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■J_Coffeeのテクニカル教室(2巻)■
さて、ボリンジャーバンドの使い方を補足しましょう。 あくまで、私の信じるところで間違っていても知りません。 開き直れるのが、無料の個人ホームページの強みです。

ボリンジャーバンドの幅(σ)は、価格変動のリスクの大きさを意味しています。バンド幅も変動します。 バンド幅が狭くなっている状態から、もち合い放れが起こるとバンド幅は広くなります。 この瞬間は、買いサイン(下放れの時は売りサイン)と言われます。

ボリンジャーバンドは順張りで使うのが基本だ、と私は思います。 この場合+1σと-1σのラインは重要です。
すなわち、+1σを超えている状態で買い、この値を超えている間は買いを継続します。 +1σを割ったら売却です。

売りから入る場合は、-1σを割っている状態で売ります。-1σを超えたら買い戻しです。

単純明快ですね。 ボリンジャーバンドは、本当は、順張りに向いた指標なのです。 しかし、逆張りマニアの間では、「-3σを割った瞬間に買う」というのは、かなり有名です。 この手法、バンドの幅が縮小した後に起こったときは、出現頻度も高く、騙しの可能性もあります。 むしろ、もち合い放れが起きているかもしれません。


乱暴な言い方をすれば「平均値から標準偏差の 2.5倍も乖離することは希有なこと」である。 故に,ボリンジャーバンドに接近した値動きは過去 21日間の相場変動から見て滅多にないこと,と解釈できる。 相場がボックス圏にあるならば「滅多にないこと」は早晩修正される。 つまり,ボックスの中に戻ってしまう。

しかし,相場がボックスから抜け出ようとしているのであれば, 過去の値動きに比較して稀な変動は事態の変化を知らせている可能性がある。 厳密な統計学的見解は別にして,相場をこういう角度から見るのも面白いのではなかろうか。


ボリンジャーバンドは株価移動平均線と標準偏差で構成されています。例えば25日移動平均線を基準に説 明します。
「25日間の個々の終値」から、その「25日間平均値」を引いたものを二乗し、それを25日分合計し、 その値 を25で割り、最後にその平方根をとったものが「25日標準偏差」です。

ボリンジャーバンドの特徴
ボリンジャーバンドはリスクの範囲を示します。
株価はボリンジャーバンドの中で推移することが原則です。
そのバンドから逸脱する株価は、売られ過 ぎ・買われ過ぎのシグナルとなります。
株価がバンドを逸脱する時は相場の前提条件に大きな変化があったり、 突発的事象がある場合があ る。
またトレンドにおおきな変化の可能性もあります。

バンドの収縮状態が長く続き、その後株価がバンドを突き抜けると、トレンド転換の可能性が高い。
バンド自体がトレンドとなり上値抵抗線や・下値支持線を示します。
バンドの形状は株価の状況を表します。
バンドが収縮しているときは株価はボックス圏で推移していま す。

バンドが拡大しているときは、大きなトレンド形成時である。

バンドはマーケット参加者のポジション状態を表す
トレンドが一方方に傾くと、マーケット参加者心理は 徐々に不安になり、
上昇相場であれば利食いが大きくなり、下落相場であれば安値買いが多くなり、
結 果そのトレンドは徐々に弱まり、結果バンドの収縮が起こります。
次に株価がこれまでのトレンドと反対 方向に動くと一気に移動平均方向へ調整が起こります。



U-5-[テクニカルチャートの活用法]−DLJヘルプ
 (11) ボリンジャー・バンド ボリンジャ−・バンドは、
TP(ティピカル・プライス:高値,安値,終値の平均値)と「標準偏差」で構成されています。 あらかじめ設定したある期間(マーケットスピードでは25日、26週、9ヵ月を採用)の移動平均値に、 算出された幅(標準偏差)を、その上下にバンドとして描くチャートです。統計学ではデータが正規分布している場合、 「平均値±標準偏差」内にデータが入る確率は約68%、 「平均値±標準偏差の2倍」内にデータが入る確率は約95%であることが知られています。 ボリンジャー・バンドはこの特性を活用したものです。 バンドが広くなっているところはボラティリティ(ある一定期間のうちに、商品の価格がどの程度上下変動するかを示すもの) が大きく、
狭くなっているところはボラティリティが小さい、ということを意味します。

保ち合い相場においては、株価は「平均値±標準偏差の2倍」内で動くケースが多いため、 「平均値+標準偏差の2倍(+2σ)」のラインを抜けた(に近づいた)時には売りポジションを取り、 「平均値−標準偏差の2倍(−2σ)」のラインを割った(に近づいた)時には買いポジションを取るのが、一般的な活用法となっています。
トレンドが発生している(しつつある)相場においては、各標準偏差のバンドをサポートラインやレジスタンスラインとして活用し、 ポジションを取ることも有効です。


【長所と短所】 ボリンジャーバンドの長所、過去の一定期間内の変化の幅から、 個別銘柄の株価がどの程度の範囲を推移していくのかを確率的に予想する時の補助になる指標。 短所、強いトレンドの時、価格が予想外に激しく変動し、バンドを逸脱することが多い。 ブレイクアウトなどの場合、上方のバンドにへばりついて時期尚早の売りシグナルを発します。 また、寄り付き付近では、ギャップが生じ、うまく機能しません。 通常デイトレーダーは、現地時間午前11時以降に、5分以内のチャートのオシレーターとして使用する。

株価は 「平均値±標準偏差の2倍」内で動くケースが多いため、「平均値+標準偏差 の2倍」のラインを抜けた(に近づいた)時には売り、 「平均値−標準偏差の2倍」のラインを割った(に近づいた)時には買いを入れるのが一般的な活用法となっています。  また、各標準偏差をサポートラインやレジスタンスラインとして活用することも出来ます。

株式チャートの部屋


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ボリンジャーバンドは通常、対象となる市場の移動平均から上下それぞれ2標準偏差離れたものを使用します。 ボリンジャー は、ほとんどの場合に20〜21日の移動平均線を用いるのが最適だと提唱していますが、50日ぐらいまで高くすることもあります。 また、単純な移動平均線が一般的に用いられますが、より高い感応度が必要であれば、指数平滑平均線や、 より低い感応度でよ ければ平滑平均線が理想的でしょう。

元々、彼の理論は主として株式を対象としたもので、2つのバンドが非常に接近して、 チャートが横ばいにある状況の時が理想 的なタイミングとしています。 価格がバンドの外で引けた時、ブレイクした方向でポジションを作ります。 これは上昇ブレイク、 下降ブレイクのいずれでも使えます。 先物の場合には、特にイントラデーでのトレーディングにおいては、より多くの間違ったブ レイクが生じることに注意して下さい。 このため、ブレイクを試し、確認する場合には、他の手法を用いたほうが良いでしょう。

手仕舞いとして用いる際には、両方のバンドはトレンドが示している逆の方向の動きをしなくてはなりません。 下降トレンドに おいては、上方バンドが下落に転じたときに最初の部分的な手仕舞いとして考えます。 このことは、通常トレンドが減衰し保合い の価格の動きが始まるとすぐに起こります。 2つ目の手仕舞いシグナルは、下方バンドが上昇に転じたときに手仕舞いと考えます。 どちらの手仕舞いシグナルが良い結果を生 むのかは判りません。 仮に、トレンドが短期であるか、間違ったブレイクアウトである場合には、最初の手仕舞いシグナルでも利 益が得られます。 仮に、トレンドが垂直なぐらい急激であることが判明したときには、両方のバンドが拡大し続け、 流れに乗り続 けるべきであることを示します。 また、トレンドが強いことが判明するものの爆発的でない場合には、2番目の手仕舞いが最も機 能するでしょう。 最初の手仕舞いシグナルが有効となると、当初のエントリーポイント(建ち玉値段)へストップロスのポイントを変更するべきで しょう。

ボリンジャーバンドは絶対的な買いや売りのシグナルを出しませんが、多くのトレーダーは以下のルールを用いていることが多い ようです。
+2σを上抜いた・・・急騰を意味していると判断し、買い建ち
−2σを下抜いた・・・急落を意味していると判断し、売り建ち
反対側のバンドが破られたときに手仕舞いする。…移動平均線をストップロスポイントに用いる人も多い。

※また、ボリンジャーバンドのラインをサポートラインやレジスタンスラインと捉えるという考え方もあります。 しかし、ボリンジャーバンドは日々変化するものですので、後から見ると合っているように見えますが、 実際の売買の時には使え ないといったことになります。


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