30代からの再挑戦!!
ヴァイオリンのレッスンの記録 2004

2004年7月10日(土)
一息そして、あらたな・・・・
 課題曲「モーツァルト ヴァイオリン協奏曲 3番 1楽章」
 約1年に及んだモーツァルトもようやくカデンツァをのぞく譜読みが終わりました。「1年もかかってしまいましたねぇ〜」とぼやきっぽく先生に漏らしたところ、「1年かけてもいい曲ですよ」とのお言葉が・・・・まぁ、振り返るとこの1年で随分と多くの経験をしましたし、この曲で多くを学ぶことが出来ました。次回からはカデンツァに突入!!カデンツァの中では比較的なシンプルなロベルト・D・レヴィン・・・譜がシンプルなだけに妥協が許されないことに・・・・

2004年6月22日(火)
あせらず・・・・
 課題曲「モーツァルト ヴァイオリン協奏曲 3番 1楽章」
 いつまで続くのかモーツァルト・・・・・(TT)
 16分音符のリズムが崩壊するとき・・・それは右手と左手の調和が取れていないとき・・・・(右手のリズムにのせて左手を動かそう!)
 弓が指板に近づいていってしまうとき・・・それは自信が無く音量を落として音程をごまかそうとしているとき・・・・(ひたすら練習!暗譜するべし!!)
 左手の1指と4指が乱れているとき・・・・それはポジションの違いでの指の感覚(音程)が理解できていないとき(頭の中でどこにどの音があるか理解しよう!!)
 技巧だけでなく精神面での練習も必要だとつくづく痛感する今日のレッスンでした・・・・・・・

2004年6月12日(土)
至難の業!
 課題曲「モーツァルト ヴァイオリン協奏曲 3番 1楽章」
 
中間部のカデンツァを乗り越え(といっても3小節しかないですけど・笑)テーマを繰り返した後に後半のカデンツァに恐ろしい続く序章の始まりです。初め譜面を見たときにはどうやってポジションを変えていいのか、どういう指使いをしていいのか、さっぱり理解できませんでした(汗)
 その解答は第3ポジションまま第2〜第4ポジションの音域を出す。というものでした。果たしてオンチな私にそんな曲芸が可能なのか?!確かDVDで観たクレーメルはポジションをかなり頻繁に変えていたような・・・でも、そんなこと(クレーメルの様な)しろといわれても、それはそれで途方に暮れるだろうし・・・・新たなるハードルの出現かっ?!


2004年5月26日(水)
そして再び・・・・
 課題曲「モーツァルト ヴァイオリン協奏曲 3番 1楽章」
 
そしてまた、モーツァルトに戻ってまいりました。発表会を経て自分の音というのを少しは聴けるようになったのでしょうか?以前に比べて先生の指導を理解することが少しだけ早くなったような気がします。あれだけ、延々と進まなかった譜読みのペースが上がってまいりました。
 中間部でのカデンツァに到達!いよいよ最終ページに突入してまいりました。


2004年5月1日(土)
発表会!!
 〜東京都武蔵野市にある「スイングホール」にて〜


 前回のおさらい会とは異なりコンサートホールでの発表会です。短い時間での伴奏者との音あわせ・・・プロのピアニストの方との音あわせというだけで緊張してしまいます。ステージに上がっただけで足は震えだすし、汗は絶え間なく流れるし、音なんて出せるかさえも不安になります。
 でもホールで弾くというのは、とてもいい経験になりました。自分が出した音が響いたのち自分に帰ってくるように聞こえ客観的に自分の音楽を聴く事が出来るからです。結果として、自分の演奏に少々、自己嫌悪を感じることになるのですが・・・・・・・
 「G線上のアリア」なんとか止まらずに弾ききることが出来ました。G線1本で弾くので移弦が無く集中して右手に集中できるかな?!と思ったのですが、集中力よりも緊張のが優位に立ってしまい満足のいく演奏では無かったような気がします。「奏でる音楽に集中する。」新たな課題です。

2004年4月10日(土)
 課題曲:G線上のアリア
     ハ長調音階
 
病み上がりのレッスン。もちろん練習なんか満足に出来ていません。この時期、子供の入学式やらでかなり忙しかったせいか楽器は部屋の隅で鎮座したままでした・・・・・
 まずは、ウォーミングアップに音階練習から。G線一本の上で3rdポジションから5th→7thポジションの「ド」まで1オクターブの音階をスラーを2つ、4つとつけながら練習。G線のハイポジションは弦にかける左手の指の圧力や右手の弓の圧力のコントロールが大変です。微妙な加減で音が割れたり擦れたりと四苦八苦(^ ^;;)
 ポジション移動は左肘の捻転(内転)が非常に大切です。高い位置から低い位置へのポジション移動が意外と難しい・・・・ハイポジションで慣れた指は第一ポジションにうまく適応できず、何度も繰り返し練習をしました。
 ウォーミングアップ(基礎練習)で30分を費やすと楽曲の方は自分でも驚くほどよく音が鳴ってくれます。基礎練習の大切さを痛感しました。

7thポジション
肘の入れ方、外し方
がポイント!!


2004年3月31日
 課題曲:お休み
 風邪を引いてしまい今日のレッスンはあえなくダウン・・・・
去年のレッスン再開から皆勤賞だったのに無念・・・はじめ喉の風邪を引き込み治りかけたところへ感染性胃腸炎に・・・落ち着いてくるまで1週間以上かかってしまいました。

2004年3月10日 (水)

課題曲:G線上のアリア 
    ハ長調音階
 
今月から課題曲が変わりました。モーツァルトが仕上がったわけではなく、5月の発表会に間に合いそうにも無いので、先生と相談した結果、以前仕上げたアリアを完成度を高め演奏会で弾こうということになりました。愛の挨拶と2曲弾ければいいかなーなんて思っています。モーツァルトは中断ですが、来年3月の桧舞台で演奏する予定です。
 名の通りG線一本で演奏されるこの曲は、今まで高音域ばかりで練習していた私にとってはポジション取りからして苦労しました。下がる距離感が全く違うのです。たかだかレからドに降りるにも距離が遠く感じました。おまけに左肘が過度に捻転するのでつらい、つらい・・・・ビブラートかけるのも苦労しました。帰りみち妙に腕と足が筋肉痛っぽく痛かったす・・・・

2004年2月14日 (土)
課題:モーツァルト ヴァイオリン協奏曲3番 1楽章
 
遅々として進まない譜読み・・・・今日は少しだけ先に進むことが出来ました。とは、いっても弾けるから先に進んだのではなく、このままでは譜読みすら終わらないから強引に進めていただいたのでした(^ ^;)
 今日の課題は苦手な16分音符の連続と装飾音符の攻撃です。装飾音符ではリズムが流れるわ、16分音符では綺麗に音が出ないわで左手&右手の基礎練習からの開始でした。それでも少し進んだのはポジション移動が少なく右手に集中出来たからでしょうか・・・・?! いや、やはり基礎は大事ですね!


2004年1月24日 (土)
課題:モーツァルト ヴァイオリン協奏曲3番 1楽章
 
私は練習をサボっていたり、体調が芳しくなかったりすると、必ずといっていいほどレッスンのときに大汗をかきます。この日のレッスンは上記2条件に当てはまる日で、かなり汗をかきました(^ ^;;)
 今日も右手の特訓です!どうも同じ長さの音符で弓の使用量が異なっているらしくダウンBOWの時に弓を多く使い、悪い意味で音(リズム)が流れていってしまうようです。これでは明るく軽快なモーツァルトではなくなってしまいます。アップBOWに故意にアクセントをつけて弓の使用量を均一にする練習をしましたが、3回に1回位しかうまくいきません・・・・・(涙)
 右手首の柔軟性、肘の高さなどが重要な修正ポイントとして課題になりました。

2004年1月13日 (火)

 課題:モーツァルト ヴァイオリン協奏曲3番 1楽章

 新年になって初めてのレッスンです。随分と間隔が空いてしまいましたがサボっていたわけではありません。しかし練習を充分していたかというと、そういうわけでもありません・・・・・(あはは)
 ヴァイオリンは当然のことながら左手で音程をとり右手で音色を奏でます。両者が一致して、はじめて音楽らしくなりますが、今日は右手(右手首)の柔軟性の大切さを中心にレッスンを受けました。右手の力を柔軟にするというには結構難しいです・・・力を抜きすぎればだらしない音になりますし、力を入れると雑音やら移弦の時の妨げになり、やはりうまくいきません・・・右肘の高さの関係、小指の使い方などの指導を受けました。不思議と先生のレッスン最中、直後は、いい音が出せるようになるのですが、自宅だとうまくいきません(T_T)
 左手に関してはポジション移動の指導を受けました。第3ポジションにチェンジする際、機械的な動作で行うのではなく、音程を聞き分けてとの指導でした。(写真参)

自分の場合、手首が楽器に触れると、音程高すぎ!!
左手に余計な力が入っていると、この傾向が・・・