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160   2017年まとめ (2017.12.31)

気がつけば年末、私の一年はどこに行ったのだろう、と思いだすと今年は変化のあった年でした。

1月、お正月と言っても日常生活と変わらない年越し。暖かい日に散歩がてら東工大すずかけキャンパスに大隅良典栄誉教授のノーベル賞記念の展示を見に行く。オートファジーの仕組みの展示やレプリカのメダルを見た。高齢者のグループなど結構混んでいた。担当の学生さんの説明を聞く、学生さんも誇らしそうで私も嬉しい。

ノーベル賞 ノーベル賞メダル(公式レプリカだったと思う)
ノーベル賞展示会場入り口 ノーベル賞メダル(公式レプリカだったと思う)

2月、夫が電子工作のブログを始めた。世間でブログが話題になってからすでに15年くらい経っているようだが、ようやく世間に追いついた。ちなみに我が家では未だにツイッターもフェイスブックもやってない。いつか追いつく日がくるのか。世間はすでにインスタらしいが。

5月のある日、横須賀の猿島に行ってきた。前から行きたかった所で、近場のお楽しみに二人で出かけた。最寄りの駅から「戦艦三笠」係留された三笠桟橋まで歩き、船で10分の無人島。船を下りるときにカウントされて夜は完全に無人化。旧海軍の要塞後で煉瓦造りのトンネルや要塞の後が残っている。天空の城ラピュタのようだと話題になった場所。のんびり歩いて1時間。次の船で戻って三笠公園やヴェルニー公園を回る。ブラタモリで紹介されたJR横須賀駅の行き止まりを見た。五月晴れの一日の大人の遠足。

猿島全景 猿島島内
猿島全景 猿島島内

7月に長男が結婚した。就職し家を出て3年、あんまり実感は無いがようやく一人子育てが終わったのね。両家の顔合わせなど気の張る行事もありましたが、とにかくは目出度い。次男の就活も無事に終わったようで、親としては肩の荷を下ろし少し寂しい。院生になる三男に執着しないように益々好きなことをするのだ。

8月、都内の所用のついでに東京駅のKITTEに寄ってみた。フードコートやショッピングエリアなど日本の真ん中、さすがの店揃いです。その中のインターメディアテク(東京大学総合研究博物館)が良かった。無料なのに東大所蔵の世界各地の時を経た珍しいモノが展示されて面白い。ロンドンのビクトリアアルバート博物館に似ている(規模は全然違うけど)。都心の真ん中にゆったりとした博物館が開設され日本も豊かになったと実感。東京オリンピック前に国の内外に国力をアピールした建物でした。後日、天皇陛下も真子様の案内で訪れていました。今度時間があったら屋上庭園も見てみたいし、有名ショップでブランド品も買ってみたい(遠い願望(^_^))。

10月、池上線開業90年記念の無料乗車に行ってきた。夫がブログにも書いたが、池上本門寺を訪ねたあと蒲田へ。「ユザワヤ」は昔はココしか無くてよく来た。その頃の風景は変わらず、駅前のオフィスの盛況ぶりに驚きながら、ランチ。このあたりは飲食店が安くてサービスが良いのが変わらない。満員の電車にのって大崎広小路へ若い頃住んでいた町を歩く。変わったこと・変わらないこと・妙に覚えていた風景に再開した。五反田へ抜け、再び乗車して戸越銀座で下車、武蔵小山・西小山まで歩いて帰宅。よく歩いた一日でした。

11月、久しぶりに台湾にでかけた。今回は台北で開催されるMake Faireを観るのが目的のひとつ。LCCに乗るために早朝、車で羽田へ向かう。駐車場の予約が満車で取れなかったので、念のため次男を乗せていった(空いてなかったら車を持って帰ってもらうため)。幸い駐車場は空いていたので次男にはリムジンバス始発で帰宅して貰う(帰国便も深夜なので車を置いておかないと帰宅が大変)。ありがとう。

Maker Faireを観る前に台湾の北東の街、宜蘭(イーラン)、羅東(ラトウ)にでかける。宜蘭へは台北駅から急行(普悠馬号)に乗って1時間ちょっと。駅弁を食べながら車窓の景色を楽しんでいるとすぐ到着。宜蘭駅や駅前広場は、宜蘭出身の絵本作家ジミーリャオさんの世界観で彩られていた。

宜蘭駅 宜蘭駅前広場
宜蘭駅 宜蘭駅前広場

羅東では、夜市で食べまくり、翌日は駅近くの林業文化園を散策してSLを観たり、海辺の街にでかけ冷泉に浸かったり、豆腐岬という名前に惹かれて出かけたら何も無かったりと、楽しんできました。台北にはバスで戻り、途中のトンネルの多さに改めて台湾は山国と認識しました。

台北では総統府内を見学したり、忠烈祠で衛兵交代を観たり、夜市を散策してきました。Maker Faire Taipeiの様子は夫のブログ参照。来年は深センのMaker Faireへ是非に行きたいと目論見中。

羅東 豆腐岬の由来の岩
蘇澳冷泉 豆腐岬の由来の岩(豆腐のような直方体に割れる)

12月、フィギュアスケート全日本が武蔵野森スポーツプラザという、自宅から1時間程度で行ける場所で開催された。入場券を獲得のためにチケットぴあ・ローソンで抽選に挑む。何とか初日が取れたので女子ショートを観戦に出かけた。東京オリンピック用の新しい施設で設備も最新でした。日本のフィギュア女子選手の層が厚いので一人一人のレベルが高い。選手達のこの日の為に努力してきた演技に直に触れられて感激。スポーツ観戦は面白いですね。

一年間、いろんな事がありました。子供達は独立していくが、実家の母を定期的に訪ねる様になり、子育ての時に助けてくれたことを思い出す。人生は巡るのだと思いながら、今しかできない楽しいことに挑戦していきたい 。取りあえずは来年1月に四大陸選手権を観戦に台北を再訪します。

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