日本国債    幸田 真音 (著)    読書ノート


外資系証券会社勤務の朝倉多希は日本国債のディーラー職に抜擢された矢先、 入札が不足し国債が発行できない“未達”という大異変に巻込まれる。 多希は未達を画策した影の力に気付くが、事態は政界にまで広がりを見せる。  数多の取材を基に、日本の抱える財政問題に鋭い視点で斬り込み、 国内外のメディアや国会でも質疑に取り上げられるなど大反響を呼んだベストセラー経済小説のオリジナル版の文庫本

国債の仕組み(それぞれの立場でのここは「買い」か「売り」か)など勉強になる。 さらに文庫本発行時には、単行本の発行の時期と状況がかなり異なっていたため、 大幅に書き換えてあるので、違和感なくのめり込める。 日本国債は薄氷の上にずんずんと積り続けている実態、 そしてそれを是正するための一つの方法を示してくれています。








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