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見かけた虫のページ


ハバチ類
昆虫綱 有翅亜綱 膜翅目 広腰亜目 ミフシハバチ科
【クワガタハバチ】
バラの葉を食害するクワガタハバチの幼虫と思います。体長は1cm程度で2〜3齢です。全体的に綺麗な緑色で、頭部(写真下方)は褐色をしています。
食欲は旺盛で、数頭寄生するとバラの葉を相当面積食害されてしまいます。
クワガタハバチの幼虫

(撮影:2006.07.02)
ミニバラ「薔薇の海」の葉裏に寄生するクワガタハバチの幼虫です。
体長は5〜7mm程度で小さいですが、多数寄生されたので葉の食害量は多くなっててしまいました。
クワガタハバチの幼虫
(撮影:2010.07.19)
バラの葉にとまっているクワガタハバチの成虫と思われます。体長は5〜7mm程度で、全身が黒色をしています。
恐らく、バラの葉に産卵に来ているのでしょう。
クワガタハバチの成虫
学名:Sterictiphora nipponica Takeuchi
(撮影:2006.06.24)
【アカスジスチュウレンジ】
バラの茎にとまるアカズジチュウレンジの成虫だと思いますが、チュウレンジバチかもしれません。
体長は1cmほどで頭や翅、脚は黒、腹部がオレンジに近い黄褐色をしています。
多分、茎に産卵にきているのでしょう。
アカスジチュウレンジの成虫
(撮影:2007.08.02)
上の写真の成虫が産卵したと思われる産卵痕が、バラの茎についていました。
産卵痕の長さは3cmほどです。
成虫は産卵管で茎に傷をつけながら、内部に1粒ずつ、1回に20〜40粒程度産卵するようです。
アカスジチュウレンジの産卵痕

(撮影:2007.08.04)
バラの葉に寄生したアカスジチュウレンジの若齢幼虫です。体長はまだ1cmほどです。
頭部が褐色で体色は鮮やかな緑色をしています。体をくの字に曲げていますが、刺激を与えられた時の習性だそうです。
放っておくと葉が太い葉脈だけ残しすべて食べられてしまいます。
アカスジスチュウレンジの弱齢幼虫
ミニバラの茎に産卵しているアカスジチュウレンジの成虫です。
茎にある白い筋が産卵痕です。
産卵中のアカスジスチュウレンジ
学名:Arge nigrinodosa Motschulsky
(撮影:2011.06.12)

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最終更新日:2011.06.12