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イスタンブル 旅の準備

トルコツアーが人気のようでよく広告を見かけたが、ツアーの詳しい日程を見ると、一日で数100キロも移動して毎日違うホテルに泊まりトルコを一週するタイプが殆ど。毎日移動する旅は私達には一寸無理。

そこで、今回は個人旅行に挑戦です。個人で手配するとかなり割高で、航空券とホテルだけで安いツアー料金の1.5倍位して、現地での交通費や入場料、食事代を入れると2倍以上になりますが、自由を買う値段だと割り切りました。

お正月にお互いや子供達のスケジュールを確認して、3月末から4月始めにかけて出かけることにして、ネットでトルコ航空の直行便を予約。ホテルは予約サイトの口コミを見て検討し、ヨーロッパ側旧市街にある小さなホテルに決めた。日本語の予約サイトも利用できたが、ホテルへ直接申し込む方が安くて無料で空港に迎えに来てくれる。

同じホテルに7泊滞在して、のんびりしつつもあっちこっちを見て歩く旅です。行動範囲は大まかに下記の地図の中。

イスタンブルあっちこっち範囲
イスタンブルあっちこっち範囲

 

東京ジャーミー

イスタンブル行きが決まってから、少しだけイスタンブルについて勉強してみた。

まずは、1月に代々木上原にある東京ジャーミー・トルコ文化センターで開催された「イスタンブル文学散歩」という講演を聴講。イスタンブルを舞台にした文学作品に沿ったイスタンブルの紹介があり、興味深かった。ここで、最近はイスタンブールと伸ばすのではなく、イスタンブルと表記すると聞いた。

東京ジャーミーはドームとミモレットが特徴的な美しい建物。講演を聞いたついでにジャーミーの内部も見学させて頂いた。女性はスカーフなどで髪を隠さねば内部に入れない。これは現地のジャーミー(モスク)も同じ。東京ジャーミーではスカーフをお借りしたが、旅行には持参した。

東京ジャーミー
東京ジャーミー
東京ジャーミー 礼拝堂の中は別世界
東京ジャーミー 礼拝堂の中は別世界

 

本・映画・DVD

続いて、イスタンブルに関係する本や映画を楽しむ。普通のガイドブックも図書館から借りて眺めて気分を盛り上げる。

塩野七生さんのコンスタンティノープルの陥落は、15世紀に東ローマ帝国の首都コンスタンティノープル(今のイスタンブル)が、オスマン帝国のメフメト2世に征服される歴史物語。よかった。イスタンブルに行く前にお勧め。行ってから読み返すのもよい。

映画007 ロシアより愛をこめてには、アヤソフィアや地下宮殿のような地下水道がでてくる。イスタンブールの旅(DVD)は、観光スポットのスナップビデオ。アマゾンで500円だったので買ってみた。

コンスタンティノープルの陥落
コンスタンティノープルの陥落
007 ロシアより愛をこめて
007 ロシアより愛をこめて
イスタンブールの旅
イスタンブールの旅

 

IT機器

イスタンブルはWiFiが普及しているらしいので、タブレットを持参することにしてNexus7を購入。夫婦ともにスマートフォンを持っていないので、初めて指で画面を操作するデバイスだ。Androidの使い方は次男にレクチャを受け、アプリを少しだけ入れた。

また、画面に表示されるキーボードでは入力がしんどいので、BlueToothで繋がる小型のキーボードを子供から借りた。これである程度長い文章も打てる。GoogleMapsはネットに繋がなくてもが使えることに気付いてからは、道に迷う心配がなくなり凄く便利だった。道に迷うほど、あっちこっちふらふらしていたのです。

ホテルの部屋で日記を打つ
ホテルの部屋で日記を打つ
GoogleMapsで現在位置確認中
GoogleMapsで現在位置確認中

あとデジカメのSDメモリカードを購入して複数枚のメモリカードを持って行くことにした。パソコンを持って行かないためハードディスクにバックアップができないのが少し心配。メモリカードが壊れたり、カメラを紛失したりしたらそれまでの写真が消えてしまう。結果として大丈夫だったが、Nexus7に繋がるアダプタもあるようなので、無料のクラウドサービスと組み合わせればバックアップできそう。今後の課題とする。なお、日記は毎日、自分のメールアドレスに送ることでバックアップした。

 

言い訳

本記録は、旅行中に打っていた日記を元にした老後の楽しみのための備忘録です。ところどころ、日記のような時制の文章も残っています。

旅行前半は時差ボケで早朝(深夜)に目覚めてしまったので、前日の記録を詳細に打っていました。しかし、後半は時差ボケ解消と疲れのため、早起きしなかったので記録が次第に少なくなりました。従ってテーマによって密度の濃さが色々混在します。

読んで頂く皆さんに多少なりとも参考になるところがあれば幸いです。

 

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