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135   私の年金に限って!!(2008.5.16)

私のところにもついに年金特別便が配達された。考現学 第129話で自信たっぷりに「清い社会人生活だったので問題は無い」と書いた。しかし、特別便には私が8年間も在籍した企業の年金の記録がスッポリ落ちていた。確かめるべく、フリーダイヤルするが繋がらない。社会保険事務所も混んでいるらしいし、行く時間もない。

2,3日電話して氷殺ジェットの時を思い出して、朝一番の9時丁度に電話が繋がるタイミングでかけてようやく繋がった。私は年金手帳が保管してあったので事情を簡単に説明し、記載のミスを指摘することが出来た。どうやら似た名前や年金番号に不都合があったようで「千葉で働いたことは無いか、2、3ヶ月国民年金に入ってないか?」などと聞かれたが、現場は相当混乱しているようだ。

オペレータに聞くと平成9年以前のデータは基本的に台帳に継続されていないらしい。平成9年ってたった10年前だよ。厚生省って何を考えて年金の管理をしていたのか? 脱力。この年金に多くの人々が老後を託しているのに危機感がなさ過ぎるシステム運営だ、民間だったら許されない。

年金特別便に添付された、異議申立書に年金手帳からの番号と年金手帳のコピーも同封して送り返した。厚生省がどんなに頑張っても私の年金データが修正されるのに2,3年ぐらいはかかるらしい。私は既に20数年も年金に加入しているので(年がばれる(^o^))年金受給資格はあるのに宙ぶらりんだ。年金データの修正完了は通知されないので自分でサイトから確かめろと言われ、何だか落ち着かない。私の老後は安泰なのか?

この国の年金制度は腐っています。まさか自分の年金データが侵されているとはビックリ。「御上の為さることに間違いはございません」と暢気に構えていてはいけない。あと1年少しで20歳を迎える長男の国民年金の支払いも考えてしまう。一度、落とした信用は中々回復しない。年金に対する不信感が益々年金離れに繋がり、私の老後に不安が一杯。やはり、長寿など望ますに欲望の趣くままに美味いモノを食べて、鯨飲しちゃうぞ。

デジタルオシロスコープ

連休はどこへ行っても混むし、ガソリンも高いので前半は自宅の改装。後半に三男を連れてJRで帰省しました。1泊だけでしたが、母のデジカメのデータを整理や墓参り、従兄弟たちとの交流と、有意義でした。旦那さんは相変わらず得体の知れない電子工作に熱中してますね。ついにデジタルオシロスコープを購入しました。毎月、天引きされている年金保険料と同じぐらいの値段ならば、欲しい物を買って何が悪いかという物欲大魔王らしい論理でしたね。

さらに円高だからという理由で、通販でアメリカから何やら購入していた。旦那が不在中にFedExで荷物が届いた。FedExって国内はクロネコとかの宅配業者に委託しているのかと思ったら、FedExの車で荷物が届いた。受け取りの証明が印鑑ではなく、端末にタッチペンでサインだったのが新鮮。漢字のサインでいいか確認してしまった。漢字でOKでした。

最近ミシンで縫い物に凝っていたので、早速オシロスコープのカバーを縫いました。私のミシンは結婚祝いに貰った20年物、時々しか使わないけどいつでも調子の良い頼れる相棒です。パソコンみたいにあっという間に陳腐化する電化製品に比べてなんと清く賢く単純なこと。

単純な電化製品といえばアイロンが壊れた(T_T)。10年前に購入したコードレスで、チタンコートも剥がれているが毎日使っていた。裁縫のため移動したときに落としたら壊れた。コードレスは高いから、コード付きに買い換えたが、やはりコードレスのほうが使い易いと後悔。パワーはあるけど軽すぎて力を入れてかけないとスッキリ皺が伸びない。スチーム用の水タンクがカセットでないのもちょっと面倒。でも、コードレスの時のように蓄熱を気にしないで使えるので短時間にアイロン掛けができます。

毎回、毎回、物を捨てたり、買ったりと物欲に振り回されています。本当に欲しいのは安心して年取って、必要な医療を受けることです。後になってあの時は何も心配なくて良かったなぁと思い返す事もあるでしょう。老後の心配ばかりしてないで、今の幸せを十分に享受して、楽しみたいです。

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