いや、そんな大した話ではないです。
今回、東京(ほんとは千葉幕張だけど)のMacWorldExpoでは、Steve Jobsが来日するので、何か新製品、それも、噂のコンシューマーポータブルが発表されるのでは、という期待があったようですが、結局何も発表されなかったですね。
それはそれとして、PB2400cに代わるマシンを熱望しているユーザーがいかに多いかがよくわかるものでした。かなりの人が、日本市場向けのノートブックを期待していた。
たとえば、多くのWintelノートブック(特に日本製)は、重量が1.0kg〜1.6kgくらいで、かなりの品質の画面とキーボードを詰め込み、バッテリーも2時間から場合によっては4時間くらいもつ。特にバッテリーは、多くの機種が大容量バッテリーを装着可能であり、多少の重量を覚悟すればバッテリーのもちがよくなる。しかも、元々が軽いので、大容量バッテリーを積んでもPB2400cくらいの重さにしかならない。
翻って、我がPB2400cは、2時間もたないバッテリーで、大容量バッテリーもなく、替えのバッテリーの充電器もない。しかも、万が一、大容量バッテリーがあったとしても、重くて持ち歩けないでしょうね。
基本的に、これでほんとにモバイル出来るのか、という状態だと思います。
まず、軽いマシンを!
これは、私もわかります。自分でたまに持ち歩くと、やはりきつい。でも、持ち歩いて使う以上、バッテリーが切れたら、役に立たない2kgの金属の固まりを持ち歩くのと同じです。
このことは以前から多くの方が何度も指摘していることなんですが、最近時々持ち歩いて、ひどく強く実感しました。
それでですね、雑誌の「モバイルPC」にあった記事に習って、私も一人で入ってみたんですよ、カラオケボックスに。
確かに、電源もとれる。喫茶店より安い(昼間の時間帯ならね)。
でも、落ち着かないー。なんかね、密室にみっちり閉じ込められて、すごく居心地が悪い。これは人によると思うけど、私は自分がカラオケボックス大嫌いなのを我慢して入ったのも、あると思います。とにかく、私にとってはとんでもない経験だった。2回トライして、2回ともとんでもないと思った。
では、というと、パソコンの使用を大目に見てもらえる喫茶店などになる。解放感があるので、ずっと快適です。
でも、そうなるとやはり、電源の問題が出てくる・・・人によっては、移動中にそんなに使わないだろうから、2時間持てば十分、という人もいるとは思います。
でも、ちょっと1時間弱使い、移動して、また時間が出来たのでもう1時間、と思うと、もう電源が切れる。この瞬間の悲しさ!
というわけで、私は次期のコンシューマー・ポータブルは、ぶっちぎりの軽さよりは、1.6kgくらいで、バッテリが4時間くらい持つマシンになってくれるといいな、と真剣に思います。
Newtonがきちんと発展して、ノートパソコンにとってかわるくらいの力をもってくれればよかった、という気持ちもありますけどね。