スペイン旅行術・参考文献等

Last update 99/04/03


 このコーナーではガイドブックにあまり書かれていないながら、スペイン旅行を楽にするためのテクニックを書いておきます。個人旅行をする際の参考にして下さい。


1.交通機関

・スペインだけを旅行するならパスの類はいらない。
 RENFE の運賃は簡易寝台を使っても安い。特にアンダルシアはバスの方が便利なのでよほど RENFE で動きまわらない限りパス( RENFEパスを含む)ではモトは取れないだろう。

・RENFE もバスも土曜日に要注意。
 RENFE もバスも日曜日より土曜日に本数が激減する場合がある。バスは現地で確認するしかないが、RENFE は RENFE ホームページ(英語可)で事前に確認できるのでプランができたら一度は確認しておこう。RENFE ホームページには最新データが掲載されているし、日付と発着駅で列車検索ができるため完璧である。

・空港の RENFE オフィスを活用しよう
 バラハス空港1階には RENFE のオフィスが有り、21:00 まで開いている。駅や街中の RENFE オフィスと違って混雑していないので予定が確定しているルートはここで予約・購入しておこう。

・簡易寝台を活用しよう
 スペインではリテラ(簡易寝台、6人1コンパートメント)が追加料金 \1400 程度と極めて安いのでホテル代わりに大いに活用しよう。また選択できる場合は最上段のベッドがお薦め。何故ならコンパートメント入り口のドア上部に荷物スペースが有ってアクセスしやすい上、荷物も盗まれにくくなる。

・バスでは停留所アナウンスは無い
 景色で見当を付けるしかないので、始めての場所に行くには運ちゃんか回りの乗客に教えてもらおう。
 また停留所の「看板」が無いところもあるので乗降には注意。
 なお市バス等では停車ボタンを押すのは日本と同じだが、ボタンが手すりなどに仕込まれていて解りづらい場合がある(^^;

・バスにはチケットに座席番号が書かれている場合があるが、大抵の場合関係ない。
 席は早いもの勝ちなので景観を楽しみたい場合は早めに行って良い席を確保しよう。


2.語学

・スペインではほとんど英語は通じない。簡単なスペイン語でもいいから勉強しておくことが望ましい。
 英語が通じるのは空港や大きなホテル等ごく一部。バスの運ちゃんや地方の RENFE 窓口なんかでは絶対に通じないので最低限のスペイン語は勉強しておこう。特にチケット購入の際には間違いが無いよう紙に書いて渡す方が良いだろう。ただし国際的リゾード(コスタ・デル・ソルや北部海岸あたり)では英語だけでなくフランス語やドイツ語も通じる場合もあるようだ。


3.習慣

・スペインの昼食はだいたい 13:30 以降
 旅行者には便利な「Menu del dia」(日替わり定食)が可能なのもこの時間以降。早く行くと「Mas tarde」(もっと後だ)と言われれて悲しい(^^;

・銀行は 8:30 〜 14:00 まで
 昼休みは無いが閉まるのが早いので両替は早めに。

・スーパーはほぼ間違いなく日曜日は閉まる
 これはヨーロッパ全域でそうだが、食料調達は土曜日までに済ませておくこと。なお24時間コンビニなんてものは無いのでアテにしないこと。

・スーパーではカゴの中身を自分で取り出す
 これをしないとレジのセニョーラに怒られたりする(^^;

・野菜や果物は量り売りが主流
 リンゴやオレンジなども量り売りなので、スーパーで買う場合は計量してシールを貼る。


4.その他

・公衆電話はデポジット(前金)制。市内は最低 25pts だが遠距離になると 100pts ぐらい必要
 デポジット金額が足りないと市外局番をダイヤルした時点で切れてしまう。その場合液晶画面に必要最低料金が出るので確認すること。なおオツリは入れたコインの中から戻ってくるので、いきなり 100pts 入れて 10pts ぶん話すとオツリは出ない・・・と思う(^^;(若干自身無し(^^;)

・コインロッカーは専用メダル(Ficha)を買って使う
 駅ロッカー用のメダルは RENFE 窓口で売っている場合がほとんど。なおマドリッドのチャマルティン駅やアトーチャ駅では暗号式コインロッカーがあるが、こちらは直接コインを投入する方式。料金はだいたい 300〜400pts。

・スペインには禁煙スペースはほとんど無い
 禁煙指定されていても皆無視している。RENFE やバスも守られない場合が多いので嫌煙者は覚悟しておくこと。
 スペインでは便利なバルやカフェなも嫌煙者には居心地が悪いので、マドリッドならアトーチャ駅の AVE ホームのベンチが快適。

・道を歩く時は定期的に後ろを振り返ろう
 後ろに人がいなくても敵は物陰からスキを伺っているかもしれない。定期的に振り返ることでスキが無い印象を与えること。特に左右交互に振り替えると死角がなくなる。また街中で地図を広げる際には必ず建物の壁を背にすること。(ちなみにツアー客は、素人の僕が見ていてもスキだらけ(^^;。あれじゃカモになるワケだ・・)

・アルカリ電池は日本で買っておこう
 現地でも手に入るが当たり外れは運次第(^^;。デジカメのように大電流が必要な機器には実績のある電池をたくさん買って持参しよう。


5.参考文献(今回持っていった本)

個人旅行のバイブル「地球の歩き方・スペイン編」1999〜2000年版

ホテルやレストランのリスト、街の地図は非常に重要。
ただし観光ポイント等の解説は若干弱いので、ツアー客が持っていくような他の一般ガイドブックを併せて持っていく方が良いかもしれない。
JTB フリーダム 自遊自在 スペイン・ポルトガル編 1998〜1999年版

内容は「地球の歩き方」とほぼ同じだが、ホテル・レストランデータや口コミ情報等の細かい所では差がある。
特にコバドンガのデータはこちらだけに載っていたので持参。
言わずと知れた「トーマス・クック・ヨーロッパ鉄道時刻表」 1999年日本語初春版

鉄道はもとより、観光客が使いそうな主要バスや船舶の時刻表も載っている。
旅行プランの立案はもちろん、現地での予定変更が多い個人旅行では何かと必携。
今回はスペインだけということもあって、スペインのページだけコピーして持参(^^;。

なおローカル電車(RENFE 近郊線)の時刻表は載っていないので現地確認のつもりで(ローカル線の時刻表は駅で無料でもらえる)。また長距離電車でも RENFE ホームページで一度は確認を。

ワシントン・アービング著「アルハンブラ物語」

これは現地で購入した豪華挿絵付き(?)日本語版(1300pts)。(現地では各国語版が買える)
日本でも文庫本が手に入るので、行きの飛行機で読んでおくのがお薦め。
内容はアランブラに関する伝説や古い言い伝えなど。