a record of violin lesson

  30代からの再挑戦!!ヴァイオリンレッスンの記録

1.overture (序章)
 
私が初めてヴァイオリンを手にしたのは高校2年の頃でした。もともとクラッシックは好きでしたが楽器とは縁がない生活を送っていました。しかし、偶然、テレビで見たNHK交響楽団のモーツァルト「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲」を聴いてその音色と表現力(歌詞を必要とせず、喜怒哀楽を表現)に惹かれたのがきっかけでした。
 幸い、クラス担任がアマチュア・オーケストラのコンサートマスターをしている方だったので、その方について初歩を学び、高校卒業後1年を独学、その後、大人からでもOkという音楽教室に入りました。音程と運弓(ボーイング)がバラバラで、一向にヴァイオリンらしい音が出せず、たちまち練習嫌いになったのを記憶しています。それでも継続出来たのは熱心な先生の指導とアドバイスがあったおかげでした。
 しかし、「新しいバイオリン教本」の3巻途中までいったところで、にわかに仕事や家庭のことが忙しくなり泣く泣く中断。5年以上にわたりヴァイオリンを封印していました。
 そして、今年(2002年)になって時が満ち、長きにわたり中断していたヴァイオリンのレッスンを再開すべく以前通っていた音楽教室の門をくぐったのでありました。




2.レッスン再開!

  
2002年9月・・・パンフレットに以前習っていた先生の名前を発見!!迷わず今回もお願いすることにしたものの先生、覚えてないだろうなぁ・・・・ところが先生から「お久しぶりです!!」との連絡。以前、私が就いていた仕事まで覚えていて下さり、光栄+恐縮・・。
 とりあえず、楽器を構えてレッスン再開!!とりあえず全弓でボーイングをしてみることに・・・なんとか音は出せたものの、楽器の構え方から変な癖がついてしまっていたようで姿勢の指導から開始となりました。


  2002年10月・・・音程と左手の練習。これにはかなり参りました。音程は悲しいほど乱れ、つられて右手も崩壊・・・・レッスン開始後しばらくはエアコンが効いている部屋にも関わらず超汗だく。変な音を出していることにさえ気づけないのです。
 とりあえず、スケール(音程)の徹底練習(頭の中で次の音をイメージして)と右手の肘を上げ過ぎない、弓を指板側に倒さないを心がけて練習!!
 そして、無謀とも思いつつも
私・・・ 「先生・・・前回(数年前)中途半端にしたモーツァルトをやりたいんですが・・・」
先生・・「じぁ、そうしましょ。とくに音程が肝心な曲なのでホ短調のスケールを練習してきてください。」
私・・・・「・・・お願いします(先生、だいじょーぶなんでしょうか?????)」
 安い電子キーボードでも音程練習用に買おうかなぁ・・・なんて考えつつ帰途につきました。

                        
  2002年11月6日・・・夜勤明けでのレッスン。自宅での練習では出来ていたとこでさえ失敗の連続(T_T)・・・8分音符を投弓でひくところは音という音が出ず、弓が弦を引っかく音がするのみ。変な音(引っかく音)を小さくしようと右手まで肘が上がり弓はバラバラ、自分の耳元で鳴っているだけに最高の苦痛と情けなさを感じました。
 音程も合わず結局、進展せずに終了。次回のレッスンまでにはボーイングを徹底的に矯正しておかなければ・・・・・・・
 やっぱり課題曲にモーツァルトのソナタを選んだのは身の程知らずであったような気がする今日この頃でした。
 でもヴァイオリンって、正直な楽器ですよね、弾く人によって全然音が違うんですから。
早く、ヴァイオリンらしい音色が出したいもんです。



  2002年12月・・・申し訳ありません。更新をサボってしまいました。
理由は、様々なのですが多忙だったもので・・・
 レッスンはきちんと通いました。モーツァルトのソナタも84小節まで先生のピアノと合わせてみました。相変わらず36小節からの投弓はぎこちないものでしたが(笑)。で、突然なんですがこの曲はここで一端休止して、新年からは小品にチャレンジしてみたいと思います。(やはり、この楽曲を相手にするのは、まだ時期早々なようで・・・)

 
2003年の最初の課題曲はエルガーの「愛の挨拶」です。原曲のホ長調スケールに挑みたいと思います。また大それた身の程知らずなことを・・・と自分でも思いましたが趣味ですし、楽しくやっていきたいと思います
 では、良いお年を!!先生来年もお手数おかけします。