発議第４号過激派の排除に関する決議について

上記議案を別紙のとおり千葉県議会議会規則第１４条の規定により提出します。

平成７年１２月１９日
千葉県議会議長  田中昭一様
提出者  千葉県議会議員  酒井茂英
賛成者  千葉県議会議員  笹生定夫
              同        吉原鉄治
              同        清宮弘行
              同        米田豊
              同        密本俊一
              同        宍倉登
              同        桜田義孝
              同        高橋義雄
              同        田中宗隆
              同        吉野秀夫
              同        北角虎男
              同        前田堅一郎
              同        近藤喜久夫
              同        平川博文

過激派の排除に関する決議（案）

  民間人である元地域振興連絡協議会会長宅等への爆発物による放火事件など、
最近における過激派の無差別な「テロ・ゲリラ」に対し、すべての県民は激しい
怒りを覚えているところである。
  このような「テロ・ゲリラ」は、法治国家のもとで私たちが築いてきた平和な
市民生活を脅かし、民主主義を根底から覆すものである。
  特に「成田空港問題」の解決に向け開催された、シンポジウム、円卓会議が
円満に終了し、地域と空港の共生に向け、話し合いによる解決の努力がなされて
いる中での、このような「テロ・ゲリラ」は到底容認できない。
  安全で平穏な県民生活を確保するため、県内各関係機関は過激派に対し、断固
たる姿勢で臨むとともに、こうした過激派の排除についての広範な世論喚起が
必要である。
  よって、本県議会は、全県民とともに過激派の排除を決意するとともに、
あわせて国の各関係機関に対し、過激派による「テロ・ゲリラ」の排除のための
諸施策を強力に推進することを強く要望するものである。

以上、決議する。

平成７年１２月

インデックスに戻る