前略、誰かを啓蒙しようなどと大胆な考えはないのだけれど、気に入らないこと、気になるところ、僕はこう思うんだけど、など勝手なことを書いてきて、1年間が経ってしまった。合間にフィクションや笑えないジョークを交えながら。

 元々僕は引っ込み思案の人間で、人に意見を発表する事など考えるだに恐ろしいことだったのだが、インターネットの良い意味での個人主義的な環境に後押しされながらやってきた。

 もちろん、ときどき感想を寄せて下さる方たちがいて、励まして下さらなければとっくに止めていただろうが。

 ただ、この亭主の手紙を書き始めてから、やたらと事故や病気に出会うことが多くなったのは誤算である。まぁ、偶然ではあるだろうが、あまり嬉しくはない。(話題的にはおいしい所もあったが、痛いことは痛いのです。)

 そんなこともあって、1年で止めようかと思っていたところに病気にかかり、闘病記などを載せているうちに1年目の記念日が来てしまい、止める切っ掛けを失ってしまったというのが本音なんです。それでも自分が病気になってみると周囲の人たちの対応で、他人の気持ちが良く解かると、この1年間でずいぶん勉強させて頂きましたので、それなりに話題がまた出来て、今後の亭主の手紙にうまく反映できたら良いなと思っています。

 同じようにブルーグラスの名曲集としてMIDIによる曲を毎週アップしてきましたが、こちらはそろそろストックが尽きそうです。この後どのくらい続けられるか出来る限り楽しんで頂きたいと思います。

 なお、ブルーグラスをもっと知りたいと思う方は、以下のリンク集から国内、外のブルーグラスサイトにリンク出来ます、お試しを。なお、このサイトも末席を汚しています。

 http://bluegrass.boya.to/index.html

 それから日本で買えるブルーグラスのCDですが、今のところマーキュリーレーベルでフラットアンドスクラッグス、ラルフ・スタンレー、カントリー・ジェントルメンなどのアナログレコードをCDにリメークしたものが入手できる程度のようです。アルバムのNo.などは申し訳ありませんが不明です。秋葉原の石丸電気に行った時にメモしたのですが、洗濯してしまいました。(^_^;)

 もちろん、その後もっと若い世代のブルーグラスバンドがCDを出していて、当然日本でも発売されていると思うのですが、あまり注目していないのでどれがオススメなどと言えないのです。解からないことは、解からないまま終わるのが僕の手紙の特徴です。その辺が気になる方は上記のサイトを覗いて下さい。ブルーグラスMLというのもあるんですが、さすがにブルーグラス愛好家のMLだけに、いろいろ面倒な条件が有って僕は参加できないのです。

 と、今日はなんだか普段の手紙とは違って、プレゼンテーションが多かったですけれど、また次回から辛口の(うそばっかり)コメントを交えた読むエンタテーメントを目指したいと考えております。今のところ、何が起きるか全くの白紙で、こんな事を言って良いのかと自分でも思いますが、現実は常に善人を裏切るものだ、とデカルトも言った通り(言ってない言ってない)あまり期待しないで来週をお待ち頂きたい。

         2001年6月9日 アンクル・ハーリー亭主人

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2001.6.9掲載