MZのソフトも公開してください

2000年5月15日

2000年4月に、 シャープ(株)はX68kシリーズのソフトウェアの無償公開に踏み切ってくれました。

X68kシリーズは、バブル経済の時代に、 NECのPC-98シリーズのアンチテーゼとして一時代を築いた自称 "パーソナルワークステーション" で、 今でも根強く愛用している残党の方々がおり、 時々イベントも開催されているようです。 しかし、1990年代前半に生産が打ち切られたため、 新品を入手することはできず、 今ある機械もそろそろ寿命問題を無視できなくなっています。 同じく、開発ツールなどのソフトも入手できません。 このことは、X68kの文化を継承する上で、大きな障害となります。 世の中には、AT互換機で動作するX68kエミュレータが存在するのですが、 いかんせん、著作権的な問題から、 X68k本体やソフトを所有している人が使用する前提となっていました。 しかし、このたびシャープ様がX68kのソフトウェアを公開してくれたおかげで、 誰でも自由にX68kエミュレータを使い、 X68kのソフトウェアを製作できるようになったのです!!

前置きが長くなってしまいましたが、シャープ様の太っ腹により (ひねくれた見方をすれば、 X68kユーザーの残党対するある種の責任から解放されるために、 単に手放したとも考えられますが…) X68k信奉者達は救われた??のです。 ということで、次はMZの番です

MZにも、例えば、MZ-700のエミュレータというものが存在します。 自分もかってMZ-700ユーザーだったため、欲しいのはやまやまなのですが、 残念ながらとっくの昔にMZ-700を手放しているので、使うことが出来ません。 著作権的に違法な手段を講じればどうにかなるでしょうが、 そんなことはしたくありません。 そこで、X68kだけではなく、 MZシリーズやX1シリーズのソフトウェアも公開してくれないかなぁ …と期待する次第であります。 X68kのソフトウェアを公開してくれたぐらいですから、 それよりさらに古い機種のソフトウェアを公開しても問題ないでしょう。 TK-80のエミュレータが堂々と市販され、売れているご時世です、 次はMZエミュレータで旋風を巻き起こしましょう!!


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