H.Hiraizumi's Birding Page
【日本の貴重な鳥、希少な鳥、減っている鳥リスト】
北海道
「北海道の希少野生生物」(北海道環境生活部、2001)掲載種
レッドデータブックのサイトあり。迷鳥やもともと数が少なく数の減少や生息環境の悪化が見られない場合は選定から除外している。
個体数変動や生息地の限定されている状況についての記述を生息状況の項にまとめてみた。
本道ではすでに絶滅したと考えられる種または亜種
環境庁(1997)の「絶滅」に相当
- 過去に本道に生息・生育したことが確認されており、かつ次のいずれかに該当する種または亜種
- @信頼できる調査や記録によりすでに絶滅したことが確認されている。
- A複数の信頼できる調査によっても、生息・生育が確認できなかった。
- トキ
- 【具体的要件】@信頼できる調査や記録によりすでに絶滅したことが確認されている
【生息状況】江戸時代末期に北海道でも捕獲記録がある。明治時代に乱獲や生息環境の悪化等により急減し、1930年頃に国内では能登半島と佐渡に残るのみとなった。道内ではこの間に絶滅したと考えられる。
- カンムリツクシガモ
- 【具体的要件】@信頼できる調査や記録によりすでに絶滅したことが確認されている
【生息状況】1822年10月に函館市亀田で捕らえられた記録が最後。国外でも記録はわずかでほぼ絶滅
絶滅の危機に直面している種または亜種
環境庁(1997)の「絶滅危惧蘗類」に相当
- 近い将来、極めて高い確率で野生種の絶滅が懸念されており、次のいずれかに該当する種または亜種
- @既知のすべての個体群で、個体数が非常に危険な水準まで減少している。
- A既知のすべての生息・生育地で、生息・生育条件が極めて悪化している。
- B既知のすべての個体群が、その繁殖能力をはるかに上回る捕獲・採取圧にさらされている。
- Cすべての分布域において交雑可能な別種・別亜種が侵入している。
- Dすべての分布域において有力な生態的競争種や天敵が侵入している。
- オオミズナギドリ
- 【具体的要件】@既知のすべての個体群で、個体数が非常に危険な水準まで減少
Dすべての分布域において有力な生態的競争種や天敵が侵入
【生息状況】唯一の繁殖地である渡島大島では明治から羽毛採集業者、大正10年〜昭和40年代初めまではワカメ採集業者による乱獲と、近年では野生化したカイウサギの増加で繁殖地が荒れてしまい数が減少。1995年に利用された巣穴は120〜130。
- チシマウガラス
- 【具体的要件】@既知のすべての個体群で、個体数が非常に危険な水準まで減少
【生息状況】1970年代初めまでユルリ島、モユルリ島、落石岬、霧多布湯沸岬で合計約150つがいが営巣していたが近年激減。底刺し網漁の影響などが考えられる。1996年は道東で2つがいが確認されたのみ。
- ウミガラス
- 【具体的要件】@既知のすべての個体群で、個体数が非常に危険な水準まで減少
A既知のすべての生息・生育地で、生息・生育条件が極めて悪化
B既知のすべての個体群が、その繁殖能力をはるかに上回る捕獲・採取圧にさらされている
【生息状況】以前は北海道南部や東部の島で繁殖していたが、現在は天売島のみで数も少ない。
- エトピリカ
- 【具体的要件】@既知のすべての個体群で、個体数が非常に危険な水準まで減少
A既知のすべての生息・生育地で、生息・生育条件が極めて悪化
B既知のすべての個体群が、その繁殖能力をはるかに上回る捕獲・採取圧にさらされている
【生息状況】大黒島周辺や霧多布沸岬で少数が繁殖。
- ワシミミズク
- 【具体的要件】@既知のすべての個体群で、個体数が非常に危険な水準まで減少(北海道に5〜10羽)
A既知のすべての生息・生育地で、生息・生育条件が極めて悪化
【生息状況】1994年に北海道北部で繁殖が確認され、今も数つがいが繁殖をしている。営巣適地が非常に少ない。人為環境に近い場所での採餌活動が見られ、環境条件は悪い。
- シマフクロウ
- 【具体的要件】@既知のすべての個体群で、個体数が非常に危険な水準まで減少
A既知のすべての生息・生育地で、生息・生育条件が極めて悪化
【生息状況】北海道東部の個体数は100羽程度。カメラマンの異常接近に伴う繁殖阻害が懸念されている。
- ミユビゲラ
- 【具体的要件】@既知のすべての個体群で、個体数が非常に危険な水準まで減少
【生息状況】大雪山系のエゾマツ、トドマツ、広葉樹の混交林で少数が生息している可能性がある。
絶滅の危機に瀕している種または亜種
環境庁(1997)の「絶滅危惧檻類」に相当
- 現在の状態が引き続き作用するならば、その存続が困難であり、次のいずれかに該当する種または亜種
- @既知のすべての個体群で、個体数が危険な水準まで減少している。
- A既知のすべての生息・生育地で、生息・生育条件が著しく悪化している。
- B既知のすべての個体群が、その繁殖能力を上回る捕獲・採取圧にさらされている。
- Cほとんどの分布域において交雑可能な別種・別亜種が侵入している。
- Dほとんどの分布域において有力な生態的競争種や天敵が侵入している。
- サンカノゴイ
- 【具体的要件】@既知のすべての個体群で、個体数が危険な水準まで減少
A既知のすべての生息・生育地で、生息・生育条件が著しく悪化
【生息状況】ウトナイ湖などで最近全く声が聞けない。湿原の減少により生息条件悪化。
- コウノトリ
- 【具体的要件】@既知のすべての個体群で、個体数が危険な水準まで減少
A既知のすべての生息・生育地で、生息・生育条件が著しく悪化
【生息状況】世界の分布域全体で少ない
- オジロワシ
- 【具体的要件】A既知のすべての生息・生育地で、生息・生育条件が著しく悪化
- オオワシ
- 【具体的要件】A既知のすべての生息・生育地で、生息・生育条件が著しく悪化
- クマタカ
- 【具体的要件】A既知のすべての生息・生育地で、生息・生育条件が著しく悪化
【生息状況】増減傾向は不明、森林の状態は悪化
- イヌワシ
- 【具体的要件】@既知のすべての個体群で、個体数が危険な水準まで減少
A既知のすべての生息・生育地で、生息・生育条件が著しく悪化
【生息状況】昔から観察記録はあるが、非常に数は少ない
- タンチョウ
- 【具体的要件】A既知のすべての生息・生育地で、生息・生育条件が著しく悪化
【生息状況】かつては全道に生息していたが、生活場所の湿地や沼が少なくなり、今は北海道東部の一部で繁殖するのみ。明治の乱獲により一時は絶滅が心配されたが、1924年(大正13年)再確認された。1952年(昭和27年)以来、地道な給餌の努力が実り、1952年の確認33羽から、現在では約800羽まで回復した。生息地は拡大傾向にあるが、拡大先の生息条件が非常に悪い。
絶滅の危機が増大している種または亜種
環境庁(1997)の「絶滅危惧類」に相当
- 現在の状態が作用するならば、絶滅危惧種に移行すると考えられており、次のいずれかに該当する種または亜種
- @大部分の個体群で、個体数が大幅に減少している。
- A大部分の生息・生育地で、生息・生育条件が明らかに悪化しつつある。
- B大部分の個体群が、その繁殖能力を上回る捕獲・採取圧にさらされている。
- C分布域の相当部分に交雑可能な別種・別亜種が侵入している。
- D分布域の相当部分において生態的競争種や天敵が侵入している。
- カンムリカイツブリ
- 【具体的要件】大部分の生息・生育地で、生息・生育条件が明らかに悪化
【生息状況】1970年代より数が増えている。北海道の一部では繁殖している。
- シジュウカラガン
- 【具体的要件】@大部分の個体群で、個体数が大幅に減少
A大部分の生息・生育地で、生息・生育条件が明らかに悪化
【生息状況】母体の個体群が減少、一般的にガン類の生息地が減少
- サカツラガン
- 【具体的要件】大部分の個体群で、個体数が大幅に減少
A大部分の生息・生育地で、生息・生育条件が明らかに悪化
【生息状況】
- ミコアイサ
- 【具体的要件】@大部分の個体群で、個体数が大幅に減少
A大部分の生息・生育地で、生息・生育条件が明らかに悪化
【生息状況】唯一繁殖が確認されている稚咲内(豊頃町)で減少
- ミサゴ
- 【具体的要件】@大部分の個体群で、個体数が大幅に減少
A大部分の生息・生育地で、生息・生育条件が明らかに悪化
- オオタカ
- 【具体的要件】A大部分の生息・生育地で、生息・生育条件が明らかに悪化
【生息状況】数は増加傾向といわれる。主な営巣場所の農耕地付近の森林伐採で環境悪化。
- ハイタカ
- 【具体的要件】A大部分の生息・生育地で、生息・生育条件が明らかに悪化
【生息状況】数は増加傾向といわれる。主な営巣場所の農耕地付近の森林伐採で環境悪化。
- チュウヒ
- 【具体的要件】@大部分の個体群で、個体数が大幅に減少
A大部分の生息・生育地で、生息・生育条件が明らかに悪化
【生息状況】湿原の状態悪化、札幌付近では非常に減少
- ハヤブサ
- 【具体的要件】A大部分の生息・生育地で、生息・生育条件が明らかに悪化
【生息状況】
- ヘラシギ
- 【具体的要件】@大部分の個体群で、個体数が大幅に減少
A大部分の生息・生育地で、生息・生育条件が明らかに悪化
【生息状況】繁殖個体群が極東のごく一部
- アカアシシギ
- 【具体的要件】@大部分の個体群で、個体数が大幅に減少
【生息状況】近年減少したといわれる
- カラフトアオアシシギ
- 【具体的要件】@大部分の個体群で、個体数が大幅に減少
A大部分の生息・生育地で、生息・生育条件が明らかに悪化
【生息状況】生息地が極限、数もあまり多くない
- コシャクシギ
- 【具体的要件】@大部分の個体群で、個体数が大幅に減少
A大部分の生息・生育地で、生息・生育条件が明らかに悪化
【生息状況】
- ケイマフリ
- 【具体的要件】@大部分の個体群で、個体数が大幅に減少
B大部分の個体群が、その繁殖能力を上回る捕獲・採取圧にさらされている
【生息状況】最近数が減っている
- ウミスズメ
- 【具体的要件】@大部分の個体群で、個体数が大幅に減少
B大部分の個体群が、その繁殖能力を上回る捕獲・採取圧にさらされている
【生息状況】過去に天売島での繁殖が報告されている
- クマゲラ
- 【具体的要件】A大部分の生息・生育地で、生息・生育条件が明らかに悪化
【生息状況】結構見られるが、数が増加したという報告はない<
存続基盤が脆弱な種または亜種
環境庁(1997)の「準絶滅危惧」に相当
- 現在のところ、上位ランクには該当しないが、生息・生育条件の変化によって容易に上位ランクに移行する要素を有するもので、次のいずれかに該当する種または亜種
- @環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行しうる属性を有するもの
(具体的には以下のいずれかの要素を持つこと)
a どの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少である。
b 生息・生育地が局限されている。
c 生物地理上、孤立した分布特性を有する。
d 生活史の一部または全部で特殊な環境条件を必要としている。
- A種の存続への圧迫が強まっているもの。
a 個体数が減少している。
b 生息・生育条件が悪化している。
c 過度の捕獲・採取圧による圧迫を受けている。
- オオヨシゴイ
- 【具体的要件】@環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行しうる属性を有する:aどの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少
A種の存続への圧迫が強まっている:b生息・生育条件が悪化
- チュウサギ
- 【具体的要件】@環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行しうる属性を有する:aどの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少A種の存続への圧迫が強まっている b生息・生育条件が悪化
- コクガン
- 【具体的要件】A種の存続への圧迫が強まっている:b生息・生育条件が悪化
- マガン
- 【具体的要件】A種の存続への圧迫が強まっている:b生息・生育条件が悪化
- ヒシクイ
- 【具体的要件】A種の存続への圧迫が強まっている:b生息・生育条件が悪化
- ハクガン
- 【具体的要件】A種の存続への圧迫が強まっている:b生息・生育条件が悪化
- コハクチョウ
- 【具体的要件】A種の存続への圧迫が強まっている:b生息・生育条件が悪化
- オシドリ
- 【具体的要件】A種の存続への圧迫が強まっている:b生息・生育条件が悪化
- トモエガモ
- 【具体的要件】A種の存続への圧迫が強まっている:b生息・生育条件が悪化
- コケワタガモ
- 【具体的要件】@環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行しうる属性を有する:aどの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少、b生息・生育地が局限
- シノリガモ
- 【具体的要件】@環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行しうる属性を有する:aどの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少
A種の存続への圧迫が強まっている:b生息・生育条件が悪化
- ハチクマ
- 【具体的要件】A種の存続への圧迫が強まっている:b生息・生育条件が悪化
- ケアシノスリ
- 【具体的要件】@環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行しうる属性を有する:aどの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少
- ハイイロチュウヒ
- 【具体的要件】@環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行しうる属性を有する:aどの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少
- シロハヤブサ
- 【具体的要件】@環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行しうる属性を有する:aどの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少
- エゾライチョウ
- 【具体的要件】@環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行しうる属性を有する:aどの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少
A種の存続への圧迫が強まっている:a個体数が減少b生息・生育条件が悪化
- ウズラ
- 【具体的要件】@環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行しうる属性を有する:aどの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少
A種の存続への圧迫が強まっているa個体数が減少:b生息・生育条件が悪化
- クイナ
- 【具体的要件】A種の存続への圧迫が強まっている:a個体数が減少、b生息・生育条件が悪化
- ヒメクイナ
- 【具体的要件】@環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行しうる属性を有する:aどの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少
- ヒクイナ
- 【具体的要件】A種の存続への圧迫が強まっている:a個体数が減少b生息・生育条件が悪化
- シマクイナ
- 【具体的要件】@環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行しうる属性を有する:aどの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少
A種の存続への圧迫が強まっている:b生息・生育条件が悪化
- チシマシギ
- 【具体的要件】@環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行しうる属性を有する:aどの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少
- ホウロクシギ
- 【具体的要件】@環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行しうる属性を有する:aどの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少
- オオジシギ
- 【具体的要件】@環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行しうる属性を有する:b生息・生育地が局限
- セイタカシギ
- 【具体的要件】@環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行しうる属性を有する:aどの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少
- ツバメチドリ
- 【具体的要件】@環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行しうる属性を有する:aどの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少
- ウミバト
- 【具体的要件】@環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行しうる属性を有する:aどの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少
- マダラウミスズメ
- 【具体的要件】@環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行しうる属性を有する:aどの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少、b生息・生育地が局限、d生活史の一部または全部で特殊な環境条件を必要
- シロフクロウ
- 【具体的要件】@環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行しうる属性を有する:aどの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少
- トラフズク
- 【具体的要件】A種の存続への圧迫が強まっている:b生息・生育条件が悪化
- キンメフクロウ
- 【具体的要件】@環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行しうる属性を有する:aどの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少
- ヨタカ
- 【具体的要件】@環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行しうる属性を有する:aどの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少
Aa個体数が減少:b生息・生育条件が悪化
- ヤマセミ
- 【具体的要件】A種の存続への圧迫が強まっている:a個体数が減少
- アカショウビン
- 【具体的要件】A種の存続への圧迫が強まっている:a個体数が減少
- コアカゲラ
- 【具体的要件】@環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行しうる属性を有する:aどの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少b生息・生育地が局限
A種の存続への圧迫が強まっている:b生息・生育条件が悪化
- ツメナガセキレイ
- 【具体的要件】@環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行しうる属性を有する:b生息・生育地が局限
- アカモズ
- 【具体的要件】@環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行しうる属性を有する:aどの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少
A種の存続への圧迫が強まっている:a個体数が減少
- シマアオジ
- 【具体的要件】A種の存続への圧迫が強まっている:a個体数が減少、b生息・生育条件が悪化
- ギンザンマシコ
- 【具体的要件】@環境条件の変化によって容易に上位ランクに移行しうる属性を有する:aどの生息・生育地においても生息・生育密度が低く希少、b生息・生育地が局限
保護に留意すべき種または亜種
- 本道においては、個体群、生息・生育域ともに安定しており、特に絶滅のおそれはないが、次に該当する種または亜種
- @国際的、国内的に保護を要すると評価されているもの。
- A交雑可能な別種・別亜種が侵入し、純血性が失われるおそれがあるもの。
- オオアカゲラ
- 【具体的要件】@国際的、国内的に保護を要する
Last updated on May.1.2000
Hiraizumi Hideki
SG4H-HRIZ@asahi-net.or.jp