ホーム > DIYの記録 > 発泡スチロールカッタ
 発泡スチロールカッタ (2023.4)
(2023.4.7掲載)

発泡スチロールカッタ

発泡スチロール製の緩衝材やトロ箱を処分しやすくするための発泡スチロールカッタ。

工夫点は以下

・ニクロム線を引っ張るのにダイソーのクランプのバネを利用
・安全対策としてLEDランプモニタを付けた
・PWMパワーコントローラを使って適度なパワーでカット
・ノートパソコン用のACアダプタを利用



動画

カットしている様子とメイキング(3分54秒)

発泡スチロールカッタ ダイソーのスチールクランプ

カットに使う電熱線(ニクロム線)は、通電して熱くなると伸びるので引っ張らないとたるんでしまう。

そのために一方の腕木を開くようにしてテンションをかけるのに必要なバネを取り出す。

発泡スチロールカッタ バネ

クランプの支点ピンをサンダで削って外してバネを取り出す。

発泡スチロールカッタ バネの埋め込み

腕木にバネが埋め込める穴を開けて埋め込んだ様子。

発泡スチロールカッタ 腕木の固定

適度なテンションがかかるようにバネ位置を決めて、バネが埋まるように彫刻刀で削った。バネが外れないように木ネジで固定。

丁度手元にあった大き目のワッシャをかぶせて腕木の支点を固定。裏はダブルナット。

発泡スチロールカッタ プロトタイプ完成

安定化電源を使って電圧・電流を確認しながら試し切り。スイッチは仮にマイクロスイッチを使用。

発泡スチロールカッタ セーフティランプ

安全のため、通電して発熱していることが分かるようにLEDの通電中ランプを付けた。

ニクロム線はφ0.5mm。切れた時に張り替えられるように小さいヒートンに巻きつけてある。

発泡スチロールカッタ パワーコントローラ

電力を調整できるようにアマゾンで買ったDCパワーコントローラを組み込むことにした。

発泡スチロールカッタ ケース作り

3Dプリンタでケース作り。握りやすいサイズにした。

発泡スチロールカッタ ケース組み込み

スイッチとパワーコントローラを組み込んだところ。

発泡スチロールカッタ 完成

右上に写っているのがACアダプタ。

発泡スチロールカッタ ACアダプタ定格

昔使っていたDellノートパソコンのACアダプタ65W 19.5V 3.34A。

パワーコントローラでフルパワーにするとニクロム線が赤熱して切れそうになるので適宜調整。


目次
  Copyright (C) from Metal Woods 2023