02年4月6日山梨県立考古博物館他訪問記

画像は後日入れます。

企画展(すでに終了しています。

展示会名:「山梨の遺跡展2001」
場所:山梨県立考古博物館
期間:平成14年3月16日(土)〜4月7日(日)

博物館情報

開館時間:午前9時から午後5時まで
ただし、入館は午後4時30分まで
休館日:毎週月曜日(祝祭日・振替休日を除く)
     祝日の翌日(日曜日・祝日を除く)
     12月21日から1月1日

観覧料金 (団体は20人以上)

常設展示企画展示
個人団体個人団体
一般・大学生210円160円1,050円以内840円以内
小・中・高校生100円80円420円以内330円以内
常設展示の場合、高齢者(65歳以上)と障害者は無料。
教育課程に基づく教育活動として観覧するときは、県内小・中学校、高等学校、および特殊教育課程諸学校の児童・生徒・引率者は無料。
企画展の場合、高齢者は無料等、特例もあります。
毎月第2・第4土曜日の学校休業日は、常設展示・特別展示とも、小・中・高校生の見学は無料となります。

企画展の内容は、つまらないという意味ではなく、普通の展示だったと思います。

いいなと思ったのは、資料普及活動パネルでした。
学校への出前授業とか、発掘作業をおそらく、
カラーインクジェットプリンターでA3のフォトプリント紙クラスの用紙にプリントアウトしたと思われる ものをパネル化してありました。
今日のプリンターは十二分性能がいいので、この手法を多用した方が安上がり かつ速報性に優れた普及活動が出来ると思うので、
通常展示や企画・特別展だけではなく、日常の活動について適用していくべきと思う。

この博物館ははじめて行った館なので、印象を述べます。

旧石器時代
石器の種類、作り方が体系的にまとまって表現されておりとてもいい。

縄文時代
住居内の復元があり、食事もあってよい。(どうも白河館いらい食事に関心が・・・) 土器も、早期から晩期に至るまで時系列・種類毎に展示され、しかも一列に通した一覧できる展示になっておりとてもいい。
祭祀の様子もよく描かれている。
山梨は、地理的に土偶に特徴があるらしく、こちらも多く展示されているが もうすこし縄文土器のように系統的に展示して欲しい。

弥生時代
弥生式時も縄文土器と同様系統的に展示されていていい。(数が少ないが、東日本の弥生時代のことだから仕方がないのでしょう)

古墳時代
併設されている歴史公園内にある銚子塚古墳他の解説共に 特に印象にあるのは、三角縁神獣鏡の全国分布がありよかった。

全体を通して、
音声ガイド、図が多く展示されておりよい。
展示品も多く(さすが埋蔵文化財センター併設)きれいに体系的まとまっておりよい。
縄文時代をピークに旧石器から古墳時代(飛鳥時代含む)はとても質量共によい。
但し、歴史時代(奈良以降)は質はともかく量が大幅に減少しているのは残念。
ただし、現在県立博物館構想(総合系?)が進んでおり、そちらではかなり充実するものと思われる。
(千葉県中央博物館のようにするのであろうか・・・)
それに交流史的なもの、理化学的分析があるものが少なかったような・・・。



勝沼町・一宮町組合立釈迦堂遺跡博物館


博物館情報

開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:火曜日と祝日の翌日

入館料

一般団体
大人200円160円
子供100円80円

公式HP

地形図はよい。
テーマ別展示で、時系列が見ずらいしわかりにくい。
ただ並べただけの印象がある。
但し、2,3のテーマは、時系列展示があった。
展示に科学的・統計的分析的なものがなかったのは残念。

CD-ROMがありこれは評価できる。
もちろん、常設展示案内は購入しています。



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