水 草
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エキノドルス
エキノドルス写真 お店では「アマゾン・ソードプラント」と呼ばれて売られていることが多いエキノドルスです。一つ一の葉が剣(ソード)の形をしていて、根元から葉先までの長さは長いもので40cmを越えます。成育条件が合えば次から次に葉が出てくるので、葉が傷んだり混みあってきた場合は、葉を剪定してやります。エキノドルスは植替えが効かないので最初に植える時にレイアウトを考えて植えることが肝心です。高さがあるのでセンタープラントとして用いると良いと思います。ライティングを工夫すると、葉を透過してくる柔らかいグリーンの光がとてもきれいです。
エキノドルス全景
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アヌビアス・ナナ
アヌビアス・ナナ写真 アヌビアス・ナナ写真2 長さ3〜5cmの長円形の葉は堅く、這うように成長する茎から交互に出てきます。成長はゆっくりなので手入れが面倒な人向きの水草です。這うように徐々に茎が伸びていくので背丈はありません。成長が遅い分、葉にコケが着きやすいという欠点もあります。また、流木や石に活着出来るという特徴があります。すなわち流木や石の凹凸部分に根を這わせてしっかりと自分を固定させることが出来ます。底砂に植えない分掃除やレイアウトの変更が容易です。年に数回カラーに似た花を水中で咲かせます。比較的高温にも強いので日本の夏にも向いていると思います。
アヌビアス・ナナの葉 アヌビアス・ナナの茎
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ミクロソリウム
ミクロソリウム写真 シダの仲間でそのあたりの日影にありそうな感じです。その割には結構良い値段がしますが、どんどんと胞子で増えていきます。水質か水温か密集したせいかは分かりませんが突然枯れることがあります。しかし、暫くすると元の状態に復活します。ミクロソリウムもアヌビアス・ナナ同様活着が可能です。
流木に活着したミクロソリウム
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ミクロソリウム(ウインデロウ)
ウインデロウ写真 ミクロソリウムの仲間で、違いは葉先が幾つにも分かれている点です。その他は、ミクロソリウムと同様です。
ウインデロウの葉
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ウォータースプライト
ウォータースプライト写真 ウォータースプライト写真2 ウォータースプライト写真3
水面に広がる葉 中心の根(横から見たところ) 子株(横から見たところ)
ミクロソリウムとちょっと雰囲気が違いますが、これもシダの仲間です。最大の違いは浮草である点です。中心から放射状に葉が伸びていきます。グッピー水槽の定番水草です。その理由は、ウォータースプライトに合った水質とグッピーの成育に合った水質が同じであるためです。また、葉の質が柔らかいのでグッピーのヒレを傷つけることがないこと、浮草なので生まれたての稚魚の適当な隠れ家になることも理由としてあげられます。成育条件が合うとどんどんと成長し、子株が分かれて増殖していき、水面を覆ってしまうほどです。順次古株から捨てていかないと収拾が着かなくなります。
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ウィローモス
ウィローモス写真 いわゆる、ミズゴケの仲間です。写真は流木に活着したものです。条件が合えば若草色の新芽をどんどん出して、盆栽のような感じになります。これも稚魚の隠れ家として適当ですが、ゴミも着きやすいので時々揺すったり水流を当てて掃除をしてやります。また、水流によって水槽内のいろんな部分に流されて増えていくので注意が必要です。
活着させたウィローモス
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