名称 | 所在地 | 概要 | 見学の可否 | 貝塚からの時間 | 備考 |
般若寺 | 土浦市宍塚 | 寺伝によれば平安時代末の創建といわれ、県内三古鐘といわれる銅鐘(国指定重文)や釈迦如来像(県指定)等中世の文化財が数多くあります。また寺の裏手にある五輪塔(県指定)は14世紀中頃のもので、この地域ではつくば市三村山に次ぐものです。採集された瓦からは「五重塔」の存在も想定されます。 | 詳しくは同寺に問い合わせて下さい | 徒歩30分車で10分 | |
宍塚古墳群 | 土浦市宍塚 (つくば市側にも古墳は分布) | 宍塚集落と上高津貝塚の間に分布しています。前方後円墳3基他からなる約20基以上の古墳があり、ほとんどは未調査ですが6世紀から7世紀頃の古墳群と考えられます。宍塚大池の脇から学園線に抜ける小道を歩いてみると、いくつかの古墳を見つけることができます。 | 一部可 山林等にはむやみに入らないこと | 徒歩20分〜 自動車不可 | 古墳見学は冬の方がし易い |
五輪塔 (佐野子) | 土浦市佐野子 | 佐野子地区の田圃の中に一部小高くなっているところにあります。地区の共同基地として利用されている中に、中世の15〜16世紀のものと考えられるひときわ大きな五輪塔があります。五輪塔を中心とした墓地の形態は西日本の「惣墓」に似ており、この地域ではあまりみられないもです。 | 可 他の墓地の邪魔にならないように | 徒歩30分 車で10分 | |
弥陀堂 | 土浦市粕毛 | 江戸時代の18世紀半ばに建てられた建物で、桁行3間・梁間3間の規模でそのうち内側の1間が外陣、2間が内陣として須弥壇が設けられています。建物の中には木造阿弥陀如来立像(市指定)や銅板打ち出し懸仏(市指定)などがおさめられています。 | 可 詳しくは地区長さんに問い合わせて下さい | 徒歩30分 車で10分 | |
栗崎遺跡 | 土浦市宍塚 | 上高津貝塚裏の台地に広がる縄文時代中期・古墳時代の集落遺跡。上高津貝塚にすぐ近い遺跡ながらも造られた時代が異なります。上高津貝塚が造られる前に人々が住んでいたのでしようか。 | 一部可 畑にはむやみに入らない | 徒歩10分 | 遺跡見学は冬の方がし易い |
幕下女騎古墳 (ぼっかめき) | 土浦市上高津 | 上高津貝塚の東側の台地上にある、全長腰30メートル位の小型の前方後円墳です。発掘調査はされでいませんが、円筒埴輪が出土したといわれることから6世紀頃のものと考えられます。 | 可能だが、山林のため見学し難い | 徒歩10分 | 古墳見学は冬の方がし易い |
寄居遺跡・ うぐいす平遺跡 | 土浦市上高津 | 国道6号線近くの台地上にあったもので、弥生時代から平安時代にかけての集落跡と中世のお墓が発見されました。常設展示室にある銅鏃のうちの1つはうぐいす平遺跡から出土したものです。 | 不可 工事のため現存しない | 徒歩15分 車で5分 | 出土品は本館にあります |
大杉神社 | 土浦市上高津 | 航海安全と疱瘡除けの神様です。境内には石造浮彫如意輪観音(市指定)があります。なお、この神社に伝わる「大杉ばやし」は江戸時代前期(元禄期)から伝えられているもので市指定無形民俗文化財です。 | 建物等は可 おはやしは地元問い合せ | 徒歩10分 車で5分 | |
高井城跡 | 土浦市上高津 | 文献に登場する中世南北朝時代の「高井城」と考えられていますが、現在は神社の敷地になっている一都を残すのみで詳細は不明です。神社の真に宝筐印塔が残っています。 | 可 | 徒歩15分 | |
宮脇庚申塚 | 土浦市上高津 | 横川用水の東に接してつくられた小さな塚が並んでいます。塚の上の石碑は、もっとも古いもので江戸時代後期(18世紀後半)、新しいものでは昭和55年と刻まれています。 | 可 | 徒歩20分 | |
常福寺 | 土浦市下高津 | 寺伝によれば平安時代の初めの創建と伝えられ、中世にも「富有人」として名を連ねています。本尊は平安時代末期の薬師如来像(国指定重文)です。また寺の前には、樹齢約400年と考えられる大きなイチョウの木もあります。 | 詳しくは同寺に問い合わせて下さい | 徒歩40分 車で15分 | |
下高津の道標 | 土浦市下高津 | この道標の前の道は江戸時代の水戸街道です。18世紀前半に建てられたもので、道標には「右江戸道左あば、なめかわ道」と刻まれています。 | 可 | 徒歩40分 車で15分 |