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頂好

 台北の賑やかな所って一杯ありますが、忠孝復興から敦化の一帯が一番活気があるような気がします。店も何時までも開いているから遅くなっても町を歩いている人が減らない。ヨーロッパに慣れてしまうとこのアジアの活気は驚きです。夕方6時でお店はおしまい。日曜日は休みというヨーロッパの常識からすると、平日も大体22時までやっているし、下手すると誠品書店のように24時間やっていたりするのですから。

 今回の宿がこの一角だったものだから、そこそこ歩き回りました。その代わり遠出にはMRTは殆ど使わず、バスとタクシーとリムジンがその代わり。ホテルから南に出ると敦化南路口のバス停。ここから台北駅方面には多くの路線で一直線だし、道を渡った忠國愛仁からは行天宮や志林へ285番で乗り換えなしで行くことが出来、重宝しました。
 そんなこんなで、あちこち出歩きながら夜と早朝には買い物をし、という時間をフルに使った2泊を過ごしました。

頂好の地図。かなり狭い範囲です。しかしお店は実に多かった。それも地下にもたっぷり。
中央駅方面へはホテルの南、敦化南路口のバス停から、また行天宮、市林方面へは真っ直ぐ東に歩き忠國愛仁から乗ると、それぞれ乗り換えなし、直通で行くことが出来ます。
ホテルの前の下水マンホール。森があって魚が一杯泳いでいる。何か素朴でよかった。
ホテルの最上階から南東側を見ています。うーんアジアの風景ですね。一番上に見えるビルが下の写真にも写っています。
敦化南下路の交差点に朝6時頃出てみました。この交差点は本当に円形で、右の高層ビルはそのためにへこんでいます。車の進行はラウンドアバウトのように円形に回るのではなく、直行することが出来ます。遠くに台北101が見えます。 夜10時の忠孝東路。まだまだお店は開いています。ここはナイキショップ。消費税以上に日本よりこっちの方が安かった。
 誠品書店 25 02 21.43N,121 32 57.11E

 ガイドブックによると、24時間開いている誠品書店というのがあり、ホテルの結構近くにあるので半ば確認しに行ってみました。朝早く6時前に起きて歩いて数分、オフィスビルの入り口風の所をちょっと不安になりながら入ってみると、うん、確かに開いているのです。非常に広い店内に雑誌から専門書までぎっしりとあるのです。で、本ではなく台北の地図を購入してから、ふっとレジの脇を見るとCDのコーナーがあり、よく見るとなんとECMレコードがそのうちの半分くらいを占めているではないですか。多分なんかのフェアでしょう。本屋で売るのにイメージが合うと思ったのでしょうか。そしてもっとよく見ると安い!ノルウェーでは高くて買えなかったのに、レインボウスタジオから遠いこの島ではものによってはノルウェーの半額位、日本の3割引という所だったものですから、何枚か買ってしまいました。何で台湾に来て、それも朝の6時過ぎにECMを買っているんだ? 確かになかなか出来ない経験ではありますが。
 それから地下は11時から開く専門店街になっており、こちらも実に充実でした。美しいカードが一杯の文具店、正月飾りなどこっちぽい小物が一杯の雑貨店、人形劇の人形専門店といった所が入っており、実に楽しかった。何処もとても質のいい品を揃えており、はずれの無い、そして短時間で買い物の出来る正に旅行者にとって有難い一角でした。時間があったら書店と合わせ一日いても退屈しなさそうです。

トードグスタブセントリオの最新版The Ground(ECM1892)です。貼り付けてあるポップが漢字と英語っていうのが何か文字化けしているような気になりますね。こっちは550元でした。
こっちはハインツホリガーの「白雪公主」(ECM1715/16)
正にオペラではなく歌劇なのだ。2枚組なのに399元。安い。
誠品書店地下で買ったカード。こういういかにもこっちらしく、そしてとっても気の利いたカードや正月の飾り付けなどが一杯あり、何か一杯買ってしまった。

頂好