前略、お元気ですか、僕は頭痛と腰痛、胃痛に下痢に痛風の痛みを除けば非常に健康です。これで食欲が出て熱と咳が無くなれば散歩に出ても良いと思います。

 まあ、病は気からと言う通り、死んだ気になればどんなに体調が悪くても健康に思えるでしょう。

 ごく最近、死んだ気になってダイエットをしようと中国製の痩せ薬を飲んだら、本当に死んでしまったという事件がありましたが、なかなか真理をついているように思います。

 なんでも肝臓を傷める作用があったと言うことですが、同じ肝臓を傷めるなら僕はお酒を飲んだほうが良いと思います。お酒を大量に飲むと、翌日は二日酔いで食欲が無くなり、痩せられそうな気がします。但し、日が暮れると共にまたお酒が欲しくなるという重大な欠陥があるような気がします。

 気がします、とか、思います、とか、今回は非常に断定をすることを避けているように感じられる方が多いと思いますが、その通りです。自分の意に反したことを書くときはどうしても断定を避けたくなるのです。

 特に今回の場合は論点が明確でないと言うより、論点が無いという状況なので断定のしようがありません。(最近、無意味な文字稼ぎが多いなぁ)

 で、本題に入りますが、病気をするとわかりますが、なんとなく体調が悪いな、と思っているときには案外平気だったのに、医師の診断で病名が確定すると急に具合が悪くなったりすることがあります。これは、本人が病人であることを望んでいたか、まれに本当に病気だったときにおこります。本当に病気だった場合でも、医師に指摘されるまでは元気だったわけで、このことから、医師の重要な仕事は病人を気落ちさせて病気を悪化させることではないかと思うくらいです。

 これは、患者に自分の病気を意識させておかないと薬が効かない、とか、なるべく重い病名にしておいて、回復したときに医師の腕前を過大評価させるなどの目的があるものと思われます。また、万が一病人が死んだときも「病気になる前に来て欲しかった。」など、いろいろと言い逃れる道を作っておくためと思われます。

 僕は1年前には、高脂血症、高血圧、甲状腺機能低下症、痛風予備群、肝機能障害と、病気のデパートのような状況でしたが、甲状腺機能低下症の治療用に甲状腺ホルモン剤を服用したら、肝機能と高血圧が改善し、中性脂肪も30%ほど減少、痛風発作は全然ありません。どうも、甲状腺というところは意外と重要な役割を担っている様です。

 体重も甲状腺ホルモンを飲む前は90kg以上あったのが、現在は10kg近く減量しました。このままのペースでいくと、あと9年で体重が無くなりそうな気がします。(しないったら)

 僕は毎年人間ドックを受診しているのですが、人間ドックのチェック項目に甲状腺機能のチェックは入っていなかったので、昨年の1月から3月は本当に大変でした。それだけに、いろいろ他の部分が故障をしているのをみて、原因を究明してくれた主治医の先生には大変感謝しなければいけませんね。

         2002年8月17日 アンクル・ハーリー亭主人

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2002.8.17掲載