フィルム/フラットベッド スキャナーの実力比較 |
フィルムスキャナー DiMAGE Scan Elite 5400 とフラットベッド スキャナー EPSON GT−X700の実力を比較してみました。 GT−X700を購入されたOMユーザー「けーちょうさん」のご好意により、X700でスキャンした作例とポジフィルムを借用できましたので、自宅のDiMAGE Scan Elite 5400と比較してみました。 DiMAGE Scan Elite 5400 最大読み取り解像度:5400dpi 発売:2003年6月 作例での読み取り解像度 (全体表示は5400dpi、4800dpiを縮小した画像) 尚、比較で使用した作例は「けーちょうさん」より借用した画像です。 |
作例1(ポジ スリーブ) 両スキャナー共レタッチなしで、GT−X700のアンシャープもオフにしています。 |
DiMAGE Scan Elite 5400 EPSON GT−X700
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作例2(ポジ スリーブ) 両スキャナー共レタッチなしで、GT−X700のアンシャープもオフにしています。 |
DiMAGE Scan Elite 5400 EPSON GT−X700
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作例3(ポジ マウント) 両スキャナー共レタッチなしで、GT−X700のアンシャープもオフにしています。 |
DiMAGE Scan Elite 5400 EPSON GT−X700
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作例4(ポジ マウント) Elite 5400はレタッチなし、GT−X700はスキャナーのドライバー側でアンシャープがかけられているためシャープな画像となっています。
色の深み・諧調・抜けのよさはElite 5400が優れていますが、解像感は見劣りしないレベルになっています。 |
DiMAGE Scan Elite 5400 EPSON GT−X700
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GT−X700でピントを改善させる フラットベットスキャナーのピントはガラス面に合わせているため、フィルムをスキャンするとピントの甘い画像となりますが、直にフィルムベースをガラス面に置けばピントが改善されるはずです。 右下の画像はスリーブでフィルムベースがガラス面から0.2mmの設定になるように下駄を履かせてスキャンしていますのでピントが少し改善されているのが判ります。
アンシャープをかけることにより画質はさらに向上し、かなりのレベルまで追い込むことができると思います。
これに関する詳しい情報は「けーちょうさん」のホームページで「写真館」「EPSON X−700を使いこなす」を参照してください。 |
EPSON GT−X700(通常) EPSON GT−X700(0.2mmの下駄履き)