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質問コーナー
ここに掲載されていない質問も、どしどしお寄せください。
大丈夫です。実は楽譜を読むのは、読み方さえ覚えれば、数を数えるのと同じくらい簡単なんですよ。
初めての曲を読むのは、少し時間がかかりますが、指の動きや歌などでも覚えていくので、楽譜をまったく読めなかった人でも一曲を仕上げる間に、音符を読むことに慣れてしまいます。
当教室では読譜の面からもていねいに指導していきいますのでどうぞご安心ください。
また、読譜になれるコツとしては、歌えるようになった部分を丸暗記ではなく、一つ一つの音符を見ながらくり返し歌うことです。
もちろん大丈夫です。逆に右利きの人は左手が苦手かもしれませんね。
けれどもピアノのテクニックの練習は、右も左も同じように練習していきますので練習を重ねていくうちに、それぞれの手の得意な弾きかたや、苦手な手の動きがわかってきます。それにあわせて、練習を積んでいくことが重要です。
あります。それはあなたがはじめたいと思った瞬間です。意欲さえあれば必ずピアノは上達できますよ。何かを欲する、それが重要です。
子供さんの場合に限っていえば、早期教育によって絶対音感を身に付けたり、リズム感をより鋭いものにすることは可能です。
どちらにしろ、よりたくさんの音楽をいつも生活の中に感じて、接していくことか大切ですね。
お子様が練習をしないのはどういった理由が考えられるでしょうか?
私たち大人も小さいころを思い出してみましょう。習い事などで、出された宿題を毎日着実にこなすにはたくさんの誘惑があったと思います。
その誘惑に負けぬよう、お母様が少し手を貸してあげるのもひとつの方法かもしれません。
たとえば、お母さんが生徒になって、レッスンの再現をしてみるとか、レッスン後の新しく勉強した内容をひとつでも見つけて誉めてあげるのもお子様のやる気を伸ばすこととなるでしょう。
この質問も皆さん悩んでらっしゃる方が多いようです。
現代の住宅事情や、経済的なことで電子ピアノを使われている方も多く見受けられます。
最新の電子ピアノは目覚しい性能の進歩により、タッチによる微妙な表現や、音色の変化なども、以前のものより豊かに表現できるようになりました。
ピアノをはじめたばかりの方や、必要とされるテクニックが高度ではない場合、充分楽しんでピアノを勉強することができると思います。
しかし、残念なことに、ピアノと電子ピアノを比べた場合、鍵盤のタッチコントロールによる表現力や音色の豊かさには、歴然としたさがあるものまた事実です。
最終的に目指すものによっては、ピアノをお勧めします。
スタッカートのもともとの意味するところは、「約半分」ということです。
それは付いている音符の長さによって、違ってきます。ただし機械的に割り切るのではなくその前後の雰囲気によって切り方を考えましょう。
長さよりも音の感じのほうが大事な場合が多いですね。
同じ音符についていても、その音質によって長さの感じ方が変わってきますので、表現する場合はよく注意することが必要です。。
一曲の曲を仕上げるのに、充分な時間というのは、その人のピアノ演奏の習熟度や実際人前で演奏するのかなど、さまざまな場合によって違ってきます。
仕上げる期間が、長い、短いというスタンスで考えるのではなく、その曲の中で表現したい内容についてどれだけ掘り下げて、考えていくかによって自然と、期間が長くなっていくことはよくあることです。
たとえばベートーヴェンのピアノソナタを勉強する場合、曲によっては一生をかけて取り組み、その曲を掘り下げ精神性の深さを追求するものもあります。
それだけに音楽は奥が深く、芸術であるといわれるゆえんです。
手の大きさは人によってさまざまです。また手の形もそれぞれ違うので自分にあった手の使い方や、テクニックを身に付けていくことができます。
手が小さい人はその手に合った弾き方というのが必ずあります。私も手が小さいほうなので、いつも意識して演奏に取り組んでいます。
皆さんも心配なさらずに自信を持ってがんばってください。
ピアノの真中のペダルは、ソステヌートペダルといいます。
弾いた鍵盤の音だけ、伸ばしておく事ができます。鍵盤を押したあと指が離れる前にこのペダルを踏みます。
ただし、グランドピアノにしかついていません。アップライトピアノについているのは多くの場合まったく別の機能で、音を小さくする弱音ペダルです。
確かな理由はわかりませんが、見た目や材質によるものだったようです。
ピアノの前身といわれる楽器にチェンバロという楽器がありますが、そのチェンバロの中には鍵盤の白と黒の部分が逆になっているものがあります。鍵盤の白の部分は象牙が使われていました。また鍵盤の黒い部分には黒檀といわれる木が使われていました。どちらも非常に高価な素材でした。
視覚的には明るいものが好まれていたようで、鍵盤の白と黒の部分が入れ替わったのではないかといわれています。
チェンバロ職人であったクリストフォリという人が1709年にピアノを発明しました。
そのころのピアノは現代のピアノに比べると、性能の面でまだまだ完成されていませんでしたが、チェンバロと違い、f とp のように強い音、弱い音が出せるということで画期的なものでした。
ピアノは「小さなオーケストラ」とよく言われるように高い音から低い音までオーケストラのほとんどの楽器の音域をカバーすることができます。
その上、人間の可聴域の範囲で音楽を感じ取れるぎりぎりの音域を持っているので、これ以上でもこれ以下でもない88鍵という鍵盤の数に落ち着いたのでしょう。