後押し。お昼に、松浦亜弥「草原の人」が、CD売り上げ5万9千枚で、オリコンウィークリーランキング2位との発表。DVDセールスも4位と好調。これを受けて、午後は買い、買い、買い。「草原の人」は苦戦が伝えられていただけに、市場の反応は激しく、久しぶりの「あやや」買いとなった。結局、前日比484ぴょん高で、大幅値上がり。この日、後藤真希「サントワマミー/君といつまでも」のCDが発売開始。アルバム「プッチベスト3」も発売開始。

水曜日夜に、「サントワマミー/君といつまでも」のデイリーランキングが、発売前日の火曜日5位、発売初日6位だったことが判明。モー娘。時代のソロ曲では、「手を握って歩きたい」の3位が、初登場順位として最低。今回は、それを大きく下回る可能性が濃厚。19日木曜日は、この情報に市場が衝撃を受け、一転して朝から売り一色。午後に入って、売りの勢いは弱まったものの、市場心理は冷え込み、買いが入らない状態に。前日比368ぴょん安の大幅下落。

20日金曜日も、冴えない展開で、前日比89ぴょん安の続落。

キダム特番の好調、伊東家の食卓への辻加護出演、6期オーディション視聴者投票の対象者10人の発表などから、週前半は硬調相場。特に、松浦亜弥「草原の人」が初登場2位との情報から、水曜日は株価が急伸。しかし、後藤真希「サントワマミー/君といつまでも」のセールスが大不振と判明して、週後半は一転して軟調相場へ。それでも、前半の値上がりが効いて、株価は7000ぴょん台に踏みとどまった。


12月第四週 [チャートのピンク色部分]
最終日12月27日(金)の終値 7224 ぴょん (先週比 91 ぴょん高)

21日土曜日夜、NHK総合の「ポップジャム クリスマススペシャル」に、モーニング娘。が出演。番組冒頭で「ここにいるぜぇ!」。全員が、カラフルな横ストライプのドレスで、腰に色違いのリボン。その後、三人四組に分かれて、クリスマスツリーを自由に飾り付け。完成した四本のツリーを、番組途中に一つずつ紹介。この部分は、長時間番組のインターミッションとして使われた。さらに、番組最後では、赤いパーカー、赤いスカート、黒いブーツに衣裳を変えて、「ホワイトクリスマス」をカバー。モー娘。は、番組のホスト的役割を果たした。

同夜、TBS「COUNTDOWN TV」で、後藤真希が「君といつまでも」を、テレビ初披露。加山雄三、往年のヒット曲のカバー。黄色いワンピースに赤いベルトを締め、襟とスカートの裾に白のアクセント。スローテンポな曲を、豊かな声量で歌い上げているが、感情表現に若干インパクトを欠く。特に、せりふ部分が単調で、一工夫欲しい。恋人へのストレートな思いを綴った歌詞が、少し照れくさいのかもしれない。

22日日曜日、午前0時から、6期オーディションの視聴者投票がスタート。テレビ東京「ハローモーニング。」で、後藤真希が「サントワマミー」。さらに、五木ひろし、堀内孝雄がハロー!プロジェクトのメンバーと組んで、「愛のメリークリスマス」を披露。参加したメンバーは、後藤真希と松浦亜弥、モーニング娘。から飯田圭織、安倍なつみ、保田圭、吉澤ひとみ、紺野あさ美、小川麻琴、新垣里沙。さらにアヤカとミカ (ココナッツ娘。)、あさみと里田まい (カントリー娘。)、柴田あゆみ、斉藤瞳、大谷雅恵、村田めぐみ (メロン記念日)、稲葉貴子、石井リカの計19人。この曲は、作詞阿久悠、作曲船村徹で、つんく♂は関わっていない模様。テレビ東京では、「ハロモニ。」に続いて、現在公開中の東宝映画「劇場版とっとこハム太郎ハムハムハムーシャ!幻のプリンセス」の宣伝特別番組。モーニング娘。もハムスターのアニメになって映画に登場。深夜0時に、視聴者投票終了。

23日月曜日夜、フジテレビ「HEY!HEY!HEY!」の三時間生放送スペシャルに、モーニング娘。出演。お台場フジテレビ池広場で、「ここにいるぜぇ!」を熱唱。カラフルな斑模様の上着に金色のスカート。襟や袖にはふかふかのファー。その後、テレビ局内に入って、ダウンタウンとゲーム対決。大きな箱の中味を、足で触って当てるゲーム。松本人志と辻希美の対戦では、箱の中味として、林家ぺーが登場。林家ぺーの肩をがんがんに蹴りまくる辻。松本が中味を正解した後、林家ぺー登場。うろたえて、「すいません、すいません」と謝る辻。その後ろで、マズイことになったと、顔を見合わせる、飯田圭織、矢口真里らの年長管理職組。辻のバラエティ的な成長ぶりには、目を見張るものがある。ゲームの後は、雨上がり決死隊の宮迫博之とDonDokoDonの山口智充のユニット「くず」とのコラボレーションで、松任谷由実の「恋人がサンタクロース」を歌う。衣裳は、白を散りばめた赤いワンピース、首や袖に白いファー、白いブーツ。歌唱力は、ほとんどのメンバーが声量不足で、「くず」の方が上。しかし、楽しそうな雰囲気を作り出す力はさすがで、モー娘。の真骨頂を見せつけた。

連休明けの24日火曜日は、クリスマス特番でのモーニング娘。の活躍を好感して、買いが堅調。午前午後共に値上がりして、先週末比150ぴょん高。先週後半の軟調相場に、ひとまず終止符。

火曜日夜、テレビ東京「MUSIX!」で後藤真希が「君といつまでも」。「リストランテM。」は、ゲストが島谷ひとみ。矢口真里、保田圭。高橋愛、吉澤ひとみが三択ジェンヌ。料理はビーフシチューフォアグラ添えで、デザートに洋梨のババロアとマロンムース。クリスマス特別ルールとして、三人が勝ち抜け可能で、食べられないのは一人だけ。有り難いような、有り難くないような。料理にありつける三人は、二問目にしてあっさり決定。負けた吉澤ひとみは、バラエティ的には一番「美味しい」筈だが、今一つコメントやしぐさに冴えがない。一方、ハンディカメラに向かって、満面の笑みを浮かべながら、ビーフをペロリと口に入れる高橋愛は、テレビ的アピールのコツをつかみつつある印象を与えた。番組内で、日曜日に行われた視聴者投票の結果発表。また、つんく♂による選考も大詰めを迎えていることが判明。投票結果を考慮して、三人まで候補を絞り込んだと、つんく♂が発言。

6期オーディションが順調に進んでいることを好感して、25日水曜日は、午前中、買いに勢い。しかし、お昼に、後藤真希「サントワマミー/君といつまでも」が、売り上げ38,802枚で、オリコンウィークリーランキング6位との発表。これを受けて、午後は一転して売り一色。結局、前日比95ぴょん安となり、取引終了。

水曜日夜、日本テレビで「モー娘。&徳光の感動ドキュメント大賞 ! ! 」。今年のワールドカップで、カメルーン代表のキャンプ地となり話題を集めた大分県中津江村を、高橋愛と新垣里沙が訪問。また、飯田圭織と小川麻琴は、長寿世界一に認定された、115歳の本郷かまとさんに会うため、鹿児島県へ。この二つの企画以外は、スタジオで感動秘話を収めたVTRを観て、コメントし、出来れば徳光和夫と一緒に泣くという内容。それぞれが心に迫る話であるのは間違いないが、モー娘。のコメントや涙は、むしろ興醒め。徳光の薄い涙に至っては、話をして頂いた方々に失礼。人の不幸で番組を作る以上は、底の浅い演出で、話を見せ物レベルに貶めない配慮が必要。

26日木曜日、取引開始前に、オリコン年間ランキングで、モーニング娘。のシングル最高は、「そうだ!We're ALIVE」の17位との情報。ベスト10に一曲も入らなかったことが、市場心理を暗くして、この日は買いが低調。株価は、じりじりと下落して、前日比101ぴょん安。

木曜日夜、TBSで「うたばん」スペシャルである「とくばん」。後藤真希とモーニング娘。が出演して、それぞれ「サントワマミー」と「ここにいるぜぇ!」。後藤は、MCの中居正広と石橋貴明とトーク。モー娘。は、古今東西ゲーム。決められたお題に当てはまる言葉を言い合うゲームで、前の人たちが言った全ての言葉を順番に繰り返して、その後に自分の言葉を付け足すルール。時間制限のために、言葉に詰まった場合は、手に持っている巨大風船が膨らんでいく仕掛け。破裂したら失格。膨張する風船の恐怖から、パニックになるメンバー続出で、バラエティ的には成功。しかし、連日のスペシャル番組で、この手のゲームはすでに食傷気味。他局より企画では優っているものの、試合に勝って、勝負に負けている感じ。

27日金曜日は、レコード大賞、紅白歌合戦などの、年末大型番組でのモーニング娘。の活躍を期待して、買いが復調。7000ぴょん台割れ寸前まで迫った株価も、投資家に値頃感を与え、買いを後押し。その結果、前日比137ぴょん高の値上がり。

連日のクリスマス特番への出演で、買いの勢いは戻りつつあるが、後藤真希「サン・トワ・マミー/君といつまでも」の不振や、年間ランキングでベスト10入り出来なかったことなどが、売り圧力となり、株価は7000ぴょん台前半で一進一退。バラエティで買いを支え、CDセールスで売られるという、今年の典型的パターンが、顕著に見えた週だった。


12月の概況

3日火曜日夜、6期オーディションの視聴者人気投票に関して、応募者全員のビデオをテレビ放映することを断念するとの発表。無謀な企画を見切り発車させた揚げ句の途中放棄で、事務所の企画能力への「不信売り」が再燃。また、「げんき印の大盛りソング/お菓子つくっておっかすぃ〜!」と「ミニハムずの結婚ソング」のセールスが共に不振。「ミニモニ。ショック」が市場を揺さぶり、売りを加速させた。その結果、4日水曜日から13日金曜日まで、8営業日連続の値下がり。9000ぴょん台目前だった株価は、6000ぴょん台後半にまで落ち込んだ。14日土曜日にフジテレビで放送された「キダム」宣伝特別番組の成功によって、16日月曜日に久しぶりに反発。さらに、松浦亜弥「草原の人」がセールス好調で、買いを加速させ、株価は7000ぴょん台を回復。下旬に入って、クリスマスや年末のスペシャル番組が連日放送され、モーニング娘。のテレビ露出が大幅にアップ。そのため、株価はいよいよ上昇気流に乗るかと思われた。しかし、後藤真希「サントワマミー/君といつまでも」のCD売り上げが大苦戦。さらに、モーニング娘。のシングルが年間ランキングで最高17位だったことが判明。これらセールス不振の情報が大きな売り圧力となり、日替わりで売り買いが交錯。結局、7000ぴょん台割れは避けることが出来たが、安定した硬調相場は実現しなかった。


今月の言葉

やっぱり無理か」 つんく♂
3日(火) テレビ東京「MUSIX!」。6期応募者全員のビデオのテレビ放映が時間的に厳しいと、スタッフから言われて

四面楚歌、一石二鳥、春夏秋冬 ・・・ 加護亜依!」 加護亜依
26日(木) TBS「とくばん」。四字熟語がお題の古今東西ゲームで、時間制限用の風船が大きく膨らみ続けて、破裂の恐怖から限界まで追いつめられての答え。


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<ひばりが丘通信>