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おしりの数へ唄


おしり
おしり
きみのけつ
おしり
おしり
きみのけつ
おしり
おしり
きみのけつ
おしり
おしり
きみのけつけつけつけつ

ひとつ日増しに惹かれてゆくんだ
ふたつ不思議に振り切れないんだ
みっつみっともないとは知りつつ
よっつ夜どほし触ってゐたいのサ

おしり
おしり
きみのけつ
おしり
おしり
きみのけつ
おしり
おしり
きみのけつ
おしり
おしり
きみの支離滅裂

いつつ今さら言ふのも何だが
むっつ昔は嫌はれたんだが
ななつ眺めるだけでも良いけど
やっつやっぱり触ってゐたいのサ

おしり
おしり
きみのけつ
おしり
おしり
きみのけつ
おしり
おしり
きみのけつ
おしり
おしり
きみのけつけつけつけつ

ここのつここまで長い道のり
とをでたうとう手に入れたおしり
ツ離れ済んでももうひとつ続くよ
十二自由に触ってゐたいのサ

おしり
おしり
きみのけつ
おしり
おしり
きみのけつ
おしり
おしり
きみのけつ
おしり
おしり
きみの支離滅裂

おしり
おしり
きみのけつ
おしり
おしり
お尻だよ
おしり
おしり
きみのけつ
おしり
おしり
きみのけつ
おしり
おしり
きみのけつ
おしり
おしり
きみのけつ
おしり
おしり
お尻だよ
おしり
おしり
きみのけつ
おしり
おしり
きみのけつ
おしり
おしり
きみのけつ
おしり
おしり
きみのけつ
おしり
おしり
お尻だよ,alright
おしり
おしり
きみのけつ
おしり
おしり
きみのけつ
おしり
おしり
きみのけつ
おしり
おしり
きみのけつけつけつけつ!

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帰りたい


郊外電車の時刻表を
無くしただけではないだらう
散らかった光は柔らかだけど
ぐるりを白く透かしてぼやかす
帰りたい
帰りたい
帰りたい
帰りたい
早く

頼まれてゐたパステルの箱
駅への道を描いてるとこ
線画は後ろに伸びるばかりで
誰に訊いても困った眼をする
帰りたい
帰りたい
帰りたい
帰りたい
早く

人波は酷く素っ気ないやうだが
人様に構ってゐられないやうだが
脇に立って眺めるうち不意に解った
みんな同じ気持ち

郊外電車の終点ちかく
部屋を緩やかに風が行く
自画像をコンテで素描しながら
きみはぼくの帰るのを待ってる
帰りたい
帰りたい
帰りたい
帰りたい
早く

帰りたい
帰りたい
帰りたい
帰りたい
帰りたい
帰りたい
帰りたい
帰りたい
帰りたい
帰りたい
帰りたい
帰りたい
帰りたい
帰りたい

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LOCAL SALOON


9週間目に雲が降り
バラスが雨を吸い込んだ
チェイサをメニュに書き加え
マスタはお客を待っていた

暗い暗い暗い暗いあのサルーン

無頼と売女は息を突き
町を乱しにやって来る
おれのベイビィ稼ぎ時
埃と共に舞い踊り

ひらりひらりひらりひらり揺れる影

ヘヴィなショットを見せたのは
沙漠を追われてきた男
おれのベイビィ連れ去られ
洞窟の中でおれを呼ぶ

殺せ殺せ殺せ殺せブタ野郎

この次の雨を待つ間
おれの死体は干からびて
おれのベイビィ抱えられ
あんたが好きよと奴に言う

暗い暗い暗い暗いあのサルーン

暗い暗い暗い暗いあのサルーン

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指先で


指先で
指先で
指先で
指先でなぞるのは

穴蔵みたいなレストランから
おんもへ出てすぐ雨に降られて
青だった信号の
ほうにあった店の
窓の雫跡

指先で
指先で
指先でなぞるのは

閉館間際の展覧会で
あくびを堪へた係員の隙
ひと気の無いブースの
賑やかしな様子の
色のきついレリーフ

指先で
指先で
指先でなぞるのは

逢へない時間は長過ぎたのに
CD1枚待てずに眠る
見慣れない造りの
眩しくないライトの
下の白い頬

指先で
指先で
指先で
指先で
指先でなぞるのは
なぞるのは
指指指先で
なぞるのは
指先でなぞるのは
なぞるのは
なぞるのは
なぞるのは
指先で
指で
指で
指で
指で
指先でなぞるのは
指先でなぞるのは
指先でなぞるのは
指先で

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壊れている


転びまろびつ思いは駆けている
転びまろびつ思いは先走る
壊れている
壊れている
昼下がり
夢の終わり

転びまろびつ思いは駆けている
転びまろびつ思いは先走る
間に合わない
間に合わない
忍冬
星のかけら

まだ大丈夫と言うから
任せてみたのが不幸の始まり
カリーの粉を撒いたのが
そのまま出てきたのかと思った
Oh!

転びまろびつ思いは駆けている
転びまろびつ思いは先走る
悔やんでいる
悔やんでいる
立ち戻れ
熱い流れ

転びまろびつ思いは駆けている
転びまろびつ思いは先走る
壊れている
壊れている
昼下がり
夢の終わり

壊れている
壊れている
壊れている
壊れている
壊れている

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わしらも怪しい探険隊


大きな
露天堀の鉱場を追ひこし
サバンナ
みたいな草原に踏みこんだ
磁石は勘よりマシ
鉄砲は棒よりマシ
無謀だなんて今さら言ふなよ

ポンカポンカパンカパンカ
厭な太鼓が聞こえるぜ
あした陽は昇るのか,おい

付いてこいよ
付いてこいよ
今夜はもう眠れない

火を消すなよ
火を消すなよ
今夜はまた眠れない

奇妙な
陽炎の立つ沼地に出てきた
見事な
潅木と蔦が阻んだ
ジープは既に壊れ
カヌーは焚き木となれ
籤でも引いて誰か最初に行けよ

ギャイギャイパオパオ
厭な叫びが聞こえるぜ
あした仲間はゐるか,おい

付いてこいよ
付いてこいよ
今夜はもう眠れない

火を消すなよ
火を消すなよ
今夜はまた眠れない

非凡な
生き方をしたいとは言ったさ
だけどな
ハレとケの区別は欲しかった
野望はとうに費え
希望はどこかへ消え
魂を入れとく丈夫な袋をくれよ

なんてかひってかひ
厭な予感に震へるぜ
あしたお別れなのか,おい

付いてこいよ
頼むからよ
今夜はもう眠れない

火を消すなよ
火を消すなよ
今夜はまた眠れない

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Miamiの青


ノイズの酷い
ラジオの中から
お気に入りの歌
取り出して聴く
どこまでも
付いてくるのはダンスミュージックときみ
陽射しが痛くて
コークも効かない
ここはMiami
まったくの青

椰子の木陰が
あるかと思った
パラソルの林
横たはる肉
どこにでも
つまらないことを気にする奴はゐる
視線が痛くて
自由が利かない
ここはMiami
まったくの青
ここはMiami
まったくの青

シーツの海で
もいちど泳いだ
疲れた感じ
とても似てゐる
どこまでも
付いてくるのはダンスミュージックときみ
日焼けが痛くて
寝返り打てない
ここはMiami
まったくの青
ここはMiami
まったくの青
ここはMiami
まったくの青

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all words written by nii. n