第61話 発作的物欲熱

ンフルエンザが猛威をふるっていますが、我が家も同居人、子供,ママの順に熱が出て大変な日々を過ごしました。子供は意外と元気ですが、親の方は熱も38度を超えるともうダメです。頭痛はひどいし、耳鳴りはするわ、節々は痛むし、立ちくらみがすると世も終わりかと思える騒ぎでした。そんな熱にうなされても家事の手を抜かなかったママは、発作的に物欲熱に罹りました。その上、ヨドバシカメラの13%ポイント還元に目が眩み、13%ポイント還元最終日の先週末、電気釜コードレス留守電名前ラベルライターを買ってしまいました。

ママのパソコンと同じ東芝製の電気釜(パソコンも電気釜も作るメーカーって、考えると凄い)は2万円弱です。IH電気釜という分厚い内釜を電磁誘導で加熱して炊飯するタイプです。CPUも内蔵でいろんな機能が詰まってます。内蔵のリチウム電池で時刻は設定済みですが、果たして2000年問題はクリアしているのか心配です。越年での予約機能を確かめたいから来年のお正月は元旦からご飯だ^_^;;

コードレス留守電は子機が2台付いてやはり2万円弱、ラベルライターは6千円です。コードレス留守電やラベルライターはこんなに安くていいの?と思わせるものがあります。電話の子機にも液晶ディスプレイがついているし、半導体メモリの留守電、α-LCRという安い電話会社に繋ぐ機能、ナンバーディスプレイ機能など盛りだくさんです。しかし、ラベルライターの機能と安さにはさらに驚きです。

このページはWindowsパソコン奮闘記なので、今回は比較的パソコンに近い名前ラベルライターについて考察してみました。

ダイモ ベルライターは一昔前のワープロと同じくらいすごい機能が詰まっています。この技術の進歩とコストダウンは激しい。ママが子供の頃はダイモ(右図)というラベル作成の文房具が花形でした。

これはクレジットカードやキャッシュカードの氏名や番号の浮彫り文字と同じ原理で、硬質のテープの裏から文字の活字を押しあててテープに文字を刻印するものです。当然ながら漢字などの画数の多い文字は表現できず、英数字とカタカナ、ひらがな程度です。それらの活字が直径8cm程度の円盤状に配置されていて、円盤を回転させて所望の文字を選び、グリップを握ると刻印され、1文字分テープが送られるという、子供でも原理のわかる単純なしかけ(だけど、きっと特許とかあるんだろうな)でした。

ネームランド 今回購入したラベルライターは一番安いものでしたが、それでも、かな2書体、英数3書体のフォントを使えるし、文字サイズも13種、絵文字も470文字も入っていて最大4行の印刷までできます。さらに定形のフォーマットや枠をつける印刷など多彩な機能を持っています。

これが6,000円程度で売られていて儲けがあるのか?ラベルライターもパソコンのプリンタなどと同様に消耗品(プリンタはインクで、この場合はテープ)で儲けようとしているのかな。本体の価格に比べるとテープは結構高い(1,000円程度)のです。

ワープロと同様にJIS配列のキーボード、液晶画面(3桁×2行)、プリンタ(テープへの印刷)のハードが備わり、ソフト的には、かな漢字変換、文字レイアウト、文字の書体などの属性設定、プリント機能などがある訳です。これらが単三の電池8本で動くこともすごい。

印刷する前に、イメージを液晶画面に流れるように表示する機能がよくできてます。入力時の画面は印刷とちがうので確認方法がないとテープが無駄になってしまいます。きっと、機能は新規機種が開発されるたびにソフトが蓄積されて豊富になってきたんだろうな。一度開発したソフトはいくら使い回しても殆ど費用がかからないから。

テープの種類も豊富で、6,9,12,18mm幅が使え(高級な機種はもっと幅広のテープも使える)、それぞれ色が豊富です。蛍光色や模様のはいったもの、ディズニーキャラクターものまであります。 スタンプになるテープや布への転写テープ、磁石になっているテープもあるようでメーカの方の想像性に脱帽です。

これから新学期、子供たちの持ち物の名前付けにあると便利な文房具です。ママはうれしくて家中にごろごろしているACアダプタに名前を張りました。

アクセス状況グラフ て、この奮闘記もちょうど2年を迎えました。最近はちょっと新しいことがなくてWindows95(Windows98が主流になりつつありこのあたりも見直しが必要かな?)からはずれた話題が多くなっていますが、、、パソコンやインターネット関係のモニタにも色々応募してますが、不況やパソコン人口が増えたせいでなかなか当たらなくなりました^_^;;

この2年間を振り返り、2年間のホームページへのアクセス状況をグラフにしてみました。ページの更新時などにアクセスカウンタを確認した記録をとったもので、若干の間違いがあるかもしれませんが、だいたい合っていると思います。また、アクセスカウンタはトップページだけなので、トップページを経由せずに下位のページを直接見に来られた方の分はカウントされてません。

グラフを平均すると毎日15件ほどのアクセスがあります。見ていただいた皆さん本当にありがとうございます。98年の1〜3月頃はアクセスの伸びが鈍ったのですが、その後回復して現在は再び元のペースに戻っています。これもいつも読んで頂いている皆さんのおかげと、感謝していますm(_ _)m


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M.Nakamura Feb.7,'99