歌枕紀行 神倉山

―かみくらやま―

神倉山

 新宮市の西。中腹にゴトビキ岩と呼ばれる大岩があり、古来信仰された。

くまのにまうで侍ける時、かんのくらにて太政大臣従一位きはめぬる事を思ひつづけてよみ侍ける

み熊野の神倉山の石たたみのぼりはてても猶祈るかな(西園寺実氏)



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©水垣 久 最終更新日:平成11-04-07
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