H.Hiraizumi's Birding Page
【日本の貴重な鳥、希少な鳥、減っている鳥リスト】
熊本県
「熊本県の保護上重要な野生生物リスト レッドリスト熊本2004」(熊本県2004)掲載種
- 熊本県の環境のHPに詳細のPDF、WORD、EXEL文書が掲載されています(ファイル形式せめて2種類ぐらいにしてほしいんですが)。
- 放鳥されているキジと迷鳥は選定対象外とされています。
- 98年版のランクを付記し、危険度認識の変化傾向を→↑↓で示しましたが、レッドデータブック改訂版は平成20年度発行予定だそうで、それまでランクの変更などの理由などはわからないということになりそうです。
- 98年版掲載種のうち、今回除外されたのはヘラシギだけのようです。迷鳥扱いになったのではないかと思いますが、オオズグロカモメは残っています。
絶滅の危機に瀕している種
現在の状態をもたらした圧迫要因が引き続き作用する場合、野生での存続が困難なもの(絶滅危惧I類)のうち、ごく近い将来における野生での絶滅の可能性が極めて高いもの
- イヌワシ
- 【98年版】絶滅危惧種(→)
絶滅の危機に瀕している種
現在の状態をもたらした圧迫要因が引き続き作用する場合、野生での存続が困難なもの(絶滅危惧I類)のうち、絶滅危惧種蘗類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の可能性が高いもの。
- クロツラヘラサギ
- 【98年版】希少種(↑↑)
- ヘラシギ
- 【98年版】非掲載(↑↑↑)
- ブッポウソウ
- 【98年版】危急種(↑)
- ヤイロチョウ
- 【98年版】危急種(↑)
絶滅の危機が増大している種
現在の状態をもたらした圧迫要因が引き続き作用する場合、近い将来「絶滅危惧泓゙」のランクに移行することが確実と考えられるもの。
- サンカノゴイ
- 【98年版】情報不足種(↑?)
- ミゾゴイ
- 【98年版】危急種(→)
- カラシラサギ
- 【98年版】非掲載(↑↑)
- クロサギ
- 【98年版】希少種(↑)
- ツクシガモ
- 【98年版】危急種(→)
- クマタカ
- 【98年版】危急種(→)
- チュウヒ
- 【98年版】希少種(↑)
- ナベヅル
- 【98年版】非掲載(↑↑)
- マナヅル
- 【98年版】希少種(↑)
- オオジシギ
- 【98年版】危急種(→)
- ツバメチドリ
- 【98年版】希少種(↑)
- コアジサシ
- 【98年版】希少種(↑)
- アオバズク
- 【98年版】希少種(↑)
- ヨタカ
- 【98年版】希少種(↑)
- アカショウビン
- 【98年版】希少種(↑)
- コマドリ
- 【98年版】希少種(↑)
- クロツグミ
- 【98年版】希少種(↑)
- コジュリン
- 【98年版】危急種(→)
存続基盤が脆弱な種
現時点での絶滅危惧度は小さいが、生息・生育条件の変化によっては、「絶滅危惧」として上位ランクに移行する要素を有するもの。
- ヨシゴイ
- 【98年版】希少種(→)
- チュウサギ
- 【98年版】希少種(→)
- ヘラサギ
- 【98年版】非掲載(↑)
- トモエガモ
- 【98年版】希少種(→)
- ミサゴ
- 【98年版】希少種(→)
- ハチクマ
- 【98年版】非掲載(↑)
- オオタカ
- 【98年版】希少種(→)
- サシバ
- 【98年版】非掲載(↑)
- ハヤブサ
- 【98年版】希少種(→)
- コシジロヤマドリ
- 【98年版】非掲載(↑)
- タマシギ
- 【98年版】希少種(→)
- ケリ
- 【98年版】非掲載(↑)
- アカアシシギ
- 【98年版】非掲載(↑)
- ホウロクシギ
- 【98年版】非掲載(↑)
- ズグロカモメ
- 【98年版】希少種(→)
- コノハズク
- 【98年版】非掲載(↑)
- キュウシュウフクロウ
- 【98年版】希少種(→)
- コサメビタキ
- 【98年版】希少種(→)
- サンコウチョウ
- 【98年版】希少種(→)
評価するだけの情報が不足している種
- カンムリウミスズメ
- 【98年版】非掲載(↑)
- オオコノハズク
- 【98年版】非掲載(↑)
- サンショウクイ
- 【98年版】非掲載(↑)
- ウチヤマセンニュウ
- 【98年版】情報不足種(→)
- メボソムシクイ
- 【98年版】情報不足種(→)
- キビタキ
- 【98年版】非掲載(↑)
地域的に孤立している個体群で、絶滅のおそれが高いもの。
- ノスリ
- 【98年版】非掲載(↑)
- オオズグロカモメ
- 【98年版】非掲載(↑)
- ビンズイ
- 【98年版】情報不足種(↑?)
- コヨシキリ
- 【98年版】希少種(→?)
- ホシガラス
- 【98年版】危急種(→?)
現在の状態をもたらした圧迫要因が引き続き作用する場合、野生での存続が困難なもの(絶滅危惧I類)のうち、絶滅危惧種蘗類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の可能性が高いもの。
【要件】全国レベルで重要性が高く、以下のいずれかの指定を受けているもので、適当と認められるもの。
- 環境省レッドデータブックでは「情報不足」を含むいずれかのランクに指定されているもの。
- 連接する各県のレッドデータブックにおいて2県以上で「情報不足」を含むいずれかのランクに指定されているもの。あるいは、1県のみの指定であっても個体数の減少要因の継続が今後本県でも考えられるもの。
- 全国の多くの都道府県で「情報不足」を含むいずれかのランクに指定され、個体数の減少要因の継続が今後本県でも考えられるもの。
- アカガシラサギ
- 【98年版】非掲載(↑)
- シマアカモズ
- 【98年版】非掲載(↑)
- コイカル
- 【98年版】非掲載(↑)
「熊本県の保護上重要な野生生物」(熊本県1998)掲載種
県内ではすでに絶滅したと考えられる種または亜種
過去に県内で生息・生育したことが確認されており、かつ次のいずれかに該当する種または亜種
- 確実な情報のあるもの
- 信頼できる調査や記録によりすでに絶滅したことが確認されている。
- .複数の信頼できる調査によっても、生息・生育の確認ができなかった。
- 情報量の少ないもの
- それほど遠くない過去に信頼できる生息・生育の情報が得られていない。
- 該当種なし
-
絶滅の危機に瀕している種または亜種
もしも現在の状況をもたらした圧迫要因が引き続き作用するならば、その存続は困難なもの。
次のいずれかに該当する種または亜種
- 確実な情報のあるもの
- 既知のすべての個体群で、個体数が危機的水準まで減少している。
- 既知のすべての生息・生育地で、生息・生育条件が著しく悪化している。
- 既知のすべての個体群がその再生産能力を上回る捕獲・採集圧にさらされている。
- ほとんどの分布域において交雑可能な別種・別亜種が侵入している。
- 情報量の少ないもの
- それほど遠くない過去に生息・生育記録があるが、その後信頼すべき調査が行われていないため、絶滅したかどうか判断することが困難なもの。
- イヌワシ
- 【選定根拠】環境庁版絶滅危惧種、全国局限、県内局限、近年減少
【生息状況】阿蘇で1991年まではたびたび観察されていたが、近年は希に出現するだけで、迷行あるいは一時的に飛来したものと考えられる。県内に定着して生息しているかどうかは確認されていない。
【生存に対する脅威】観光開発や草地改良による生息地の消失/農薬散布による餌動物の汚染など
絶滅の危機が増大している種または亜種
もしも現在の状況をもたらした圧迫要因が引き続き作用するなら近い将来「絶滅危惧種」のランクに移行することが確実と考えられるもの。
次のいずれかに該当する種または亜種
- 確実な情報のあるもの
- 大部分の個体群で、個体数が大幅に減少している。
- 大部分の生息・生育地で、生息・生育条件が明らかに悪化しつつある。
- 大部分の個体群がその再生産能力を上回る捕獲・採集圧にさらされている。
- 分布域の相当部分に交雑可能な別種・別亜種が侵入している。
- ミゾゴイ
- 【選定根拠】環境庁版希少種、全国局限、県内局限、近年減少
【生息状況】県中央部での繁殖記録がある。県内の観察記録は過去10例以内。
【生存に対する脅威】森林伐採による生息・繁殖適地の減少
- ツクシガモ
- 【選定根拠】環境庁版危急種、全国局限、県内局限、近年減少
【生息状況】主に八代海の干潟、河口、干拓地へ少数が渡来している。ここ6年ほどは毎冬記録があるが、1羽から5羽、多くても10数羽である。
【生存に対する脅威】干潟の干拓や河川改修による湿地の減少
- クマタカ
- 【選定根拠】環境庁版絶滅危惧種、全国局限、県内局限、近年減少
【生息状況】個体数は元来多くなく、開発や森林伐採等の環境の変化により減少傾向にある。
【生存に対する脅威】開発や伐採、人工造林による営巣林や餌場となる広葉樹林の消失
- オオジシギ
- 【選定根拠】環境庁版希少種、全国局限、県内局限、近年減少、地域的孤立・希少
【生息状況】阿蘇北外輪山の草地で少数が繁殖する。南外輪山での記録もある。
【生存に対する脅威】採餌や繁殖のための草地の減少
- ブッポウソウ
- 【選定根拠】環境庁版希少種、全国局限、県内局限、近年減少
【生息状況】かつて、九州中央山地の自然林ではまれならず見られたが、鉄橋で繁殖するものを除き、繁殖が見られなくなりつつある。
【生存に対する脅威】自然林の伐採と人工林化/営巣木としての老大木の減少/奥地開発によるカラス類の侵入
- ヤイロチョウ
- 【選定根拠】環境庁版絶滅危惧種、全国局限、県内局限
【生息状況】県内での観察記録は、過去10例内外。繁殖の古い記録があり、6月下旬の観察例もある。
【生存に対する脅威】生息地である常緑広葉樹林帯の人工造林その他開発による伐採
- コジュリン
- 【選定根拠】環境庁版希少種、全国局限、県内局限、分布境界、近年減少、地域的孤立・希少
【生息状況】阿蘇の標高役700〜1,000mの長草型の山地草原で、推定十数つがいが局地的に繁殖している(九州唯一、日本における繁殖地の南限)。
【生存に対する脅威】山地草原の人工草地化、造林、放置による森林化、その他開発による減少
- ホシガラス
- 【選定根拠】県内局限、分布境界、地域的孤立・希少
【生息状況】標高の高い九州中央山地の針葉樹と広葉樹の混交林に少数が生息するが、その生態等は未だ不明な点が多い(亜種の日本における繁殖南限)。
【生存に対する脅威】標高の高い森林の伐採
存続基盤が脆弱な種または亜種
現在のところ絶滅危惧種にも危急種にも該当しないが、生息・生育条件の変化によって容易に上位のランクに移行するような要素(脆弱性)を有するもの。
次のいずれかに該当する種または亜種
- 確実な情報のあるもの
- 環境条件の悪化によって、容易に絶滅危惧種または危急種上位に移行し得る属性を本来有しているもの。具体的には次のいずれかの要素を持つこと。
- どの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少である。
- 生息・生育地が局限されている。
- 生物地理上、孤立した分布特性を有する(分布域がごく限られた固有種等)。
- 生活史の一部または全部で特殊な環境条件を必要としている。
- 生息・生育状況の推移から見て、種の存続への圧迫が強まっていると判断されるもの。具体的には分布域において次の傾向が顕著であり、今後さらに進行するおそれがあるもの。
- .個体数が減少している。
- 生息・生育条件が悪化している。
- .過度の捕獲・採集圧による圧迫を受けている。
- 交雑可能な別種・別亜種が侵入している。
- ヨシゴイ
- 【選定根拠】県内局限、近年減少
【生息状況】渡来数が減少して希少になりつつある。
【生存に対する脅威】河川改修によるアシ原や河畔の草地などの減少/埋め立てによる池や湿地の減少
- チュウサギ
- 【選定根拠】環境庁版希少種、県内局限、近年減少
【生息状況】最近個体数が旧下劇に減少している。近年は市街地化によるサギ山の消失に加え、騒音、糞害などの苦情によって有害鳥獣駆除の対象とされるケースが多い。
【生存に対する脅威】集団繁殖に適した竹林、雑木林の減少、河川改修、圃場整備、アマサギなどとの餌場の競合などが考えられるが、他のサギ類に比べて本種のみが急減した原因は明らかでない。
- クロサギ
- 【選定根拠】県内局限、近年減少
【生息状況】天草海岸、天草の孤島および八代海の海岸など局地的である。
【生存に対する脅威】磯釣りなど人の侵入
- クロツラヘラサギ
- 【選定根拠】環境庁版希少種、全国局限、県内局限、近年減少
【生息状況】八代海、有明海の干潟や河口に10月から5月にかけて少数が渡来する。ここ10年間では2年間を除き渡来している。観察数は1羽から3羽が普通であるが、1997年1月に6羽、10月〜11月に10数羽が観察された。一部は県内で越冬していると考えられる。
【生存に対する脅威】干潟に干拓や河川改修による湿地の減少
- トモエガモ
- 【選定根拠】環境庁版希少種、県内局限、近年減少
【生息状況】主に県央の限られた湖沼や河川に少数が渡来する。ここ9年ほどは毎冬記録があるが、1羽から5羽の事例が多い。1978年には110羽の記録がある。
【生存に対する脅威】減少の原意は不明であるが、木立の減少、湖沼、河川の汚染など自然環境の全般的悪化が影響していると考えられる。
- ハチクマ
- 【選定根拠】環境庁版希少種、県内局限
【生息状況】県内での繁殖の確認は数例で、繁殖期の生態については不明な点が多い。
【生存に対する脅威】森林伐採、人工林の増加
- オオタカ
- 【選定根拠】環境庁版危急種、県内局限
【生息状況】冬、平地や山地に少数が渡来し、鳥などの小中動物を補食する。
【生存に対する脅威】森林伐採による自然林の減少と人工林の増加/密猟
- チュウヒ
- 【選定根拠】環境庁版危急種、全国局限、県内局限
【生息状況】県北の干拓地や阿蘇の草原、農耕地などに渡来する。
【生存に対する脅威】開発などによる湿地や草原の減少
- ハヤブサ
- 【選定根拠】環境庁版危急種、全国局限、県内局限
【生息状況】海岸や市街地、山間地に主に冬渡来する。夏の観察例もあり、繁殖の可能性もある。
【生存に対する脅威】農地開発、海辺の改変等、農薬みよる汚染、密猟
- マナヅル
- 【選定根拠】環境庁版危急種、全国局限、県内局限
【生息状況】八代海や有明海沿岸の干拓地、農耕地等で、春秋の渡りの途中に1羽から6羽くらいの少数がほぼ毎年観察されているほか、たまに越冬することもある。昭和50年以前には、阿蘇谷で毎年越冬していた記録があるが、その後、圃場整備に伴い、ねぐらとなっていた水田が減少し、以降定期的な越冬はとだえている。
【生存に対する脅威】ねぐらや採餌場所となる広い水田の農地改変等による減少
- タマシギ
- 【選定根拠】近年減少
【生息状況】県内の水田や蓮田、湿地等に留鳥として生息している。
【生存に対する脅威】水田や湿地等の減少、農地開発
- ヘラシギ
- 【選定根拠】環境庁版危急種、全国局限、県内局限、近年減少
【生息状況】近年、観察例が急激に減少している。
【生存に対する脅威】干潟や湿地の減少
- ツバメチドリ
- 【選定根拠】環境庁版希少種、全国局限、県内局限、近年減少
【生息状況】秋の渡りの時に主に干拓地で見かける。
【生存に対する脅威】砂礫地の減少
- ズグロカモメ
- 【選定根拠】全国局限、県内局限
【生息状況】八代海と有明海の泥質の干潟で小形カニ類を採餌する。八代海や球磨川河口に多い。本件では200羽ほどが越冬している。
【生存に対する脅威】干拓などによる泥質の干潟の減少
- コアジサシ
- 【選定根拠】環境庁版希少種、全国局限、県内局限、近年減少
【生息状況】海岸部の砂礫地や工業用地などの裸地に営巣する。人為的影響を受けやすく、繁殖地は不安定で移動しやすい。河川の中州などでも繁殖するが、増水により失敗することが多い。
【生存に対する脅威】営巣に適した広大な干拓地や造成地、あるいは河川改修による営巣地の減少/カラスなどの天敵による捕食
- アオバズク
- 【選定根拠】県内局限、近年減少
【生息状況】老大木があれば、山地よりもむしろ人里近くに多く、公園やお城、あるいは社寺林などでよく見られる。特に森の都といわれる熊本ではなじみの鳥である。
【生存に対する脅威】営巣木としての老体木の減少、農薬使用
- キュウシュウフクロウ
- 【選定根拠】県内局限、近年減少
【生息状況】アオバズクほどではないが、営巣できるような樹洞を有する老大木があれば、お城や大学構内でも見られる。
【生存に対する脅威】巣木としての老体木の減少、農薬使用
- ヨタカ
- 【選定根拠】県内局限、近年減少
【生息状況】九州中央山地や阿蘇高原、里山、原野など、県内で広く見られるが、繁殖が確認されているのは阿蘇と金峰山である。
【生存に対する脅威】農薬の空中散布
- アカショウビン
- 【選定根拠】県内局限、近年減少
【生息状況】菊池川上流域、九州中央山地、球磨川上流域、緑川上流域の渓流畔の良く茂った落葉広葉樹林等に局地的に生息している。
【生存に対する脅威】生息地である落葉広葉樹林帯の渓谷や渓流の観光地化、人工造林、林道整備等により、繁殖可能な樹林が減少
- コマドリ
- 【選定根拠】県内局限、地域的孤立・希少
【生息状況】九州中央山地の国見岳や市房山などの標高1,300m以上の落葉広葉樹林のした草に笹野良く茂った斜面に生息繁殖している。阿蘇根子岳のすぁす時最上部にも生息している。県内での観察記録は8市町村。
【生存に対する脅威】大木からなる広葉樹林の伐採、人工造林
- クロツグミ
- 【選定根拠】県内局限、近年減少
【生息状況】菊池渓谷や阿蘇根子岳山麓などで繁殖が確認されている。
【生存に対する脅威】生息地の落葉広葉樹林における人工造林その他開発による伐採
- コヨシキリ
- 【選定根拠】県内局限、分布境界
【生息状況】阿蘇高原の山東高原、東外輪山、きた外輪山などの標高700〜1,000mの長草型の草原で生息繁殖している(繁殖地の南限)。少数は平地のアシ原などが散在する草丈の高いところにも生息しており、横島干拓での繁殖も確認されている。県内での記録は7市町村。
【生存に対する脅威】阿蘇高原の野焼き放置、人工草地化、畑地開発などによる草地の減少等 - コサメビタキ
- 【選定根拠】近年減少
【生息状況】県相各地の明るい広葉樹林で見られる。かつては最も身近で繁殖するヒタキ類であった。
【生存に対する脅威】樹木の消毒などの影響が考えられるが、不明
- サンコウチョウ
- 【選定根拠】近年減少
【生息状況】里山に夏鳥として渡来し、常緑広葉樹林のほか、スギ、ヒノキ人工林にも生息するが、局地的である。
【生存に対する脅威】森林の伐採や幼齢林化による生息環境の悪化
評価するだけの情報が不足している種
次のいずれかに該当する種または亜種
- 情報量が少ないもの
- 環境条件の変化によって、容易に絶滅危惧のカテゴリーに移行し得る属性(具体的には、次のいずれかの要素)を有しているが、生息状況をはじめとして、ランクを判定するに足る情報が得られていない種。
- どの生息地においても生息密度が低く希少である。
- 生息地が局限されている。
- 生物地理上、孤立した分布特性を有する(分布域がごく限られた固有種等)。
- 生活史の一部または全部で特殊な環境条件を必要としている。
- サンカノゴイ
- 【選定根拠】環境庁版希少種、全国局限、県内局限
- オオズグロカモメ
- 【選定根拠】全国局限、県内局限
- ビンズイ
- 【選定根拠】分布境界
- ウチヤマセンニュウ
- 【選定根拠】環境庁版希少種、全国局限、県内局限、分布境界、特殊生息・生息環境、地域的孤立・希少
- メボソムシクイ
- 【選定根拠】県内局限、分布境界、特殊生息・生息環境、地域的孤立・希少
補足
キジは放鳥等により在来亜種(キュウシュウキジ、シマキジ)が存亡の危機にあり、上位区分の意見もあったが、調査資料が十分でなく、見送ったとして今後の課題にあげられている。
Last updated on Apr.11.1999
Hiraizumi Hideki
SG4H-HRIZ@asahi-net.or.jp)