第52回全日本フェンシング選手権大会
優勝者インタビュー
女子フルーレ優勝

新井 祐子
藤井毛織(株)
(2年ぶり3回目)
安定した試合運びで2年ぶり3回目の優勝を手にした新井選手だが「実は調子はあまり良くなかったんです」と言う。
「体調がよくなくて、準決勝、決勝あたりはバテバテでした。でも、精神的には落ち着いていて、体ができる範囲でやってくれました。相手がよく見えて冷静に判断できたので、無駄なミスポイントはありませんでした」
この精神力が新井選手の大きな武器のようだ。
決勝戦は久保選手(宮崎クラブ)との対戦。「私は相手をまず見るクセがあるので、出だしはゆっくりと、時間をフルに使うタイプなんです。前半はよかったんですが、中盤で受け身に回って、もう少し動かないとと言う気持ちが空回りしてしまいました」
しかしそこでも冷静さを発揮し、「無理にアタックにいかないでゆっくりとやり、相手の焦りにつけ込もうと思いました」という試合運びで優勝を獲得した。
優勝は3度目ということもあってか、落ち着いて歯切れよく話してくれた新井選手に今後の目標を尋ねると、「オリンピックに出たいですね。必ず出られるという自信というものはないのですが、これまでそれを目ざしてきたわけですから」と、さらりと答えてくれた。「オリンピック」という言葉に対して特別な気負いを感じさせない口調だったが、それは逆に、新井選手にとってオリンピックはすでに当然の目標になっていることを示しているように思われた。

(文責Fencing Online JAPAN)

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