SHIME(中島):vocal. G./OKKUN(奥沢):cho. G. M./NISHIUMI(西海):cho. G. M. Bj. Db.

テキーラサーキットが生まれたのはおそらく1985年。 その正確な年代、名前の由来については、彼らでさえ覚えていない。 いずれにしても渋谷のアスペングロウや、銀座のロッキートップなどをはじめとする店で、カバー曲などを歌いながら・・・・・ その中で育ってきたのが、テキーラサーキットだということだ。

しかしレコーディングは行われた。 1998年2月某日 西海宅

そして録音された14曲収録曲は、テキーラサーキットが長年演奏してきた曲の中でフルイにかけられた数曲といえるのだろうか。


LONG MAY YOU RUN (NEIL YOUNG)

ニール・ヤングの作品で、僕がとても気に入っている一曲です。 朴訥とした曲調のなかで、ヤングの力強いメッセージが歌われています。

JAMAICA SAY YOU WILL (JACKSON BROWNE)

ジャクソン・ブラウン、ファーストアルバムの中の1曲。 なんとなく初恋の甘酸っぱい記憶が蘇ったりします。 

STREETS OF LAREDO (PUBLIC DOMAIN)

遊びの限りを尽くした若いカウボーイがある日、胸を撃たれて死んでいく物語です。 特に僕が気に入っている件、カウボーイが死んでしまう場面。 ・・・喉がカラカラだ どうか水を一杯くんできてくれないか 僕が水を持ってカウボーイのもとへ帰ってみると彼はもう天国の人だったのです・・・

DEEP RIVER BLUES (Arr. DOC WATSON)

ドク・ワトソンのレコードで覚えた曲。 フィンガースタイルのギターが粋な一曲です。 マンドリンは西海孝。

VAMP IN THE MIDDLE (JOHN HARTFORD)

ブルーグラス界の奇才、ジョン・ハートフォードの作品。 コーラス部分のハーモニーが、イカした曲です。

WILD HORSES (MICK JAGGER & KEITH RICHARD)

ローリングストーンズのスローナンバー。 今回の選曲の中では、かなり知名度の高い曲で、やっと知っている曲があったと思う人も多いかな?

NORWEGIAN WOOD (JOHN LENNON & PAUL McCARTNY)

言わずと知れたビートルズの曲。 オリジナルではシタールの音が印象的ですが、ドブロを使っているあたりが、テキーラらしいのでは。

EVERY WOMAN (DAVE MASON)

僕たちの大好きなシンガーソングライター、デイブ・メイソンの曲。 シンプルなメロディに、シンプルな歌詞が乗っています。 僕はこんなストレートなラブソングが大好きです。 

REASON TO BELIEVE (TIM HARDIN)

"Shimeさん、きっとこの人好きだよ。" と貰ったテープに入っていた曲。 作者はティム・ハーデン。 ロッド・スチュアートがカバーしているのを、ラジオで聴いたことがあります。

WARASITI (TRADITIONAL)

藁の中の七面鳥 今回のレコーディングはこんな感じで行われたのでした。

SANDIEGO SERENADE (TOM WAITS)

トム・ウェイツが書いた泣きの一曲。

STREETS OF LONDON (RALPH MCTELL)

イギリスのフォークシンガー、ラルフ・マクテルが作った美しいフォークソング。 ロンドンのホームレスの生活をスケッチのように綴り、友達を勇気づけようとしている歌です。

OPHELIA (ROBBIE ROBERTSON)

オリジナルは、ザ・バンド。テキーラは、テンポを上げてブルーグラスっぽく演奏しています。 オックン、西海のギターが聴きどころ。

WE JUST DISAGREE (DAVE MASON)

作者は、デイブ・メイソン。 久しぶりに会った恋人同士が、お互いの気持ちが冷めていることに気付いてしまうという歌。

ROSIE (TOM WAITS)

これもトム・ウェイツの作品で、片思いに悩む男心を歌っています。 マンドリンはオックン、ドブロ、西海。

以上、曲紹介 SHIME