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浅野温子プロフィール

1997/07/31作成
1999/10/03更新

ふりがな あさの・あつこ
職業 女優
主な作品歴  

上記テレビドラマリストでは本格デビュー作「文子とはつ」(TBS)をはじめ、初期の出演作品が若干抜けています。近日中に訂補する予定です。(1999/10/03現在)

主要出演映画作品

舞台

受賞歴
  • 日本アカデミー賞最優秀助演女優賞(1984年、映画「陽暉楼」の演技による)
  • ベストドレッサー賞(1988年)
  • ゴールデンアロー放送賞(1989年)
  • 日本アカデミー賞話題賞(1989年)
  • ベストジーニスト賞(1989年)
  • テレビジョンATP賞(1989年)
所属 OFFICE GIGOLO(オフィス・ジゴロ)←ワン・ステップ・ミュージック
本名 魚住温子(うおずみ・あつこ)
生年月日 1961/03/04
出身地 東京都 足立区
学歴 東京都立代々木高等学校(四年制)卒業(1976年入学)
趣味・特技 読書
所属 OFFICE GIGOLO(オフィス・ジゴロ)←ワン・ステップ・ミュージック
家族 夫・魚住勉氏(コピーライター、1983年結婚)
関連ホームページ

 

 浅野温子は一男一女の長女として育ち、都立代々木高等学校(四年制)へ入学した1976年あたりからテレビドラマ、映画に端役で出演。確認できる初期の出演作品としては、テレビドラマ『忍者キャプター』『俺たちの朝』、映画「エデンの海」などがあります。

 1977年、ポーラテレビ小説『文子とはつ』(TBS)のオーディションを受け、はつ役として最後まで候補に残ったものの、40歳までの老け役は当時16歳だった浅野温子は年齢的に難しいということで代わりに山の娘・きりに扮して脇役ながら好評を得ました。

 つづいて映画「高校大パニック」でのヒロイン役で好演。角川映画「スローなブギにしてくれ」でもその独特の存在感で時代の雰囲気を見事に体現して注目され、以降多数の角川映画に出演しました。また、1983年の映画「陽暉楼」では日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。テレビドラマでも単発ドラマ『季節を踊る女たち』(1986)では傘を間違えたというささいなきっかけで知り合ったしがない一人の中年男に恋をした女性を演じるなど着実にテレビ・映画で印象的な役柄を積み重ねました。

 その人気が一気に茶の間まで浸透した作品が、テレビドラマ『あぶない刑事』(1986 NTV)、『パパはニュースキャスター』(1987 TBS)であり、元気でパワフルかつコミカルな存在感ある女性を好演。とくに前者は12年経た1998年に再びスペシャルドラマ&映画化されるなど根強い人気を保ってきました。

 つづいて、同じ「浅野」姓の浅野ゆう子と共演したテレビドラマ『抱きしめたい!』(1988 CX)は、「W浅野(ダブル・浅野)」と呼ばれるそのキャスティングの妙も相まって大ヒットを記録。本作のヒットをきっかけにいわゆるトレンディドラマとよばれる作品群が多数制作さっる端緒を築きました。

 その後、90年代に入っても、空前のヒットを記録したテレビドラマ『101回目のプロポーズ』でのヒロイン役をはじめ、ガンにむしばまれながらも男性からの恋に応えようとする女性役を演じた『素晴らしきかな人生』、犯罪プロファイリングを扱った異色作『沙粧妙子最後の事件』など90年代ドラマ史に足跡を残す重要な作品に出演。着実に存在感を示し今日に至っています。


作成にあたり、OFFICE GIGOLO提供の資料を参考にさせていただきました。

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参考文献・「日本映画俳優全集・女優編」(1980、キネマ旬報社刊)


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