4月1日(下に画像があります)
4月1日

真岡市

 真岡市は、今回は通過するだけのつもりだったが、ちょうどさくら祭りをしていたので立ち寄ってみたので報告する。

 

 岡部記念館前の道路はセットバック・電線地中化等のハード面の整備も行っていた。

 城山公園、真岡小学校周辺、川沿い(行屋川水辺公園)に桜並木があり、まだ当日は7分咲きぐらいであった。

 ここは集客・活性化が望めると思う。歴史は未調査であるが、城山公園には陣屋跡があり歴史はあると思われる。また、ホームページを見る限り、積極的に行動していると思う。できれば次回は、行政の実施レベル・市民レベルの活動を調査したいと思う。真岡市の発展には、ある程度のハード面の整備が進んでおり、このあとは行政よりどう地域活性化をはかって行くかと言う市民レベルレベルの活動が鍵を握ると思われる。

 

さくら市

(平成17年 3月28日氏家町・喜連川町の合併によって出来た市)

旧喜連川町地域

 喜連川に関しては、歴史を活かした観光開発は積極的にはしていないと思われる。足利尊氏の次男(鎌倉公方)筋に当たる喜連川氏のお丸山公園は公園としての開発はされており、台地頂上には喜連川温泉(福祉施設のようであるが)、足湯、喜連川スカイタワーなど高齢者・子供連れの観光地としては十分機能しているようであるが、せっかくの歴史的遺産(大蔵崎城跡)は有効に活用していないのでは。

 もちろん、さくら市(氏家町他と合併された)のホームページには散歩コースなどは示されているが、道の駅「きつれがわ」から中心市街地へ歩いてみたが、当日はお祭りが開催されており、人の多さには感心するが、いくつかの蔵・町屋しかなく町並みとしては少し寂しかった。

 タワーからの眺めは良いものの、施設自体にはほとんど歴史の紹介等がなく効率的ではないと感じた。もっと有効な利用法があるはずである。

タワーから見た限り歴史だけでなく、内川・荒川・丘陵地帯の自然景観も十分であり、住民の努力が望まれる。

 道の駅「きつれがわ」にはある程度の沢山の人がいたのにもったいない話である。

 

旧氏家町地域

 旧氏家町自体はせっかくJR氏家駅がある割には有効に活用していない。それは喜連川から氏家に至る途中(旧奥州街道)には町並み景観の良いところがあるも、(所有者との関係か?)十分に観光開発はされていないと思える。というのは、駅前の観光案内が貧弱で、せっかくの町並みまで足を運ぼうとすることが出来ないのである。もちろん駅前にはタクシー会社(乗務員さんが数人で暇そうに談笑していた(実は批判である))とかもあるので観光案内はしてもらえるのではと期待はかけるが市の施策としてはしっかりやっているかは疑問である。

 しかし、旧氏家町にあるミュージアムはしっかりしており、こちらに歴史的な紹介は依存しているものと推定されるが、地元(行政・住民)がもっと知恵を働かせる必要があるだろう。せっかくの施設がもったいない。

 旧氏家町は、少なくとも駅前が不十分である。前述したように、案内がホームページ以外はなく、現場ではどこを観光したら良いか分からない。玄関口である駅前を有効に使わなければならないだろう。

 

さくら市ミュージアムについて

 先ほどのミュージアムは正式には、さくら市ミュージアム−荒井寛方記念館−である。申し訳ないが私には美術のセンスが無いので、なかなかのものだと思うが評価は控えさせていただく。(とはいえ、仏教的画風のもので私の関心には合うが)

 歴史系展示は標準レベル(ビデオ以外動画・3D等を駆使しているわけではない)というところであるが、挿絵(昔の景観を想像したもの)などはさすが旧美術館の流れを汲みなかなかなものだと思う。また、鋸に特化した展示がなされているが、何かしらのもう一工夫が必要であろう。

 また、ミュージアムの外には、勝山城跡が整備されており、民家などもありまた、鬼怒川を眺めることが出来、お散歩するには良いところである。

 

具体的な改善案等はないが、前述のような印象を持ったものである。

 

以上

 


真岡小学校からの行屋川の眺め


行屋川からの眺め


中心市街地でのお祭りの様子


喜連川スカイタワーからの眺め


スカイタワーから見た中心市街地


スカイタワーを望む


御用堀と蔵


道の駅きつれがわ


勝山城跡から鬼怒川を望む展望台へ向かう


公園内の民家

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