歌舞伎の部屋


歌舞伎外題一覧

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読み
通称
通称読み
作者初演
(西暦)
青砥稿花紅彩画
あおとぞうしはなのにしきえ
白浪五人男
しらなみごにんおとこ

()
赤い陣羽織
あかいじんばおり

木下順二昭和22年
(1947)
あかね染
あかねぞめ

大森痴雪大正六年
(1917)
明烏夢泡雪
あけがらすゆめのあわゆき
明烏
あけがらす

()
芦屋道満大内鑑
あしやどうまんおおうちかがみ
葛の葉
くずのは
竹田出雲享保19年
(1734)
艶容女舞衣
あですがたおんなまいぎぬ

竹本三郎兵衛、豊竹応律、八民平七明治7年
(1874)
網模様燈籠菊桐
あみもようとうろうのきくきり
小猿七之助
こざるしちのすけ
河竹黙阿弥安政四年
(1857)
難有御江戸景清
ありがたやおえどのかげきよ


()
有松染相撲浴衣
ありまつぞめすもうゆかた?
有馬の猫
ありまのねこ
河竹黙阿弥明治13年
(1880)
井伊大老
いいたいろう

北条秀司明治31年
(1956)
伊賀越道中双六
いがごえどうちゅうすごろく

近松半二、近松加助天明三年
(1783)
生きている小平次
いきているこへいじ

鈴木泉三郎大正14年
(1925)
生玉心中
いくたましんじゅう

近松門左衛門正徳五年
()
伊勢音頭恋寝刃
いせおんどこいのねたば

近松徳三寛政八年
(1796)
一谷嫩軍記
いちのたにふたばぐんき

並木宗輔、浅田一鳥、並木正三他宝暦元年
(1751)
井筒業平河内通
いづつなりひら

近松門左衛門享保五年
(1720)
一本刀土俵入り
いっぽんがたなどひょういり

長谷川伸昭和六年
(1931)
幾菊蝶初音道行
いつもきくちょうはつねのみちゆき
吉野山
よしのやま

()
茨木
いばらき

河竹黙阿弥明治16年
(1883)
今様薩摩歌
いまようさつまうた

岡鬼太郎大正九年
(1920)
妹背山婦女庭訓
いもせやまおんなていきん

近松半二他明和九年
(1772)
刺青奇偶
いれずみちょうはん

長谷川伸昭和七年
(1932)
色彩間刈豆
いろもようちょっとかりまめ

かさね
鶴屋南北、清元斎兵衛文政六年
()
鰯売恋曳網
いわしうりこいのひきあみ

三島由紀夫昭和29年
(1954)
外郎売
ういろううり

享保三年
(1718)
うかれ坊主
うかれぼうず

桜田治助文化八年
(1811)
浮舟
うきふね

北条秀司昭和28年
(1953)
浮世柄比翼稲妻
うきよづかひよくのいなずま
稲妻草子
いなづまぞうし
四世鶴屋南北文政六年
(1823)
鶯塚
うぐいすづか

天保五年
(1834)
うわばみお由
うわばみおよし


()
江島生島
えじまいくしま

船橋聖一昭和29年
(1954)
越後獅子
えちごじし


()
江戸育御祭佐七
えどそだちおまつりさしち

三世河竹新七明治31年
(1898)
江戸の夕映
えどのゆうばえ

大仏次郎昭和28年
(1953)
絵本合法辻
えほんがっぽうがつじ

四世鶴屋南北他文化七年
(1810)
絵本太功記
えほんたいこうき

近松柳、近松湖水軒、近松千葉軒他寛政二年
(1799)
奥州安達原
おうしゅうあだちがはら

近松半二、竹田和泉、竹田三郎兵衛宝暦12年
(1762)
近江源氏先陣館
おうみげんじせんじんやかた

近松半二、三好松洛、竹田三郎兵衛明和六年
(1769)
近江のお兼
おうみのおかね


()
大商蛭小島
おおあきないひるがこじま


()
大石最後の一日
おおいしさいごのいちにち

真山青果昭和九年
(1934)
大杯觴酒戦強者
おおさかずきしゅせんのつわもの
大盃
おおさかずき
河竹黙阿弥明治14年
(1881)
大塔宮あさひ鎧
おおとうのみやあさひのよろい
身替音頭
みがわりおんど
竹田出雲、松田和吉享保八年
()
大森彦七
おおもりひこしち

福地桜痴明治30年
(1897)
阿国御前
おくにごぜん


()
お国と五平
おくにとごへい

谷崎潤一郎大正11年
(1922)
小来栖の長兵衛
おぐるすのちょうべえ

岡本綺堂大正九年
(1920)
教草吉原雀
おしえぐさよしわらすずめ
吉原雀
よしわらすずめ

()
お静礼三
おしずれいざ


()
於染久松色読販
おそめひさまつうきなのよみうり
お染の七役
おそめのななやく
四世鶴屋南北文化十年
(1813)
落人
おちうど


()
男伊達初買曽我
おとこだてはつかいそが
男伊達曽我

()
男達ばやり
おとこだてばやり


()
お夏狂乱
おなつきょうらん

坪内逍遥大正三年
()
お夏清十郎
おなつせいじゅうろう


()
御浜御殿綱豊卿
おはまごてんつなとよきょう

真山青果昭和15年
(1940)
お祭
おまつり


()
恩讐の彼方に
おんしゅうのかなたに


()
女殺油地獄
おんなごろしあぶらのじごく

近松門左衛門明治42年
(1909)
女暫
おんなしばらく


()
女団七
おんなだんしち


()
女鳴神
おんななるかみ


()
怪異談牡丹燈篭
かいいだんぼたんどうろう

三世河竹新七明治25年
(1892)
怪談敷島
かいだんしきしまものがたり


()
怪談乳房榎
かいだんちぶさえのき

久保田彦作明治30年
(1897)
怪談月笠森
かいだんつきのかさもり
笠森おせん
かさもりおせん

()
帰咲名残命毛
かえりざきなごりのいのちげ
尾上伊太八

()
鏡獅子
かがみじし

福地桜痴明治26年
(1893)
加賀見山旧錦絵
かがみやまこきょうのにしきえ

容楊黛天明二年
(1782)
加賀見山再岩藤
かがみやまごにちのいわふじ

河竹黙阿弥
()
杜若艶色染
かきつばたいろもえどぞめ

四世鶴屋南北文化12年
(1815)
角兵衛
かくべい


()
籠釣瓶花街酔醒
かごつるべさとのえいざめ

三世河竹新七明治21年
(1888)
梶原平三誉石切
かじわらへいぞうほまれのいしきり

長谷川千四、文耕堂享保15年
(1730)
春日局
かすがのつぼね

北条秀司昭和49年
(1974)
敵討 褸錦
かたきうちつづれのにしき

つづれのにしき

()
敵討天下茶屋
かたきうちてんがちゃやむら

奈河篤助天保三年
(1832)
敵討肥後駒下駄
かたきうちひごのこまげた
肥後の駒下駄
ひごのこまげた
勝諺蔵明治十年
(1877)
勝相撲浮名花触
かちずもううきなのはなぶれ


()
桂川連理柵
かつらがわれんりのしがらみ
桂川
かつらがわ

()
門松四天王
かどまつしてんのう
鳴神
なるかみ

()
仮名手本忠臣蔵
かなでほんちゅうしんぐら

竹田出雲 $ 三好松洛、並木千柳寛永元年
(1748)
鐘鳴今朝噂
かねがなるけさのうわさ
いろは新助
いろはしんすけ
竹田治蔵宝暦11年
(1761)
鎌倉三代記
かまくらさんだいき


()
鎌髭
かまひげ


()
盟三五大切
かみかけてさんごたいせつ

四世鶴屋南北文政八年
(1825)
神明恵和合取組
かみのめぐみわごうのとりくみ
め組の喧嘩
めぐみのけんか
竹柴其水明治23年
(1890)
髪結藤次
かみゆいとうじ


()
亀山の仇討ち
かめやまのあだうち
亀山噺
かめやまばなし

()
雁のたより
かりのたより


()
刈萱道心筑紫轢
かるかやどうしんつくしのいえずと
苅萱道心
かるかやどうしん

()
漢人韓文手管始
かんじんかんもんてくだのはじまり
唐人殺し
とうじんごろし

()
勧進帳
かんじんちょう


()
勧善懲悪覗機関
かんぜんちょうあくのぞきからくり
村井長庵
むらいちょうあん
河竹黙阿弥文久2年
(1862)
神田祭
かんだまつり


()
関八州繋馬
かんはっしゅうつなぎうま

近松門左衛門
()
鬼一方眼三略巻
きいちほうげんさんりゃくのまき

長谷川千四、文耕堂享保16年
(1731)
祗園祭礼信仰記
ぎおんさいれいしんこうき

中邑阿契、豊竹応律宝暦七年
(1757)
菊重栄景清
きくがさねさかえのかげきよ
牢破りの景清
ろうやぶりのかげきよ

()
岸姫松轡鑑
きしのひめまつくつわかがみ
岸姫松
きしのひめまつ

()
吉様参由縁音信
きちさままいるゆかりのおとづれ
吉様参
きちさままいる

()
狐と笛吹き
きつねとふえふき

北条秀司昭和27年
(1952)
君臣船浪宇和島
きみはふねなみのうわじま
字和島騒動
うわじまそうどう
勝能進明治六年
(1873)
侠客春雨傘
きょうかくはるさめがさ

福地桜痴明治30年
(1897)
京鹿子娘道成寺
きょうがのこむすめどうじょうじ
娘道成寺
むすめどうじょうじ

()
京人形
きょうにんぎょう


()
桐一葉
きりひとは

坪内逍遥明治37年
(1904)
極付幡随長兵衛
きわめつきばんずいちょうべい
湯殿の長兵衛
ゆどののちょうべい
河竹黙阿弥明治14年
(1881)
金幣猿島郡
きんのざいさるしまだいり

四世鶴屋南北文政12年
(1829)
草摺引
くさづりひき


()
楠紀流花見幕張
くすのきりゅうはなみのまくはり
丸橋忠弥
まるはしちゅうや

()
沓掛時次郎
くつかけときじろう

長谷川伸昭和三年
(1928)
国訛嫩笈摺
くになまりふたばのおいづる
どんどろ

()
雲切五人男
因果小僧
いんがこぞう
河竹黙阿弥
()
天衣紛上野初花
くもにまごううえののはつはな
河内山
こうちやま
河竹黙阿弥明治14年
(1881)
蜘蛛の糸
くものいと


()
暗闇の丑松
くらやみのうしまつ

長谷川伸昭和九年
(1934)
廓文章
くるわぶんしょう
吉田屋
よしだや
近松門左衛門正徳二年
(1712)
黒田騒動
くろだそうどう


()
黒塚
くろづか

木村富子昭和14年
(1939)
黒手組曲輪達引
くろてぐみくるわのたてひき

河竹黙阿弥
()
慶安太平記
けいあんたいへいき
丸橋忠弥
まるはしちゅうや
河竹黙阿弥明治三年
(1870)
馬切り
けいせい青陽とり


()
傾城阿波の鳴門
けいせいあわのなると
どんどろ
どんどろ

()
傾城反魂香
けいせいはんごんこう
吃又
どもまた
近松門左衛門宝永五年
(1708)
けいせい倭荘子
けいせいやまとぞうし


()
解脱
げだつ


()
源氏物語
げんじものがたり

舟橋聖一昭和26年
(1951)
源平布引滝
げんぺいぬのびきのたき

並木千柳、三好松洛寛延二年
(1749)
元禄忠臣蔵
げんろくちゅうしんぐら

真山青果昭和10年
()
恋女房染分手綱
こいにょうぼうそめわけたずな
重の井子別れ
しげのいこわかれ
吉田冠子、三好松洛宝暦元年
(1751)
恋闇鵜飼燎
こいのやみうかいのかがりび
毒婦小松
どくふこまつ

()
恋飛脚大和往来
こいびきゃくやまとおうらい

近松門左衛門寛政八年
(1796)
巷談宵宮雨
こうだんよみやのあめ

宇野信夫昭和10年
(1935)
極彩色娘扇
ごくさいしきむすめおおぎ
盲兵助
めくらひょうすけ
近松半ニ、三好松洛宝暦十年
(1760)
国性爺合戦
こくせんやがっせん

近松門左衛門享保元年
(1716)
茲江戸小腕達引
ここがえどこうでのたてひき
腕の喜三郎
うでのきさぶろう
河竹黙阿弥文久二年
(1862)
心謎解色糸
こころのなぞとけていろいと

鶴屋南北
()
五条橋
ごじょうはし


()
御所桜堀川夜討
ごしょざくらほりかわようち
弁慶上使
べんけいじょうし
文耕堂、三好松洛元文二年
(1737)
御存知鈴ヶ森
ごぞんじすずがもり


()
碁太平記白石噺
ごたいへいきしろいしばなし

紀上太郎、烏亭エン馬、容楊黛安永九年
(1780)
五大力恋緘
ごだいりきこいのふうじめ

並木五瓶寛政六年
(1794)
粋菩提悟道野晒
ごどうのざらし
悟道野晒
ごどうのざらし

()
木下蔭狭間合戦
このしたかげはざまがっせん


()
木間星箱根鹿笛
このまのほしはこねのしかぶえ

河竹黙阿弥明治13年
(1880)
碁盤太平記
ごばんたいへいき


()
御摂勧進帳
ごひいきかんじんちょう


()
嫗山姥
こもちやまんば


()
子守
こもり


()
権三と助十
ごんざとすけじゅう

岡本綺堂大正15年
(1926)
西郷と豚姫
さいごうとぶたひめ

池田大伍大正六年
(1917)
坂崎出羽守
さかざきでわのかみ

山本有三大正10年
(1921)
鷺娘
さぎむすめ


()
佐倉義民伝
さくらぎみんでん

河竹黙阿弥文久元年
(1861)
桜時雨
さくらしぐれ


()
桜鍔恨鮫鞘
さくらつばうらみのさめざや
鰻谷
うなぎだに
不明安永三年
(1774)
桜姫東文章
さくらひめあずまぶんしょう

四世鶴屋南北文化14年
(1817)
佐々木高綱
ささきたかつな

岡本綺堂大正三年
(1914)
花街模様薊色縫
さともようあざみのいろぬい
十六夜清心
いざよいせいしん
河竹黙阿弥安政六年
(1859)
参会名護屋
さんかいなごや

しばらく
市川団十郎(初代)元禄10年
(1697)
三社祭
さんじゃまつり

瀬川如皐天保三年
()
三十三間堂棟由来
さんじゅうさんげんどうむなぎのゆらい
三十三間堂

()
三世相
さんぜそう

三世桜田治助安政四年
(1857)
三題噺魚屋茶碗
さんだいばなしととやのちゃわん


()
三人吉三廓初買
さんにんきちざくるわのはつかい


()
三人吉三巴白浪
さんにんきちざともえのしらなみ

河竹黙阿弥安政七年
(1860)
三番嫂
さんばそう


()
楼門五三桐
さんもんごさんのきり
楼門
さんもん
並木五瓶安永七年
(1778)
潮汲
しおくみ


()
塩原多助
しおばらたすけ


()
しころ引
しころびき


()
四千両小判梅葉
しせんりょうこばんのうめは

河竹黙阿弥明治18年
(1885)
じつげつせいきょうわせいだん
日月星享和政談
延命院
河竹黙阿弥明治11年
(1878)
忍夜恋曲者
しのびよるこいはくせもの
将門
まさかど

()
芝浜皮財布
しばはまのかわざいふ

竹柴金作大正11年
(1922)
島月白波
しまちどりつきのしらなみ

河竹黙阿弥明治14年
(1881)
霜夜鐘十字辻占
しもよのかねじゅうじのつじうら


()
修善寺物語
しゅぜんじものがたり

岡本綺堂明治44年
(1911)
春色梅暦
しゅんしょくうめごよみ
梅暦
うめごよみ
為永春水
()
生写朝顔話
しょううつしあさがおばなし


()
将軍江戸を去る
しょうぐんえどをさる

真山青果昭和九年
(1934)
少将滋幹の母
しょうしょうしげもとのはは

舟橋聖一昭和26年
(1951)
正次郎連獅子
しょうじろうれんじし
連獅子
れんじし

()
松竹梅湯島掛額
しょうちくばいゆしまのかけがく


()
児雷也豪傑譚
じらいやごうけつものがたり


()
白縫譚
しらぬいものがたり


()
新簿雪物語
しんうすゆきものがたり


()
新皿屋舗月雨かさ
しんさらやしきつきのあまがさ
魚屋宗五郎
さかなやそうごろう
河竹黙阿弥明治16年
(1883)
心中卯月の紅葉
しんじゅううづきのもみじば


()
心中重井筒
しんじゅうかさねいづつ


()
信州川中島合戦
しんしゅうかわなかじまかっせん


()
心中天網島
しんじゅうてんのあみじま
時雨の炬燵
しぐれのこたつ
近松門左衛門享保五年
(1720)
心中二枚絵草紙
しんじゅうにまいえぞうし


()
心中万年草
しんじゅうまんねんそう


()
心中刃は氷の朔日
しんじゅうやいばはこおりのついたち


()
心中宵庚申
しんじゅうよいごうしん


()
新宿夜話
しんじゅくよばなし

岡本綺堂昭和二年
()
新版歌祭文
しんばんうたざいもん
野崎村
のざきむら
近松半二天明五年
(1785)
心霊矢口渡
しんれいやぐちのわたし

福内鬼外寛政六年
(1794)
水滸伝雪挑
すいこでんゆきのだんまり


()
水天宮利生深川
すいてんぐうめぐみのふかがわ
筆屋幸兵衛
ふでやこうべえ
河竹黙阿弥明治18年
(1885)
未摘花
すえつむはな


()
扇恵方曽我
すえひろえほうそが
矢の根
やのね
村瀬源三郎享保14年
()
素襖落
すおうおとし

福地桜痴明治25年
(1892)
姿視隅田川
すがたみすみだがわ
七つ面

()
菅原伝授手習鑑
すがわらでんじゅてならいかがみ

竹田出雲、並木千柳、三好松洛延享三年
(1746)
助六由縁江戸桜
すけろくゆかりのえどざくら
助六
すけろく

()
隅田春妓女容性
すだのはるげいしゃかたぎ
梅の由兵衛
うめのよしべい
並木五瓶宝暦13年
(1763)
須磨の写絵
すまのうつしえ


()
隅田川
すみだがわ


()
隅田川続俤
すみだがわごにちのおもかげ
法界坊
ほうかいぼう
奈河七五三助天明四年
(1784)
隔用川花御所染
すみだがわはなのごしょぞめ


()
関取千両幟
せきとりせんりょうのぼり


()
摂州合邦辻
せっしゅうがっぽうがつじ
合邦
がっぽう
菅専助、若竹笛躬天保十年
(1839)
増補桃山譚
ぞうほももやまものがたり
地震加藤
じしんかとう
河竹黙阿弥明治二年
(1869)
相馬の金さん
そうまのきんさん

岡本綺堂
()
曾我対面
そがのたいめん


()
曽我 侠御所染
そがもようたてしのごしょぞめ
御所五郎蔵
ごしょのごろぞう
河竹黙阿弥元治元年
(1864)
曽根崎心中
そねざきしんじゅう

近松門左衛門元禄16年
(1703)
大経師昔暦
だいきょうじむかしごよみ


()
姐妃のお百
だっきのおひゃく


()
伊達の十役
だてのじゅうやく

四世鶴屋南北文化12年
(1815)
伊達娘恋緋鹿子
だてむすめこいのひがのこ
八百屋お七
やおやおしち
河竹黙阿弥安政三年
()
玉藻前あさひ袂
たまものまえあさひのたもと

近松梅枝軒、佐川藤太文化八年
(1806)
田村麿鈴鹿合戦
たむらまろすずかがっせん
阿漕浦

()
壇浦兜軍記
だんのうらかぶとぐんき
阿古屋
あこや
文耕堂、長谷川千四享保四年
(1719)
ぢいさんばあさん
ぢいさんばあさん

森鴎外昭和26年
(1951)
近頃河原の達引
ちかごろかわらのたてひき

為川宗輔、筒井半二、奈河七五三助天明五年
(1785)
乳房榎
ちぶさのえのき


()
中将姫古跡の松
ちゅうじょうひめこせきのまう
中将姫

()
蝶の道行
ちょうのみちゆき


()
寿亀荒木新舞台
ちょばんぜいあらきのしまだい


()
椿説弓張月
ちんせつゆみはりづき


()
築山殿始末
つきやまどのしまつ

大仏次郎昭和28年
(1953)
佃夜嵐
つくだのよあらし


()
蔦紅葉宇都谷峠
つたもみじうつのやとうげ
文弥殺し
ぶんやごろし
河竹黙阿弥安政三年
(1856)
土蜘
つちぐも

河竹黙阿弥明治14年
(1881)
荏複錦
つづれのにしき


()
壺坂霊験記
つぼさかれいげんき

豊澤団平、加古千賀女明治12年
(1879)
妻乞鹿浮佐野讐
つまこいしかうわさなだうち
佐野鹿十郎

()
褄模様沖津白浪
つまもようおきつしらなみ
奴の小万

()
積恋雪関扉
つもるこいゆきのせきのと

宝田寿来天明四年
(1784)
積雪情乳貰
つもるゆきなさけのちちもらい
乳貰い
ちちもらい

()
梅雨小袖昔八丈
つゆこそでむかしはちじょう
髪結新三
かみゆいしんざ
河竹黙阿弥明治六年
(1873)
釣女
つりおんな


()
兵根元曽我
つわものこんげんそが
不動
ふどう

()
天一坊大岡政談
てんいちぼうおおおかせいだん
大岡政談
河竹黙阿弥明治八年
(1875)
天竺徳兵衛韓噺
てんじくとくべいいこくはなし


()
天満宮菜種御供
てんまんぐうなたねのごくう
時平の七笑

()
東海道中膝栗毛
とうかいどうちゅうひざくりげ

十返舎一九昭和三年
(1928)
東海道四谷怪談
とうかいどうよつやかいだん

四世鶴屋南北文政八年
(1825)
同志の人々
どうしのひとびと

山本有三大正12年
(1923)
藤十郎の恋
とうじゅうろうのこい

菊池寛大正八年
(1919)
遠山桜天保日記
とおやまざくらてんぽうにっき


()
富樫
とがし


()
研辰の討たれ
とぎたつのうたれ
江州研屋噺
木村錦花大正14年
(1925)
時今也桔梗旗揚
ときはいまききょうのはたあげ

四世鶴屋南北文化五年
(1808)
富岡恋山開
とみがおかこいのやまびらき
二人新兵衛
ににんしんべい
並木五瓶
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供奴
ともやっこ


()
豊志賀の死
とよしがのし

竹柴金作大正11年
(1922)
鳥辺山心中
とりべやましんじゅう

岡本綺堂大正四年
(1915)
長町女腹切
ながまちおんなはらきり

近松門左衛門正徳ニ年
()
那須与市西海硯
なすのよいち
乳母争い
うばあらそい
並木宗輔、並木丈助享保19年
(1734)
謎帯一寸徳兵衛
なぞのおびちょっととくべえ

四世鶴屋南北文化八年
(1811)
夏祭浪花鑑
なつまつりなにわかがみ

並木千柳 $ 三好松洛、竹田小出雲延享元年
(1744)
浪枕月浅妻
なみまくらつきのあさづま
浅妻船

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なよたけ
なよたけ

加藤道夫昭和21年
(1946)
雷神不動北山桜
なるかみふどうきたやまざくら
毛抜
けぬき
津打半十郎他寛保二年
(1742)
雷神不動北山桜
なるかみふどうきたやまざくら
鳴神
なるかみ
津打半十郎他
()
雷神不動北山桜
なるかみふどうきたやまざくら
不動
ふどう

()
南総里見八犬伝
なんそうさとみはっけんでん
八犬伝
はっけんでん

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二蓋笠柳生実記
にがいがさやぎゅうじっき
柳生二蓋笠
やぎゅうにがいがさ
勝諺蔵明治20年
(1887)
二月堂良弁杉由来
にがつどうろうべんすぎのゆらい
良弁杉
ろうべんすぎ

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西山物語
にしやまものがたり

小山内薫昭和三年
(1928)
二条城の清正
にじょうじょうのきよまさ

吉田絃二郎昭和八年
(1933)
日蓮上人御法海
にちれんしょうにんみのりのうみ


()
日本振袖始
にほんふりそではじめ

近松門左衛門元禄16年
(1703)
にわの浮巣
にわのうきす

勝諺蔵明治14年
(1881)
人間万事金世中
にんげんばんじかねのよのなか

河竹黙阿弥明治12年
(1879)
人情話文七元結
にんじょうばなしぶんしちもっとい
文七元結
ぶんしちもっとい
三遊亭円朝明治35年
(1902)
ぬえ退治
ぬえたいじ


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鼠小僧東君新形
ねずみこぞうはるのしんがた
鼠小僧
ねずみこぞう
河竹黙阿弥安政四年
(1857)
眠駱駝物語
ねむるがらくだものがたり

岡鬼太郎昭和三年
(1928)
昇鯉瀧白旗
のぼりごい
閻魔小兵衛
えんまのこへい
河竹黙阿弥嘉永四年
(1851)
乗合船恵方漫才
のりあいぶねえほうまんざい
乗合船
のりあいぶね

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博多小女郎浪枕
はかたこじょろうなみまくら
毛剃
けぞり
近松門左衛門享保三年
(1718)
箱根霊験いざり仇討
はこねれいげんいざりのあだうち

司馬芝ソウ享和元年
()
八陣守護城
はちじんしゅごのほんじょう
毒酒の清正
中村漁岸、佐川藤太文化四年
(1807)
八幡祭小望月賑
はちまんまつりよみやのにぎわい
縮屋新助
ちぢみやしんすけ
河竹黙阿弥万延元年
()
初霞空住吉
はつかすみそらもすみよし
かっぽれ
かっぽれ
河竹黙阿弥明治19年
(1886)
競伊勢物語
はでくらべいせものがたり

奈河亀輔安永四年
(1775)
艶容女舞衣
はですがたおんなまいぎぬ
酒屋
さかや
竹本三郎兵衛、豊竹応律安永元年
(1771)
花の御所始末
はなのごしょしまつ

宇野信夫昭和49年
(1974)
羽根の禿
はねのかむろ


()
幡随長兵衛
ばんずいちょうべい
湯殿の長兵衛
ゆどののちょうべい
河竹黙阿弥明治14年
(1881)
幡随長兵衛精進俎板
ばんずいちょうべい
俎板長兵衛
まないたちょうべい
桜田治助享和三年
()
番町皿屋敷
ばんちょうさらやしき

岡本綺堂大正五年
(1916)
彦市はなし
ひこいちばなし

木下順二昭和23年
(1948)
彦山権現誓助剣
ひこさんごんげんちかいのすけだち
毛谷村
けやむら
梅野下風、近松保蔵寛政二年
(1790)
日高川入相花王
ひだかがわいりあいざくら
安珍清姫
あんちんきよひめ
明和七年
()
姫競双葉絵草紙
ひめくらべふたばえぞうし
小栗判官
おぐりはんがん
近松徳三、奈河篤助
()
ひらかな盛衰記
ひらかなせいすいき

文耕堂、三好松洛元文四年
(1739)
富士額男女繁山
ふじびたいつくばのしげやま
女書生
おんなしょせい
河竹黙阿弥明治10年
(1877)
藤娘
ふじむすめ


()
双面水照月
ふたおもてみずにてるつき
双面
ふたおもて

()
双生隅田川
ふたごすみだがわ

近松門左衛門享保五年
(1720)
双蝶々曲輪日記
ふたつちょうちょうくるわのにっき

竹田出雲、三好松洛、並木千柳寛永二年
(1749)
船弁慶
ふなべんけい

河竹黙阿弥明治19年
()
船打込橋間白浪
ふねへうちこむはしまのしらなみ
鋳掛松
いかけのまつ
河竹黙阿弥慶応二年
()
吹雪峠
ふぶきとうげ

宇野信夫昭和10年
(1935)
平家女護島
へいけにょごのしま
俊寛
しゅんかん
近松門左衛門享保五年
(1720)
弁天娘女男白浪
べんてんむすめめおのしらなみ
白浪五人男
しらなみごにんおとこ
河竹黙阿弥文久2年
(1862)
棒しばり
ぼうしばり


()
北条九代名家功
ほうじょうくだいめいけのいさお
高時
たかとき
河竹黙阿弥明治17年
(1884)
星舎露玉菊
ほしやどるつゆのたまぎく
玉菊燈籠
たまぎくどうろう

()
沓手鳥孤城落月
ほととぎすこじょうのらくげつ

坪内逍遥明治30年
(1897)
堀川波の鼓
ほりかわなみのつづみ


()
本朝廿四孝
ほんちょうにじゅうしこう

近松半二、三好松洛、竹田因幡他明和五年
(1768)
松浦の太鼓
まつうらのたいこ

勝諺蔵(瀬川如皐、桜田治助?)安政三年
(1856)
松廼羽衣
まつのはごろも


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瞼の母
まぶたのはは

長谷川伸昭和六年
(1931)
三浦大助紅梅?
みうらのおおすけこうばいたずな
石切梶原
いしきりかじわら
長谷川伸千四 $ 文耕堂享保15年
(1730)
身替座禅
みがわりざぜん

岡村柿紅明治43年
(1910)
三升蒔画
みつぐみまきえのさかづき
ちょいのせ
ちょいのせ

()
実成金菊月
みのりよしこがねのきくづき
播州皿屋敷
ばんしゅうさらやしき
為永太郎兵衛、浅田一鳥嘉永三年
(1850)
箕輪の心中
みのわのしんじゅう

岡本綺堂明治44年
(1911)
都鳥廓白浪
みやこどりながれのしらなみ
忍ぶの惣太
しのぶのそうた
河竹黙阿弥安政元年
(1854)
息子
むすこ

小山内薫大正11年
(1922)
嬢景清八島日記
むすめかげきよやしまにっき

若竹笛ミ、黒蔵主、中村阿契明和元年
(1764)
処女冠浮名横櫛
むすめごのみうきなのよこぐし
切られお富
きられおとみ
河竹黙阿弥元治元年
(1864)
無明と愛染
むみょうとあいぜん

谷崎潤一郎大正13年
(1924)
室町御所
むろまちごしょ

岡本綺堂大正二年
(1913)
名君行状記
めいくんぎょうじょうき

真山青果昭和12年
(1937)
名月八幡祭
めいげつはちまんまつり
縮屋新助
ちぢみやしんすけ
池田大伍大正七年
(1918)
名工柿右衛門
めいこうかきえもん

榎本虎彦大正元年
(1912)
銘作切籠曙
めいさくきりこのあけぼの
里見伊助
さとみいすけ
近松徳三享和元年
()
名人長次
めいじんちょうじ

河竹新七明治28年
(1895)
薫樹累物語
めいぼくかさねものがたり


()
伽羅先代萩
めいぼくせんだいはぎ

奈河亀輔天明五年
(1785)
盲長屋梅加賀鳶
めくらながやうめがかがとび

河竹黙阿弥明治19年
(1886)
盲目物語
もうもくものがたり

宇野信夫昭和30年
(1955)
戻駕色相肩
もどりかごいろにあいかた
戻駕
もどりかご

()
戻橋
もどりばし

河竹黙阿弥明治23年
(1890)
紅葉狩
もみじがり

河竹黙阿弥明治20年
(1887)
百千鳥沖津白浪
ももちどりおきつしらなみ
鬼神のお松
きじんのおまつ
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()
保名
やすな


()
宿無団七時雨傘
やどなしだんしちしぐれのからかさ

並木正三明和五年
(1768)
柳影沢蛍火
やなぎかげさわのほたるび

宇野信夫昭和45年
(1970)
山崎与次兵衛寿の門松
やまざきよじへいねびきのかどまつ

近松門左衛門享保三年
(1718)
倭仮名在原系図
やまとがなありわらけいず
蘭平物狂
らんぺいものぐるい
浅田一鳥、浪岡鯨児他宝暦二年
()
ヤマトタケル
ヤマトタケル

梅原猛昭和61年
(1986)
鑓の権三重帷子
やりのごんざかさねかたびら

近松門左衛門享保二年
(1717)
夕霧阿波の鳴門
ゆうぎりあわのなると
阿波の鳴渡
あわのなると
近松門左衛門正徳二年
()
有職嫌倉山
ゆうしょくかまくらやま

菅専助、中村漁岸寛政
()
遊女論
ゆうじょろん
不破
ふわ

()
雪女五枚羽子板
ゆきおんなごまいはごいた

近松門左衛門宝永二年
()
夢結蝶鳥追
ゆめむすぶちょうのとりおい
せった直長五郎
せったなおしちょうごろう
河竹黙阿弥安政三年
()
夢物語盧生容画
ゆめものがたりろせいのすがたえ


()
由良湊千軒長者
ゆらみなとせんげんちょうじゃ

近松半二、竹田小出雲、三好松洛宝暦11年
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夜討曽我狩場曙
ようちそがかりばのあけぼの

河竹黙阿弥明治七年
()
義経腰越状
よしつねこしごえじょう

並木宗輔享保20年
()
義経千本桜
よしつねせんぼんざくら

竹田出雲、三好松洛、並木千柳延享五年
(1748)
慶喜命乞
よしのぶいのちごい

真山青果昭和八年
(1933)
世話情浮名横櫛
よはなさけうきなのよこぐし
お富与三郎
おとみよさぶろう
瀬川如皐嘉永六年
(1853)
頼朝の死
よりとものし

真山青果昭和七年
(1932)
連獅子
れんじし

河竹黙阿弥明治五年
(1872)
六歌仙容彩
ろっかせんすがたのいろどり
六歌仙
ろっかせん

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若木仇名草
わかぎのあだなそう
蘭蝶
らんちょう

()
若き日の信長
わかきひののぶなが

大仏次郎昭和27年
(1952)
和田合戦女舞鶴
わだがっせんおんなまいづる
板額
はんがく
並木宗輔元文元年
(1735)
渡雁恋玉章
わたるかりこいのたまずさ
雁のたより
かりのたより
金沢龍玉文政13年
(1830)
椀久末松山
わんきゅうすえのまつやま
椀久
わんきゅう
紀海音宝永五年
()


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