第52回全日本フェンシング選手権大会
優勝者インタビュー
男子フルーレ優勝

青木 雄介
東京フェンシングスクール
(3年ぶり2回目)
決勝戦で岡野選手(熊本クラブ)を破った瞬間、大きくジャンプして喜びを体全体で表した青木選手。今大会に対する思いは格別のものだったようだ。
「今年、世界選手権の代表から漏れたんです。それまで6年間、代表として引っ張ってきたという自信があっただけに悔しい思いをしました。それだけに今回は意地を見せたかったんです」
しかし、今大会前には怪我をして数日間練習ができないなど、体調は十分ではなかったそうだ。それでも「1回戦から試合をやっていく中で、やれる自信がでてきました。15本勝負というのは長いですから、最初からとばさずにどこでスパートをかけるか、ということを考え、おもわく通りに進めることができました。自分の会心の試合を続けられたと思います」と言う。
決勝戦の相手の岡野選手は大学の後輩に当たる。「お互いに手の内はわかっていますから、特に対策とかは考えず、自分の持っているデータの中で対応しようと考えていました」
試合は青木選手がリードし、14対10と優勝まであと1点というところまでいくが、そこから相手に連取され、14対14に追いつかれてしまう。それでも気持ちの上では追い込まれてはいなかった。「手足に疲労がたまり、同時突きではずす凡ミスもありました。14対14から勝つのは気持ちと運です。気持ちで引かずに前に出ました」という気迫で3年ぶり2度目の優勝に輝いた。
「1900年代最後の大会の優勝が今年の目標でした。日本選手権の優勝者は1人しかいないわけですから、この自分の看板に誇りを持って、来年はオリンピック出場を目指します」と話してくれた青木選手の今後の活躍を期待したい。

(文責Fencing Online JAPAN)

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