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114   春休みの修学旅行 (2006.4.30)

世の中、ゴールデンウィークに入ったが、我が家の日常にはほとんど影響がなく淡々と過ごす予定。子供達はカレンダー通りで、休みも長男は部活にでかけ、三男は少年野球の試合があり、応援にでかけるのは普段の週末とそれほど違わない。今年中学に入った次男だけは少し休みがあるが宿題が結構出た模様。旦那の会社も世間が騒ぐ9連休ではなく途中は出勤だ。

考現学をしばらく更新しない間に、ホリエモンが逮捕されライブドアは上場廃止となった。ライブドアは既成の慣習を打ち破り、新しいビジネスを創造してくれると期待していたのに不正行為は残念。でも、会社はまだ残っているから新たな経営陣に期待したい。楽天もイマイチぱっとしないし、ソフトバンクの一人勝ちじゃつまらない。

去年まではホリエモンを担いでお祭り騒ぎを煽っていたマスコミは、逮捕されたとたん手のひらを返すようになったが、それがマスコミの性なのか。投資家もライブドアの影響で新興市場が活気づいてそれなりに儲けた人もいるだろう。損害を受けた人も株取引にリスクはつきものだし、粉飾されていることもリスクのうちではないのかな、と無責任にも書いてみる。保釈されたホリエモンは神妙だったが、そんな顔は見たくないぞ。前のように傲慢な無頼派であってほしい。

話しは変わって、少し前になるが春休みに次男の小学校卒業を記念して個人的な修学旅行にでかけてきた。小学校の歴史で勉強した寺院や国宝などを見てみたいとのことで、2泊3日の京都・奈良だ。ネットで見つけたJR東海の新幹線とホテルがセットになった個人ツアーを利用し、親子3人の旅を楽しんできた。旦那は仕事、長男は部活で不参加。

朝早い新幹線ででかけたので、初日からバスの1日券を使って色々見て回る。次男がバスの路線図を見て、乗るバスを調べてくれるので助かる。いつの間にか役に立つようになっていて母は我が子の成長が嬉しい(親ばか)。

まずは定番の金閣寺。さすがに観光客が多い。光り輝く金閣に感動。私が修学旅行で来たときはこんなに綺麗じゃなかった(超望遠)。子供達は金粉団子を食べて満足。東京は桜が8分咲きでしたが、京都・奈良は想像していたより寒く、桜も開花したばかり。

京都といえばやっぱり金閣寺

夜、思いがけず関西方面に出張が入った旦那と京都駅で待ち合わせて、ライトアップされた二条城にでかける。少し肌寒いが琴の生演奏などもあり、風情があって中々いい感じ。子供達も夜の城の雰囲気に満足した様子。桜が満開だとさらによかった。その後、京料理を楽しむ。子どもには受けないかと思ったが結構気に入ったようだ。

翌日は急遽休暇を取った旦那と共に4人で奈良へ。奈良公園では鹿煎餅を持った三男が鹿に取り囲まれパニック。奈良の大仏、博物館、猿沢池を巡った後、法隆寺まで足を伸ばす。途中で雪が降ったりと天候は大荒れ。法隆寺の周辺はのんびりした田舎の風景で、飛鳥時代に思いを馳せる。ここを聖徳太子が歩いたかもね、などと話ながら散策。学校で習った玉虫の厨子などもみられた。京都に戻り夕食後、一人自宅に戻る旦那を駅で見送る。

奈良公園で鹿に襲われる三男

最終日、銀閣寺平安神宮などを廻る。三男は銀閣寺の地味さがちょっと残念そう。代わりに平安神宮の朱色の派手さが対照的であった。この日も風が強く、寒い日だ。次回、訪れることがあったらもう少し暖かくなったころにしよう。その後、錦市場では試食をしまくり、漬け物などを買う。さらに新京極でお土産を物色し、夕方、駅ビルで買った京料理の駅弁を味わいながら帰路に着く。

こうして3日間の個人修学旅行は滞りなく終わった。でかける前は寺院巡りは子供達には退屈かなと心配していたが、学校の勉強ででてきたところを見て回れ、興味深かったようだ。また、美味しいものを食べまくったのもよい思い出となった。

今回、IT関係は泊まったホテルの部屋から、旦那が出張用に持参したパソコンで金閣寺の写真を姉に送った程度でした。普通の観光客向けホテルでブロードバンド接続できるようになったことに少し感動。世の中、着実に便利になっています。でも、旅のあいだくらいネットから離れるのもいいですが。

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