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王禅寺ふるさと公園

川崎市麻生区 528-1

町田市、横浜市、川崎市の境界が接するあたり、川崎市麻生区にある王禅寺ふるさと公園です。こどもの国から北東に4Km位、小田急線の柿生駅から東南東に2Kmで、川崎市と言っても町田のすぐそばです。詳しくは、地図を参照してください。

川崎市制60周年の記念事業として公園が整備されました。まだ全てが完了している訳ではなく、これからも整備されていくようです。駐車場は公園の南側にありますが、それほど大きくはありません。天気のよい日曜日などは早めにでかけたほうが無難でしょう。駐車場は有料(400円/2H)です。

公園の入り口には池があり、池から見上げる丘の上にあるメイン広場の方から、せせらぎが流れ込んでいます。せせらぎの脇にメイン広場に繋がるスロープの道が整備されており、昇っていくと東屋を経てメイン広場になります。

右上の写真がスロープの途中から丘の上のほうを見上げたものです。写真にあるように途中にベンチなどもあります。

左の写真はせせらぎで、ちいさな堰がところどころにあり、水音が心地よく響いています。写真を撮ったのは3月の暖かい日だったのですが、すでに夏を待ちきれない子供達が水遊びをしていました。

また、駐車場の端からは木製のウォーキングデッキが丘の上まで続いていますので、こちらを利用してもメイン広場までたどり着けます。このデッキ所々に鋳物でできた虫が隠れていて面白い。

右写真が丘の上にあるメイン広場(多目的広場とか名前が付いていましたがうろ覚え)です。遊具は端のほうに少しあるだけで、あとは広い芝生なので思いっきり走り回ったり、ボール遊び(野球はダメ)、バドミントン、フリスビーなど思い思いに楽しめます。この広場の脇にきれいなトイレがあります。

また、広場の周りには散策路もあり、雑木林の中を抜ける小道もあり、多様な植物を眺めながら散歩を楽しむのもいいと思います。ちょっとしたアップダウンもあり、運動にもなります。

広場から北の方向(公園入り口から昇ってくると、右の方向になります)に、トンネルがあり、そこを抜けていくと自然のままの林にはいって行くことができます。トンネルの先の整備はまだこれからのようで、整備された道は途中でお終いです。この林にはタヌキやキジが生息しているらしいです(立て札がありました)。

整備された道の先にある、篠竹の生い茂る山道をどんどん進んで公園の北東の端にでると、左写真のような木製遊具のある広場に繋がります(穴場です)。

この広場にでるには民家の脇を抜けて一旦、公園の敷地から外にでてから舗装された道路を通る必要があり(50m位)、ちょっと迷いそうです。メイン広場近くにある公園の地図をよく見ておきましょう。

遊具の広場は結構急な芝生の斜面に作られており、芝生の上を転がったり、段ボールに乗って滑り降りたり楽しめます。ここでお弁当を食べるときは、おむすびが転がらないように注意しましょう。

その斜面の広場から、さらにもう一段下にもちょっとした広場があります。この広場には一本橋の遊具が2本あるだけ。あと関東ローム層の地層が見える崖があります。ここで遊ぶと赤土で泥だらけになります。

右写真は、その広場から芝生の斜面広場に昇ってくる梯子階段です。この他にも階段がありますのでアスレチックに自信のない大人でも大丈夫です。

天気のいい日は、お弁当と飲み物、ちょっとした遊具をもって(公園の近くにコンビニは見あたりませんので、道中のどこかでゲットしましょう)遊びにいくのにいい公園です。ただ広いだけでなく、適度な丘や林の中の道もあり、また水遊びもできるので、子供達も飽きないでしょう。


Create Apr. 1,'00 Nakamura