みなさまからのメールです。Vol.7

明後日、退職の意思を上司に伝えようと思っています。

辞める決心をするまで2年近くもうだうだと悩んでいた。刺激のない毎日の繰り返しでも1か月会社に行けばお給料はもらえるのに、それを捨てる必要はあるんだろうか？って。

正直今でもまだちょっと迷いはある。でも、この頃の私は1か月のうちこれをやったんだ！という満足感の得られる日はたったの5日くらい。今の仕事6年間続けたんだからもういいよね？

NAME=ゆかこ

私は未だ自分が会社を辞めたのか、辞めさせられたのか、分からない不思議な状況下にいる、38歳です。

仕事は今はやりのテーブルコーディネイター（！？）といっても、あるスペースを毎月テーマにそって、イメージを具体的に家具や食器やその他、想像できる様々なものを使って作り上げて行く仕事でした。しかし、雇用形体は『契約社員』というもので、実に10年間もの間、販売から、仕入れ、企画の様な仕事から、ディスプレイときて、気がついたら、たった月に2〜3回の仕事を与えられるばかりでした。でも私が任されたスペースはその店にとってはかなり重要な場所であった事で、なんとか自分もプライドを持って仕事することができたいたのでした。

ところが昨年の暮れに責任者から話があり、『会社はより売り上げを伸ばす為にそのスペースさえ売り場にしようと思う、ついてはあなたの仕事は無くなるのですが･･････』という事を突然いいわたされました。さらに『とりあえず3月くらいには、予算のめどがたてば、改装の予定でして･･･』

しかし、暮れの話会いの後、具体的な話も、もちろん仕事の有無さへ連絡をもらえず、じっと自宅待機している毎日です。　実際のところは、私のなかにやる気とか、情熱は消え去っています。38歳の私は毎日、犬の世話だけをしつつ、日々を過ごしています。
しかし、気が着くとこの年齢は新たな仕事を始めるには不利な状況でした。この機会にずっと興味があったアメリカからきた、お洒落なコーヒー専門店で、ぜひともアルバイトをしたいと思っても、そのお店には、どうみても20歳代前半か、あるいは、高校生くらいの若い子達しか居ないのです。仕事では決して負けないと思うのに、年齢が私の足を強く引っぱります。友人の中には、あれだけ立派な仕事をしてきた人が、何を今さら、と驚いたような眼を向ける人もいます。再就職の勇気もなく、でもこんな毎日が今、耐え難い毎日です。

NAME=きゃら

今の会社は社長と私の2人だけ。(今のところ）知り合いの紹介で入りましたが、結局雑用係電話番という感じで、いいように使われています。

また、4月から給料を上げると言う話だったのに、それがいつのまにか6月になってしまいました。その上、社長が外出がち（どこでなにをしているのやら・・）で、休みを取りたいといっても却下されてしまいます。(自分はハワイで遊んでるくせに）

ある程度は覚悟していたつもりですが、やはり自分で仕事をしているという実感が持ちたいのです。今は本当に、お茶くみ＆コピーのみの日々。おぼろげながらやりたいことも見えてきました。

しかし、家庭の都合で辞めたいと告げたところ、いちおう受け入れてはくれましたが、3月半ばまではいてくれとのこと。（遅すぎる･･･）しかも、嫌がらせが始まったのです。(愚痴っぽくなるので詳しくは省きますが･･･）

今は針のムシロ状態です。１対１なので、逃げ場がありません。もう少しのガマンと思いつつ･･･。中小企業の社長さんがある程度ワンマンになるのはしょうがないと思いますが、公私混同がひどいのも嫌になった原因の一つです。私用のレターの英訳をさせたり･･･。何もかもが自分勝手。社員が言うことを聞くのは当たり前。もう、限界です！
一日も早くやめたい！同僚がいないため、一人で悩みを抱えていました。これで少しすっきりしました。ありがとうございました。

NAME=モモ

アメリカの日系企業に勤めるという事が差別を受けるという事だとは思わなかった。

住宅手当などもなくがんばって仕事をしているというのに、先はなし。先は、駐在員だけ。外国人／現地採用は、下っぱの下といった感じ。

出来ない駐在員でも、駐在員の方がエライだなんてバカにするなあ！本当にAERAに書いてあった事と同じ状況です。こんな事も知らずに・・・

くやしい〜転職するにもヴィザの事が大変で難しい。日本に帰れってことかよ〜！ざけんじゃね〜今、自分で事業を立てようと計画中です。う〜誰か助けて（涙）

NAME=Lisa

皆さんのメール拝見させていただきまいた。 皆さん、前向きで偉いな。

わたしは、育児休業し、復帰するときに軽く肩をたたかれたにも関わらず居座っち   ゃったんです。次の仕事を見つけるパワーが無くて。（もっとも復職する権利はあるのだ）

子供を保育園に入れるだけで大変だったの。戻ってみれば元の席はなく、嫌な上司の下に付き、大した仕事も無く今までのキャリアも生かせない。

でもね、ぜーんぶお金に換算して考えるようにしたんです。大した仕事もしていな いのに今までどうりのお給料もらってね。お得でしょ。仕事中にこのホームページ見てるしね。わたしって会社のダニかもね。上司の前では働いてるフリしてね。

辞めたい、とも思ったの。こういう時って結婚してるんだから夫に相談するわけだけど、できなかった。夫に「やりがい」なんて語ったら怒るだろうから。彼はやりがい見出せなくても家族の為に働いてるわけだし。

会社には、私みたいにだらだらと働いている人間もいるけれど、どうかあたたかい目で見守ってください。その人なりに事情があるかもしれないから。

NAME=神谷

実は、１月末に退職が決まっていたところに、このホームページを見つけてしまいました。とっても興味深く拝見させていただきました。

特に、『辞めたい！！という愚痴を聞かされる身になってよ！！』

こちらでは気軽に言っているつもりはなくても、そうですよね、まだ働くつもりの人に相談するっていうのもおかしな話ですよね。辞めると決まってからの部屋の寒ーい、冷たーい、関係ないしーみたいな空気をビシビシ感じながら後少しどうにか乗り切ろうと思っています。（本当、家にいても、会社にいても、胃が痛いです）

まだ再就職も決まっていないので先行きだいぶん不安ですが、このホームページを見て乗り切りたいと思っています。

NAME=demi

私は去年の四月に某大学を卒業し、某鉄道会社に入社した者です。　入社一年目の新社会人であるわけです。

世の中には厳しい環境に置かれ、様々な苦しみや悩みをお持ちになっている方々が数多くいらっしゃり、これは近い将来自分にも起りうることと受け止め、他人事ではないという恐怖感を覚えました。　これは私もまだ入社したばかりだというのに何度も会社を辞めようと考えていた人間であるからです。ですが−考えていた−という言葉でお察ししていただける通り、現在はそのようなことは露とも思っておりません。現在は非常に良い意味で気持ちの切り替えが出来ていると考えております。

入社してから私にも様々な環境の変化があり、学生時代には自分の好きなことしかやってこず、また気の合った友達としか付き合ってこなかった甘えとぬるま湯体質に浸かりきっていた人間であった為、当初はその変化に戸惑い非常に苦労しました。

社会・仕事に対する自己認識の甘さに対する情けなさ、十人十色の人間との接し方の難しさなど試行錯誤の毎日でした。　また自分は会社の寮に入寮していることもあり、そこでも気を使い、生活の中で自己が開放され唯一安心出来る瞬間というのは寮の部屋にいる時だけというような状況でした。

それにもまして私には、自分に対する自信というものがありませんでした。学生時代の部活動も中途半端、アルバイトでもただおざなりにやってきただけ、勉学などに関しては貯えられた知識などは微々たるものですし、資格も特に取得していない。　対人関係にもそれほど優れた能力など持っていない。　要するに自分には人間的に光るものなど持っていないのではないかと決め付けてしまっていたからです。　

この考え方がそもそもの間違いでありまして、全てを悪い方悪い方へと進めてしまっていたような気がします。　自分自身の中で勝手にレッテルを貼りつけてしまったようなもので、そのような状態の中からは当然の如く向上心というようなモノは何一つ生まれてきません。ただ毎日何事もなく過ぎればよい、適当に仕事をこなし適当に人と接していればよい、いわば逃げ一辺倒の考え方・惰性に浸りきった考え方です。有事の際それに対処できる自信がない為自分の生活の中で何かしら問題が起るのが恐いのです。

しかし私はこの情けなく、くだらなく、およそ社会人として最も恥かしい考え方が、いくつかの出来事によって１８０度変わりました。　悔しくなったのです。　現在の自分の情けない状況・どうして俺はこんな事も出来ないのかという今まで貯えてきた人生経験が一切生かせないという屈辱感・どうしてそのように物事をくだらないふうにしかとれないのか、というある特定の一部の人間に対する絶望感。

その他諸々のことに対し、恐ろしいほど悔しくなったのです。　今辞めてしまえば私は人間として最低の状態で辞めてしまうことになる。　このような状態で運良く他の会社に転職したとしても１００パーセント同じ状況になるであろう事はほぼ明らかである。　人間として内面が変化せずに現在の絶望的環境から他の環境へ逃げ込んだとしても、内面がそのままなのだから結局はいつか以前の環境と同じになるだろうと考えたのです。自分は極論づける癖があるので、恐らくこれを読む方の中には反論したくなる部分が数多くあると思います。　あくまでも一個人の意見としてではなく、考え方として捉えていただきたいと思います。

それ以降は、恐ろしいぐらい自分に厳しくしてきました。　具体的な行動としてどうしたかというと、生活の中で自分の為になること以外は全て排除しました。　百害あって十利ぐらいしかないテレビを封印し、人間関係を円満に保つ少量の酒以外は一切断ちきり、その他諸々の無駄を排除することによって生まれた自由になった時間を全て新聞を読む時間と、自分で選んだ自分の為になると考えられる本の読書と、自分を高めることの出来る資格でも何でもいい自信をつけることが可能な学習の時間に現在まで充てています。

ですが行動面よりもはるかに大切な精神面の切り替えには苦労しています。三つ子の魂百までとはよくいったもので人間というものは、心や魂をちょっとした決心で劇的に変化させることは不可能に近いからです。

ですから私はまず行動から表面的な自信を身につけ、徐々に心を変えていこうと、これは考えたわけではなく行動しているうちに自然にそうなったわけですが、行動によって吸収した知識というものは次の日から有効になるものから、長期間かかって有効になるものまで様々ではありますが、必ず生活面のなかで生きてきます。　また世の中に対する視野が大幅に広がり今までとは異なった考慮を心・魂に強いてきます　これらを真剣に考え、自分なりの結論を自己満足でもいいから出してみる。そして心を許せる友人や両親、兄弟と意見を交換しその中から真剣に答えを返してくれた人と更に話し合う。これはあくまで一つの理想的なケースですが、これらを行っているうちに心や魂が鍛えられるのではないかと考えるのです。他にもありますが以上のような事を実践し、外部の様々なおよそ自己実現にプラスとなるようなことを率先して行えば１００パーセントの確率で、マン・パワーを持った強い人間に成れるはずです。

大分長くなってしまったのでそろそろ終わりにしたいのですが、冒頭には書きませんでしたが私も職場で様々な障害があったことを付け加えておきます。これらの障害があったからこそ以上述べてきたようなことを実践できているわけですので、逆に良かったとも思っています。とにかく気持ちの持ちようです。嫌なことと思えば本当に嫌なこととなり、これは試練であり乗り越えなくてはならないものであると考えれば乗り越えようと努力するものです。決して逃げてはならないと思います。その場から逃げても自己は変わらないし、どの職場に行っても長期的にみれば状況は同じになると考えられます。闘うしかないのです。社会は日々の闘いの場です。そう考えればやる気が沸いてきます。異論反論、または同意・賛同のご意見があれば、是非お送りいただきたいと思います。

NAME=Red

でも、僕は、あまりがちがちに堅く考え、自分に厳しくするのは、疲れちゃうのでできません。無駄だと思ってやっていることが結構役に立ったりするもんですから（テレビばかり見てるし、テレビゲームもするし）。もちろん、こんなのもひとつの道です。