大伴宿禰駿河麻呂
おおとものすくねするがまろ
- 生没年 ?〜776(宝亀7)
- 系譜など 「高市大卿之孫也」(04/0649左注)。高市大卿は大伴御行(長徳の子、安麻呂の兄)を指すと思われる。父は不詳。家持の又従兄。坂上家の次女二嬢を娶るか。
- 略伝 743(天平15)年、従五位下。746(天平18)年9月から翌年11月まで越前守。757(天平宝字1)年、奈良麻呂の乱に連座、弾劾を受ける。770(宝亀1)年、出雲守。772(宝亀3)年、陸奥按察使(老衰により辞任)。773(宝亀4)年、陸奥鎮守将軍。775(宝亀6)年、参議。同年11月、蝦夷追討の功により正四位上勲三等。776(宝亀7)年、卒す。万葉には11首、03/0400・0402・0407・0409、04/0646・0648・0653・0654・0655、08/1438・1660。
関連サイト:駿河麻呂の歌(やまとうた)
系図へ