曲に満たないレパートリーの本格的バンドです。メンバーの1人が防音室付きの家を作ったのでそこで練習しています。高校時代にはビートルズをやっていたのですが、ビートルズをやると競合するバンドが多いのと、体力的に厳しいのでバラード系を多く取り入れたオールディーズバンドに的を絞ったわけです。幸い、僕がファルセットを得意としていますので、そこを売りにしてレパートリーを作っています。
オープニング曲は「ハロー・メリールー」に決め、後は、先ほど言ったバラードなどを私が歌い、自分でMCもやる事になっています。本格的に活動するのはクリスマス前後になる予定ですが、バンドのメンバーが経営する会社の忘年会での余興の仕事など、臨時に出演の可能性もあります。
現在、歌詞を覚える事にするか、カンニングペーパー作成をするか、悩んでいる所です。恐らく歌詞を覚えてもすぐに忘れそうな気がするので、吉田拓郎方式(譜面台に歌詞カードを置く、さだまさし方式とも言う)になる可能性が大きいようです。ただ、乱視気味の所に持ってきて老眼の傾向も出てきたので字の大きさに配慮がいる様です。ただ、ギターを持つ都合上歌詞カードが1枚に納まらないといけませんから結構気を使います。まあ、メガネをかければ問題は無いのですけれどね。
だいたい、30分から1時間のステージとして、MC込みで1曲平均5分ですから、12曲(アンコールを入れて13曲)くらいをまず仕上げておこうとメンバーと話をしているところです。とりあえずあまりコーラスの無い、シンプルな曲から仕上げる予定です。
少し派手な演出も行くか、という声もあり、ジルバなんかを踊ろうという無謀な企ても進行中です。僕はなるべく目立たないように隅のほうに逃げていようかと思っています。まあ、ダンスも上手な奴がいるので、夫婦でバンドに参加してもらおうかなどと虫のいい考えもあります。そこで、当然ステージ衣装をどうするかという話もあり、僕の体形に合うスタイルがはたしてあるか自分でも目の前が暗くなります。
もっと深刻なのはヘアスタイルで、今更リーゼントをやるにも、髪の毛の絶対量が足りない人間がいて(僕じゃないよ)更に目の前が暗くなります。女性の方も、いまさらポニーテールなんかすると、生え際の白髪が目立っちゃうなどと、なかなか難しい局面では有ります。
まあ、なるようになるのでは、と思う今日この頃です。いずれにしろ、お客さんも多くは期待せずに来ていただくよう、あらかじめ店の方で宣言しておいていただくつもりです。とにかく、チケットの値段分は満足していただけるように努めたいと思います。
2000年12月2日 アンクル・ハーリー亭主人