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イスタンブル アジアサイド

アジアサイドへは、ボスポラス大橋をバスやタクシーで渡る方法と、渡し船(といっても大きい)で渡る方法がある。今回、両方試してみた。それもそれぞれ両方向へ移動したので計4回渡った。物好きだ。

 

メトロブスでアジアサイドへ

メトロブスは2台連結されたバスが2、3台連なり、バス専用レーンを高速で走る大量輸送機関。丁度帰宅ラッシュだったようでとても混んでいる。立って乗っている人も多数いるが時速100Kmくらいはでているのではないかと思う。日本では高速道路は立って乗れなかったのでは。

このメトロブスもひと駅乗ったら、違うバスに乗り換え。みんなについていって無事に乗れ、運良く席にも座れた。いよいよボスポラス大橋を渡る。橋の上は専用レーンではなく、一般の通行と同じなので渋滞で混んでいる。

アジアサイドのウズンチャユルという駅で降りて、再び地下鉄に乗り、海辺のカドキョイを目指す。ここのメトロブスと地下鉄の連絡通路が異常に長い。東京駅の京葉線の乗り換え以上に遠い気がした。

メトロブスでボスポラス大橋を渡る
メトロブスでボスポラス大橋を渡る
地下鉄の乗り換え通路が長すぎ
地下鉄の乗り換え通路が長すぎ

繁華街のカドキョイには午後7時ころに到着。まだ明るい。街を散策するが、海峡を挟んだヨーロッパ側と、こちらのアジア側では少し雰囲気が違う気がした。思い込みによる気のせいかもしれないが。

レストラン街を歩くと客引きが声をかけてくる。こちらとしてはゆっくり店の雰囲気やメニューを見たいのだが、立ち止まると強引に席(屋外のオープン席)に座れといわれるのでゆっくり選べない。結果として地元のひとが入るようなデリで夕食。

乾物屋っぽいお店
乾物屋っぽいお店
夕食、野菜不足だったので野菜中心
夕食、野菜不足だったので野菜中心

 

船でヨーロッパサイドへ戻る

帰りは海峡の渡し船でヨーロッパに戻る。最終便の1本前の船をあてにして、目当ての桟橋に行ったらここはフィニッシュした、あっちだとかなり先の方を指さす。小走りに向かうが出航時刻を少し過ぎてしまった。でも、走って乗り込もうとしている人がいたので、後を追いかけて走る。係員が急げ!と声を掛けてくる。最期の乗客として滑り込みセーフ。

夜景が綺麗。この船もイスタンブールカードで1.95TLで乗れるので、夜景を楽しむために往復してもよい感じ。

船から見えた夜景(緑の塔はナイチンゲール博物館)
船から見えた夜景(緑の塔はナイチンゲール博物館)
デッキから見たボスポラス大橋(遠くのイルミネーション)
デッキから見たボスポラス大橋(遠くのイルミネーション)

 

船でアジアサイドへ渡る

ルメール・ヒサリ(要塞)を訪ねたあと、バスでカバタシュまで戻り、船着き場からボスポラス海峡をアジアサイド、カドゥキョイに渡る船に乗船。船から見えるヨーロッパ側、アジア側共に多くのジャーミーが目立つ。

カバタシュからカドゥキョイへの船
カバタシュからカドゥキョイへの船
乙女の塔
乙女の塔

アジア側の最西端の駅、重厚な趣のハイダルパシャ駅が見えてくる。帰りはこの駅から電車に乗る。

青いキリン(コンテナ・クレーン)
青いキリン(コンテナ・クレーン)
ハイダルパシャ駅
ハイダルパシャ駅

 

カドゥキョイ

船を下りてカドゥキョイの街をぐるっと一周するノスタルジックトラムに半周くらい乗ってみた。丁度丘の上のあたりで降りて、色々な店を覗きながら坂道を下り海辺まで歩く。小さなスーパーマーケット(コンビニのような感じ)があったので、地元のお菓子や飲みものを買ってみる。

観光客相手ではなさそうな雑貨屋や食料品店など面白い。干しトマトが安かったので自分用のお土産にした。軽くていいのだが嵩張る。

ノスタルジック・トラム
ノスタルジック・トラム
乗って丘の上へ
乗って丘の上へ

カドゥキョイの街中
カドゥキョイの街中
干しトマト、干し茄子
干しトマト、干し茄子

昼食は少しオシャレなデリのようなところでとる。食後、トルコ珈琲の店で一休み。初トルコ珈琲だ。オーダー時に甘さ(砂糖の量)を聞かれた。珈琲の粉と砂糖を一緒に小さな鍋で煮だして入れ、上澄みをカップに注ぐ。フィルタで漉してないのでカップの底にはどろっとしたものが残り、最期まで飲み干すと苦い。

飛行機の中ででるような小さなカップのミネラルウォータが一緒に出されたので、何事かとおもったら、最期の苦みをゆすぐ?ためのようだ。

トルコ珈琲で一休み
トルコ珈琲で一休み
海辺に戻った、向こうはハイダルパシャ駅
海辺に戻った、向こうはハイダルパシャ駅

 

電車・メトロブスでヨーロッパサイドへ戻る

ハイダルパシャ駅まで歩き、ローカル電車に乗ってみる。と言っても一駅だけ乗って、メトロブスに乗り換える。駅に着くまで電車の本数が分からず心配だったが15分おき位にある模様。この電車にもイスタンブルカードで乗れた。

ハイダルパシャ駅ゲート
ハイダルパシャ駅ゲート
この電車に乗った
この電車に乗った

乗り換え駅近くには、トルコの名門サッカーチーム、フェネルバフチェの本拠地であるシュクリュ・サラチョール・スタジアムがある。駅が思いのほか大きかったのは、スタジアムの観客をさばくためだろう。

車窓から見えたカルフール
車窓から見えたカルフール
シュクリュ・サラチョール・スタジアム
シュクリュ・サラチョール・スタジアム

メトロブスに乗って、ボスポラス海峡をアジア側からヨーロッパ側に渡る。ヨーロッパ側に入るとメトロブスの乗り換え。乗り換えと言っても同じ路線のメトロブスに乗るのだが、アジア側からのメトロブスは一律ここが終点でヨーロッパ側と別れている様子。

ボスポラス大橋を渡る
ボスポラス大橋を渡る
メトロブス乗り換え駅ロータリ
メトロブス乗り換え駅ロータリ

その後、新市街を抜けて金角湾を渡り、トプカプあたりで降りてテオドシウスの城壁跡を散策した。

 

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