大人からはじめるヴァイオリン
大人になってから何か楽器を初めるというのは、少なからず決断を要するものです。「はたして、弾けるようになるのだろうか?」、「一人でも出来るのだろうか?」、「レッスンを受けるにはどうしたら・・・」、「はたして時間は・・・」などなど、不安やら悩みはつきません。
しか〜〜し、音楽は楽しむものです。音楽で収入を得ようとか、人にカッコイイところを見せたいなんて考えなければ充分に楽器たちは応えてくれるものと思います。
ヴァイオリンって?!
ご存知の通り、弦楽器族を代表する楽器です。オーケストラ、室内楽、JAZZ、ポピュラーまでこなすマルチプレイヤーです。その起源は西暦1500年代まで遡り、1600年代後期からはその形状を変化させること無く現在に至っています。かの有名なアントニオ・ストラディバリは1700年代前半にその輝ける楽器たちを世に送り出し、300年経った現在でも、一流ソリスト達に使用されており、楽器の価格は3億〜数億円といわれています。
構造を簡単に説明すると弦は4弦あり、低い音からG(ソ)、D(レ)、A(ラ)、E(ミ)の完全5度に調弦されます。それらの弦を弓でこすることにより弦が振動、駒を伝わり表板に、さらに内部にある柱(魂柱)、裏板を振動させ楽器全体が共鳴し音が出されます。
音程は指板の各所を押さえる(弦長を変化させる)ことによって、表現しますが、ギターと異なりフレットが無いので、自分の耳と音感だけが頼りとなります。
ここが、ヴァイオリンの難しいところの一つといえます。幼少期に音程を教育された人ならともかく、成人になってからでは、なかなか音程の狂いに気がつきません。
なが〜〜い、お付き合い
ヴァイオリンは楽器の中でも特に難易度が高い楽器だといえます。それゆえ、はじめてみたものの、しばらくしたら「押入れ行き」というのもよく聞かれる話です。
どんな楽器でもいえる事ですが、上達あるいは継続していくには、練習に対する忍耐力はもちろんのこと、何よりも大事なのはその楽器の音色に対する「愛情」だと思います。
楽器は実に様々な種類があります。ピアノ、フルート、トランペットなどなど・・・それぞれ魅力的な音色を持つ楽器です。自分が何故その楽器(音)を手に取るのか?自分で答えが出ないようであれば、残念ながら長続きは望めないかもしれません。なんとなくやカッコだけでは楽器は応えてくれないでしょう。大人になってから楽器をはじめるという事は目的・目標を持って行動できるということだと思います。
音楽は素晴らしい趣味だと思います。サポートしてくれる楽器とは、なが〜くお付き合いしていきたいものです。
レッスンのススメ
基本的に、ヴァイオリンは先生について指導を受けたほうが上達への近道だと思います。
独学では不可能とは言い切れませんが、日常とまったく異なる動作をする右手と左手・・・変な癖がついてから矯正するのは至難の業ですし、やはり音程を客観的に見てくれる人がいないと、正しい上達は望めないと思われます。
最近では、大人の為のヴァイオリン教室も増えてきていますし、嬉しい事にヴァイオリン人口も増加傾向にあります。
アルル音楽学園
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ヴァイオリンだけでなく様々な楽器の教室があり、講師の先生方も一流です。楽器によっても異なりますが、レッスン時間もフリータイム制度があり、自分の都合に合わせて受講できるのも魅力の一つです。
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