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83   Linuxマシン、ネットに繋がる (2003.11.9)

少し前に書いたように1,500円で買ってきたエンデバーをLinuxマシンにしましたが、ネットワークをどうしようか懸案になっていました。置き場所が2階のため1階から有線LANを引くのが大変なのです。でも、無線LANにするには投資が必要だし、Linux+無線LAN が上手くいくか不安なところもあった。

色々考えたり調べたら、バッファロー(最近メルコから名前が変わった)のEthernet変換メディアコンバータならLinuxでも大丈夫そうなことが分かった。メディアコンバータは有線LANと無線LANを変換する装置なので、有線LANポートを持っているモノなら何にでも繋がるようだ。バッファローのサイトでも、ネットワークプリンタに繋ぐ例や、ゲーム機に繋ぐ例が載っている。残念ながらLinuxマシンに繋ぐ例は載っていない。でも、原理的には大丈夫なはず。

メディアコンバータには、速度が11Mbpsの機種と54Mbpsにも対応のものがある。我が家のアクセスポイントは11Mbpsなので11Mbpsのメディアコンバータでもよかったが調べたときは未発売だった。それに今買うなら54Mbpsだよね。折角クライアント側が54Mbpsになるのなら、アクセスポイントも新しいものにしたくなるのが人情(かな)。旦那は、パソコンも増えてきたし、54Mbps対応のアクセスポイントは性能も良くなっているので、この際だからとアクセスポイントも含めて54Mbpsへの置き換えを狙っていたようだ。でも、使えるモノを買い換えるのは気が引けるし、勿体ない。

そんなとき、姉宅が引っ越しを機にYahoo! BBに加入する(以前も加入しようとしたが、電話局の都合で加入できなかった)という話しが飛び込んできた。これ幸いと、引越祝いに今まで使っていた11Mbpsの無線LAN一式をプレゼントし、我が家は54Mbpsへ移行することにした。値段も我が家が無線LANを導入した2年前から比べると、だいぶ安くなってきている。

入手した54Mbps無線LANの機器は、セキュリティBroadBandルータ ハイエンドモデルのPCカード付(WHR-G54/P)、Ethernet変換メディアコンバータ(WLI-TX1-G54)。54MのPCカードは旦那が会社のノートPCを自宅に持ってきたときに繋ぐため。自作機にはUSB接続の11Mbpsのクライアントが繋がっているけど、これはそのまま。また、LOOXも11Mbpsの無線LAN内蔵なのでそのまま。11Mと54Mが混在で使えるのがいいですね。

まず、最初にアクセスポイントの設定を行う。今までのWLAR-L11-Lとの見た目の違いは、塗装がパールっぽくなくなった点と、後ろのカバーが無くなった位かな。あと、消費電力が少なくなったようで、ACアダプタが小さくなっていて本体の発熱も少ないようです。それと付属のLANケーブルがきしめんのような薄っぺらいものになっていました。ちなみにバッファローはきしめんの本場、名古屋の会社だ。

設定メニューが増えて、設定できる項目が増えているけど、カテゴリ分けされていて分かりやすい。接続した無線LANクライアントの情報や、不正アクセスのログなども記録できて、不正アクセスなどがあれば分かる。また、マルチセッション対応になっているので、インターネットと、NTTのフレッツスクエアの両方にアクセスできる(はず。実はまだうまく繋がっていない)。

アクセスポイントの次はメディアコンバータの設定を行う。メディアコンバータは、専用のソフトが付いているので自作Windowsパソコンに繋いでセットアップする。セットアップはIEなどのブラウザでもできるようだ。ブラウザを使えばLinuxマシンからでも設定できると思うけど、そこまで試さなかった。接続先のアクセスポイント名や暗号キー(WEP)を設定して、うまく繋がるはずだったが、、、

Ethernet変換メディアコンバータ(WLI-TX1-G54)

トラブル発生、全然繋がらなかったのだ。原因はアクセスポイントに無線LANクライアントをmacアドレスで制限する設定をしたとき、許可するmacアドレスとしてメディアコンバータしか指定しなかったのがいけなかった。マニュアルをよく読んだら、パソコンのmacアドレスとメディアコンバータのmacアドレスの両方を指定する必要があったのだ。なぜ、そうなのかは分からない。でも、パソコンのmacアドレスを設定したら無事に繋がった。前の時も無線LANの設定で悩んで、いろいろ設定を変えてどこが悪かったのか判らぬが繋がった。無線LANって最近になって急速に普及し始めたけど、普通のユーザでもこんな面倒な設定をできるかな? 私のマニュアルの読み方が浅いのかもしれないが…

1階のエンデバーとの間で大きなファイルをコピーして時間を測ると、14Mbps位の実効速度がでていた。ちょっと遅いのは電波状態があまり良くなかった(電波の強さが50〜60%)のが原因かも。それでも今までの11MbpsのUSBクライアントに比べると4倍近い速度がでている。

いよいよLinuxエンデバーに繋ぐ。1台しかないディスプレイを自作機からLinux機に繋ぎ変え、メディアコンバータも繋ぎ変える。さらにLinux機に差したLANカードのmacアドレスをアクセスポイントに設定する。Linuxを起動し、IPアドレスや色々と設定したら無事インターネットに繋がった。さっそくRedHatのupdateサイトに繋いでシステムのパッチを当てることができた。

次にtelnetftpサービスの設定を行い、1階のエンデバーからログインできるようにする。ここでもちょっと苦労。ネットで色々探したら、RedHatはサービスを動かすだけでなく、セキュリティレベルの設定でtelnetやftpの許可をしないといけなかったようだ。もう少しLinuxについて勉強しないと遊べないな。でも、取りあえずtelnetでログインできるようになったので、ディスプレイ無しでもOKだ。一時的に繋ぎ変えていたディスプレイは自作機に戻した。

その後、旦那がWebサーバの設定を行い、家庭内イントラネット(というのか?)でWebサーバが立ち上がった。CGIも動くようになった。エンデバーからftpでfrom Metal Woodsのコンテンツ一式を転送して、ブラウザからでアクセスしたらちゃんと表示された。素晴らしい。イントラネット内のURLは http://www/ という超シンプルな名前。トップページの表示が少し遅いのですが、無線LANの影響か、Webサーバの設定や性能不足か、よくわかりません。なお、今のところインターネットへの公開は考えていません。セキュリティ対策や電気代、保安(火災とか)面で心配事が多いので。

こうして元祖エンデバー、自作機、LOOX、サテライト、Linuxエンデバーの5台のパソコンが家庭内LANで繋がることになりました。ココも直さなくちゃ。無線は54Mbpsになったし、有線LANも90Mbps以上の実効速度が出る(らしい)。しかし、有線LAN接続は元祖エンデバーだけなので性能を活かしきれないし、インターネットはADSLで1.2Mbps位しかでていないので全然有効利用していないぞ。早く光ファイバ接続が移行したい。NTTのBフレッツはいつになるのか分からないが、東京電力のTEPCO光が、2004年度に町田市・相模原市もサービスエリアにすると発表があったので、あと1年ちょっとかな。期待して待っています。

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