明けましておめでとうございます。本年もアンクル・ハーリー亭を御ひいきにお願いいたします。本年も皆様にとって、より良い年であります様お祈り申し上げます。
さて、正月の人出というのは本当にすごいものです。正月は東京の生家で迎え、隅田川七福神巡りで初詣でを致しました。
十何年も前に、まだ子供が幼い頃、父、母と一緒に巡って以来ですが、今年はすごい人出で、両親、特に父は病後でもあるし、転んで怪我でもしてはと、子供と甥たちを引き連れて徒歩で半日、ゆっくりと巡ることにしました。
隅田川七福神も有名になって、はとバスはもちろん大型観光バスが何台もつながっていました。それほど広い道ではないので、歩行者には迷惑で仕方がありません。普段は自転車でスイスイ通る少年たちも、行く手を遮られて迷惑顔でした。
隅田川七福神巡りが、いつ頃から始まったのかは良く知りませんが、僕が始めてまわったのは高校生の時でした。その時は着物姿のきれいなお嬢さんを連れていたのでタクシー代に散財した覚えがあります。でも、その頃は人出もそれほどでなく、七福神の人形なども売り出されていませんから、ただまわっただけで、証拠になるものは残っていません。あったら妻が怖いです。
また、僕は都合4回巡りましたが、福が来たかについては来たと言えないことも無いが、あえて来ていないという確証も無い、というところです。
今は、各寺社で小さな七福神の人形を売っていて、それを飾る台兼収納箱まであります。巡るコースは正月になると案内板などが出てわかり易くなります。巡る順序は一例ですが下記のようになります。(たぶん少し間違えが有る)
恵比寿 右手に釣り竿、左手に鯉をかかえる大漁の神。 三囲神社
大黒天 インドの神が、なぜか入っている。毘沙門もそうだな。 三囲神社
1個所で2天神いきなり得した気分。
布袋尊 中国に実在した禅僧。ほていと読んで下さい。 弘福寺
弁財天 唯一女の神。恋人同士で参拝すると嫉妬するという。別々に参拝しよう。 長命寺
桜餅で有名なお寺です。一つに3枚の桜の葉を使っている。
福禄寿 南極星の化身。謎だ。 向島百花園
寿老人 延命長寿の神。ほんとは実在人物、とも言う。 白髭神社
毘沙門天 インドの戦いの神様。多聞天ともいう。福とどういう関係なんだろう。 多聞寺
最後が遠いのがつらいですね。がんばって歩きましょう。
なお、検索エンジンgooを使って「隅田川七福神」を検索すると、詳しい説明のサイトがいくつか見つかります。興味のある方はどうぞ。
2001年1月6日 アンクル・ハーリー亭主人