礒上之 都萬麻乎見者 根乎延而
年深有之 神左備尓家里

いそのへの つままをみれば ねをはへて
としふかからし かむさびにけり
(万葉集巻十九 4159番)

渋谿(しぶたに)の崎を過ぎるとき、巌の上の樹を見て詠んだ、と題詞にある。

所在地 富山県高岡市太田 雨晴海岸そばの国道脇

渋谿の崎(岩崎鼻)