現在はとりあえず今の家から通勤できるところに仕事場がありますが、いずれは東北の方に異動になりそうなので、そうなると単身赴任かなあ、などと家族と相談したりしています。基本的に子供たちはもうすぐ独立できるのですが、僕が単身赴任中は妻と子供2人で暮らすのも良いのかもしれません。(そうなると娘から仕送りしてもらおうかな)
いつぞやこの手紙に僕がリタイアした後の夢を書きましたが、1人暮らしを経験しておくのもまたその役に立つかもしれないですね。何でも自分でやる習慣をつけておこうと思います。(まだ、かなり先の話ですけど)独身時代は身の回りのことはなんでも自分でやっていたのが、結婚して20年以上も経つとつい妻に甘えて上げ膳据え膳の生活でした。台所の洗い物くらいは手伝おうとは思うのですが、キッチンも狭いものでつい……。
料理をするのは好きだし、腕前のほうも捨てたものではないと自負していますが、一人でする食事はわびしいだろうなぁ……。などと考える人が出会いサイトかなんかにアクセスして、悪いネーちゃんに引っかかったりするんですね。気を付けたいと思います。
とはいえ、自炊と外食とどちらが経済的かな、と考えてみると案外外食の方が安かったりして……。まあ、どこの住むかでこのあたりのコストも変わるだろうし、今から心配しても仕方が無いのかもしれません。
話は変わりますが、ここ1年間ほどで僕より少し年配の人たちが退職していく例が多いです。いずれも会社都合退職と言うことで、退職金は割増だし、失業給付金の交付期間も長くなるからだそうです。
なにか難破する船からねずみが事前に逃げ出すような…、辞める方たちがねずみとは言いませんが、僕の方はなにやら落ち着かない気分です。最近の新聞報道などでも、失業給付金用の準備金が枯渇しそうだ、などと書かれているのを見るとこのままで大丈夫かな?と思わざるを得ません。
その上に年金の方もこのまま行くとまたまた減額、給付年齢アップと、どれを取っても僕たちの世代にとってうれしい話題は有りません。
どうやら、国や会社を頼りにせずに、自己責任で第2の人生を切り開くよりなさそうですね。幸い、子供たちにかかる教育費もあと数年で劇的に減少するので、その分自分に投資をして、来るべき日に備えようかと思います。
といって、何を準備したら良いのかさえ、解っていないのですけれど。分析すれど動かず、という僕の悪い癖ですな。
2002年2月2日 アンクル・ハーリー亭主人