前略、キーボードを叩きながら mp3で音楽を聴くのが癖になってしまいました。音源は自分のCDやアナログのアルバム、オンラインで買ったmp3ファイルなどなど、かなりの曲数です。プロセッサーによほど負荷がかからない限り音が途切れたりする事は無いし、どうしても負荷がかかるような時はmp3プレイヤーを使うという手もあります。今のところ、mp3ファイル一曲の大きさは大体3、4MB程度なので32MBくらいのメモリー容量があるプレイヤーなら、全曲聞いたところで一服しようかというくらいの時間の曲数が入るから、時間的にもちょうど良いようです。
どちらかというと一般の音源から mp3ファイルに変換する手間の方がかかります。通常のオーディオ機器と異なり、ボリューム調整なども結構試行錯誤的なので、この辺が今一歩普及しない原因かもしれないな、などと思う時があります。
mp3の売りは機械部分が無いので音飛びなども無く、永久的に保存できるなどと言われていますが、メモリーを使用するには必然的にコネクタが必要なので寿命的にはあまり期待できない様に思います。現に、ちょうど1年前に買ったMMC(マルチメディアカード)は3MBほど使用不能の部分が有ります。
それに、使用するフラッシュメモリーの価格も現在32MBのもので1万円程度するから、MOなどとは全く喧嘩にもなりません。いまのところ、 mp3はパソコンを使う時のBGM専門、というのが私のスタンスです。mp3プレイヤーも持ってはいますが、時々曲を入れ替えて、お気に入りヒットパレードを作って楽しむ程度です。
昔、かなり本気でやっていた自分たちのバンドの録音も、 mp3に変換して聞いたりしていますが、我ながら良いバンドであったと懐旧の気持ち大いなるものがあります。自分が唄っているのを自分で聞くのは、多少アブナイ状況ですが、それなりの水準ではあったなと無理矢理思っています。クローゼットから年齢30歳を越えたギターを出してチューニングしていると人生の3分の2を一緒に過ごしてきた相棒だけに、いきなり頬擦りしたくなってしまいます。
以前にも話しましたがギターの弦はここ10年ほどマーティンのライトゲージを使っています。円が高くなったおかげでヤマハの弦より安くなりました。ただ、近所にマーティンのハードゲージを扱っている店が無いので仕方なくライトゲージにしていますが、もう指先の皮膚はハードゲージを弾けないくらい薄くなってしまいました。
3年ほど前に上の子がギターを弾きたいと言うので教えた事が有りましたが、思っていたより難しいというか、先生が悪かったというか、スリーコードを弾けるようになったらやめてしまいました。いきなりマーティンの弦はきつかったかも知れませんね。今度安いエレキギターとギターアンプを買って、エリック・クラプトンのようなチョーキングギターをぶちかましたいような気分もあります。
なんだか話がどんどんそれていくな。ところで、1時期たくさん有った
mp3のダウンロードサイトが知的所有権にふれるということであっという間に無くなりました。私は一応迷っていましたが、それらのサイトからのダウンロードは止めておきました。まあ、私のフェイヴァリットソングが無かったという理由もありました。今度はmidiも駄目だという事で私のサイトもBGMは自分で作曲する事になりそうです。曲を作るのって20年ぶりだな。はっきり言って妻に捧げた愛の曲以来です。うまく出来るだろうか。
2000年11月25日 アンクル・ハーリー亭主人
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