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2013/12/4 【旧局舎にてTimelineで更新】




U-5-[テクニカルチャートの活用法]−(13) パラボリック

パラボリック・タイム/プライス・システム(Parabolic time/price system)、通称パラボリックはRSIと同様J・W・ワイルダーによって開発された、 大相場(大きなトレンドを形成する時)に活躍するテクニカル指標です。 ローソクチャートの上下に出ている放物線の形をした線のことを指します。 このパラボリックはSAR(ストップアンドリバース)という値をつなげて線にしたものです。

【パラボリック指数の見方】
[1] 通常、ローソク足がパラボリックの上にある場合は、「上げ相場」を示し、下にある場合は「下げ相場」を示します。 上昇相場でローソク足がパラボリックを下抜けから「売りサイン」、下降相場でローソク足がパラボリックを上抜けたら「買いサイン」とされています。 常に買いまたは売りのポジションを持つことを前提としています。

[2] パラボリックは、相場が大きなトレンドを形成している時には非常に有効ですが、 ボックス圏に入ってしますとシグナルに遅れが出ていまうため、 逆のオシレーター指標を併用した方が良いとされています。

【計算式】
[1] 当日SAR=前日SAR+加速因数×(新値−前日SAR)
新値: 上げ相場の場合は、そのトレンドの新高値、下げ相場の場合はそのトレンドでの新安値を指す。
加速因数: 新値更新ごとの加速率、初期値からの増加分(J・Wワイルダーの経験則から、 初期値および加速因数は0.02が妥当とされています。)

加速率最大: 加速因数の上限(0.2が妥当とされています) 例えば、最大値0.2、初期値0.02、加速因数0.02の場合、9 回までの新値更新時に加算されます。


テクニカル分析 ABC 日経ネット
パラボリックとはトレンド追随型のテクニカル分析で途転買い・途転売りのシステムと言われています。 途転(ドテン)とは、例えば、今まで「買い」であったのが、トレンドが変わった時に手仕舞うだけでなく、 すなわち売却するだけでなく、売りポジションも新規にとります。 この逆は売りポジションだったものを買い戻すと同時に買いポジションをとります。 ということは常に「買い」か「売り」のポジションを持つことになるのです。




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