伝統ゲーム


野球拳

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名称野球拳(やきゅうけん)
日本・愛媛県松山市
概要  野球を題材にした歌・踊りに合わせて打つ拳。

歴史:
 大正十三年に愛媛県松山市の伊予哲鉄野球部が高松市で試合をした際、当日夜の懇親会の席で、前田五健氏が考案して始めたと言われている(注:前田伍健と表記されることもある)。その後、松山で宴会のたびに行われ、広まって行った。 昭和55年、テレビ番組「コント55号の裏番組をぶっ飛ばせ!」で、全国的に知られるようになったが、番組では負けると服を1枚を脱ぐというルールだったため、これが正式なルールの様に受け取られてしまっている。

松山市では、昭和44年より毎年春、松山城山頂広場において本家野球拳全国大会が開かれている。

歌詞: 「1.野球するならこういう具合にしやしゃんせ。投げたらこう打って、打ったらこう受けて。ランナーになったらエッサッサ。アウト、セーフ、ヨヨイノヨイ。じゃんけんぽん。(あいこでホイ)。ヘボノケ、ヘボノケ、オカワリコイ。」

曲:長唄「元禄花見踊り」をアレンジしたもの。

保存会:商工会議所の野球拳実行委員会が事務局となっている。

家元:初代 富田狸通氏、二代目 後藤二郎氏、三代目 澤田藤静氏、四代目 澤田剛年氏。(前田五健氏は宗家とされている)

平成19年4月7日に開催された第38回大会の模様。

 

 


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