SAEC USB Cable
SUS-380  1.2 & 0.7
サエク USBケーブル

2021年6月
 

お手頃価格なのに高信頼度

 ハイレゾファイル再生用に、Nuprime uDSD なるDDコンバータを導入しています。

パソコンは、タッチパネルとキーボードとを両方備えた2in1と言われるタイプで、MSI製のアマゾン専用モデル S20です。


この間を繋ぐのが、SAEC USBケーブル SUS-380です。

最初の1.2mのSUS-380ケーブルは、2016年に導入。その時のテストでは、uDSD付属のケーブルと、うちにあったプリンタ用のUSBケーブルと比較し、「どれでも音は変わらないが、端子の高級感やケーブルの柔軟性から、導入してよかった。データロスもないのが確認できて安心。」という評価をしていました。

 その後、配置が変わり、1.2mもの長さは不要になっていたので、0.7mに買い代えようと思いつきました。音が良くなる、と期待してではなく、短くしても「音が変わらない」ことを、再度確認できれば、データロスなし、を再確認できると思ったから。

 1.2mで聴いてから、0.7mに変えて聴くと、まったく同じ、いつもの良い音で鳴りました。予想とおり、
このケーブルは、非常に正確にデータを転送し、1.2m以下ではデータロスはしていない。これを確認できたことで十分。無駄な投資とは思っておりません。ケーブルは非常に柔軟で曲げやすく、逆に巻き癖も直しやすく、0.7mの短尺でも非常に扱いやすい。

 ハイレゾを聴くのが、なんだか、ますます楽しくなってきたのでした。

USBケーブルで音が変わらないわけではない、という経験談
 オーディオ電源ケーブルが得意な某メーカーのUSBケーブル(0.6m)も試しに買ってみてました。SAEC SUS-380より太くて硬くて曲げにくいケーブルに閉口しつつも、「音は同じだろう」と思いながら聴いたら、びっくりです。音が変わる。それも悪い方向に。かつて、安物のTOSケーブル(DVDプレーヤのおまけ)で聴いたら、音がかなり変わって驚いたのですが、それと同じ方向っぽい。インピーダンスミスマッチで、データをロスしているのかなあ。このメーカーが得意な電源ケーブルなら、インピーダンスなんてものは関係ないからですからねえ・・・。
 SAEC SUS-380の方がずっと安心。最初にたまたまSAEC製を買っていて、よかったです。ちなみに、SAEC SUS-380のネット上の感想を見ると、「あまり変化がわからないがこれでよい」「良い音だが特徴はない」「強調感はない」みたいな感想が多いです。これらは、まったくその通りだと思いました。USBケーブルで「特徴」がありすぎても困るような気が、私はしています。

2021年6月

オーディオのページのトップへ