駿河湾
日本平・三保の松原
静岡県
東名自動車道
東名自動車道・富士川SA
目的地まではあとわずかですが、晴れていたならばここのSAで一息つくことをお薦めします。
 富士川のほとりにあるこのSAからは見事な富士山と富士川を一望することが出来ます。春は桜も楽しめ、小さな公園も併設してあるので、お子様連れの人は子供の気分転換にもいいと思います。
 富士川下流域は工場の煙突とスモッグで景色がいいとはいえません。実に対照的な景観ですが、ここは2つの富士を楽しみましょう。
早春の駿河路
 〜春の味覚と歴史体験〜
清水のイチゴ狩り
駿河湾沿いをはしる国道150号線は久能山の斜面を利用した石垣イチゴの温室が斜面一面に立ち並んでいます。
 農園ごとに微妙に趣が異なり、じっくりと腰を下ろし目の前のイチゴを楽しむ、好みのイチゴを探して歩くなどそれぞれの楽しみ方があります。
 右の写真のお店は凄かった・・・ミルク(練乳)をマヨネーズの容器いっぱいに渡された時は、言葉がでませんでした。(イチゴはミルクなしでも充分おいしかったです)
石垣イチゴ
組まれた石垣を利用して栽培されています。
見た目に清潔感があるだけでなく、糖度の高いイチゴになるそうです。おまけに大きい!!(右写真参照)
久能山東照宮
徳川家康の遺言により2代将軍秀忠が建立。最初に家康が葬られた場所でもあります。東照宮というと日光東照宮があまりにも有名ですが、あちらは3代将軍家光の命によるもの。ちなみに東照宮は日本各地に存在しますがいずれも家康公を祀ったものです。
なが〜い石段の始まり・・・
 記憶によると千段以上の石段だったような・・・
石段は結構な高配があります
なが〜い石段を登りきると眼前には駿河湾が広がります。イチゴ園のハウスも小さく見えます
久能山東照宮写真集
日光東照宮ほどの壮大さはありませんが、雰囲気は共通のものを感じます。左端のご霊廟は日光のものと変わりないように思えます。
おまけ
帰りは、来た階段をまた降りて駐車場に向かいます。
へとへとになったとこで、お土産屋さんで食事。桜えびのかき揚げ、生しらす、ほたるいか、などがセットになった定食がおすすめ。これだけのボリュームでそんなに高くないとこがお薦めのポイントです。イチゴの最盛期は桜海老漁はまだ解禁になっていないと思いますが、5月頃には由比の方に足を伸ばして駿河湾でしか獲れない「生桜海老」を堪能するのもいいと思います。
 
 ちなみに久能山への参拝は階段で苦労したくなければ車で行くこともできます。結構、景観もいいですよ。ロープウェー駅ではヤギが出迎えてくれます。